プリキュアドリームスターズ×仮面ライダー ー仮初の戦士達ー   作:風来のがばお

4 / 6
やっつけ小説にようこそ。第3話となりますが、投稿してなんですがあまり納得のいく文章ではありません。

ご指摘があれば、よろしくお願いします。


変身

「んん…この辺りのはずなのだけどね」

「ええ。彼女の魔力の反応はこの辺りからですし、この近くに潜伏している可能性がありますね」

 

先程イチカ達を襲った二人の闇に堕ちた戦士、仮面ライダーアナザーパラドクスと仮面ライダーアギトは、怪人達を引き連れ、セレスティアの持つ魔力の残滓を頼りに四人を探していた。

 

「辺りの建物は怪人達に倒させてはいますが…それでも出てこないという事は…」

「ウィ。何処か地下にアジトを作って隠れてるって訳ね」

 

そう考え、アナザーパラドクスは怪人達に命令出した。

 

「皆!この辺りの建物だけじゃなくて地面ごと破壊しなさい!」

「「グゥオォォぉぉ!!」」

 

命令に従い、怪人達は破壊活動を再開し、各地で悲鳴が起こり、周囲はより酷い状態になっていった。

 

「こうなればイヤでも出てくるでしょうね」

「ええ。彼女もこれまでの戦いで疲弊している事でしょうし、倒すのは簡単でしょう。それにあの三人をあの方に捧げれば、あの方も喜ぶでしょうね」

 

怪人達の破壊活動に二人は参加し、セレスティアとイチカ達をあぶり出そうとした。その時であった。

 

「お探しの相手はこちらですよ」

《エクスプロージョン・ナウ》

 

突然瓦礫の間から光が漏れ出したかと思うと、爆発が起こり、瓦礫は跡形もなく吹き飛んだ。その爆心地には、隠れていたであろう地下への隠し穴、そしてセレスティア・スカーレットの姿がそこにはあった。

 

「やっと出てきたみたいね」

「あなたから出てくるとは、探す手間が省けましたよ」

「黒いパラドクスに…アギト…ラプラス…!」

 

《ドライバーオン・ナウ》

 

どちらも正義の仮面ライダー。それを闇の戦士に堕とされた事に怒りながらセレスティアはバックルを変身ベルトであるワイズドライバーへと変え、レバーを操作した。

 

《シャバドゥビタッチヘンシーン…シャバドゥビタッチヘンシーン…》

 

「変身…!」

 

《チェンジ・ナウ》

 

セレスティアは左手のチェンジウィザードリングをベルトにかざし、白い魔法使い…仮面ライダーワイズマンへと変身した。

 

「たった一人で私達に立ち向かうつもりですか?」

「流石のあなたでもこの数と私達二人を相手にするのは無理があるんじゃないかしら?」

「ちょ〜っと待った〜!」

 

と、隠し穴から声が響き、そこからイチカを先頭にミライとハルカの三人が出てきた。

 

「現れましたね。プリキュアの皆さん」

「…イチカ…」

「ん?どうかしましたかパルフェ?」

「いえ…何でもないわ。あの方の命令が大事よ…(何かしら…さっきもちょっと思ってたけど…あの子を見てると…何故か…戦うのを躊躇っちゃうような…)」

 

イチカの姿を見て、アナザーパラドクスは何故かは分からないが、まるで共に過ごした親友のような感覚に軽く躊躇いを感じた。

 

「何だかあの黒いの…私を見てるような…それに何か…会ったことのあるようなないような…」

「何だろう…私はあの金色の仮面ライダーに何か…親近感ってのかな…そういうのが…」

「私は特に無いけど…」

 

イチカとミライの二人もアナザーパラドクスと同様に何かしらの絆のようなものを感じていた。ハルカは特に感じられなかったが。

 

「力を失ったプリキュアを出したところで何になるのですか?」

「それはどうでしょうか?皆さん…あまり時間はありませんでしたが、行けますか?」

「はい!石から使い方のイメージが流れ込んできてなんとなくは使い方は分かりました!」

「あとは戦いながら!」

「二人共…行こう!」

「「うん!」」

 

《ドライバーオン・プリーズ》

 

三人はワイズマンの前に立ち、イチカハンドルのついたドライバーを腰に、ミライは右手にセレスティアが使用した指輪を填めてバックルにかざし、ハルカは刀のような物がついたドライバーを腰に装着した。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

「これは何ですか?」

 

ハルカは差し出された石の一つを受け取って尋ねた。

 

「これは仮面ライダーの力が込められた魔法石です」

「魔法石ですか?」

「ええ。二人もこれを」

 

セレスティアに促され、イチカとミライも魔法石を手に取った。

 

「この石をどうするんですか?それに私達…戦う事なんて出来るんですか?私達がプリキュアだったのは…まぁ分かりましたけど、それでも世界が変わったせいで力を失ったんどすよ。そんな私達に戦うのなんて…」

 

イチカの言うとおりである。伝説の守護者であるプリキュアとはいえ、力を失った今ではただの人である。そんな状態で戦うなど自殺行為である。

 

「…確かに…そうでしょうね。ですがその仮面ライダーの力が込められた魔法石の力を借りれば、あなた方は仮面ライダーの力を得て、怪人達と戦う事が出来るでしょう」

「私達が仮面ライダーに?」

「これであの怪人達をやっつける事が出来るんですね?」

「…頼んでおいて申し訳ないのですが…いいのですか?この戦いは危険が付きまとう…下手すれば命の危険性もあります。それでも戦いますか?」

 

セレスティアは改めて三人に質問した。いきなり世界を守護する存在だったと言われ、更に世界を守る為に危険な戦いに参加してくれと言われれば、何を言っているのか分からないだろう。それにいきなり危険な事に参加してくれ等と言われれば普通はNOと答えるだろう。

しかし三人は違った。

 

「うーん…よく分からないんですよね。いきなりあんなのと戦ってって言われても…普通は嫌だし、怖いですよ。でも何だろう…それ以上に戦わなきゃ、って…守らなきゃって思っちゃうんです。私達がプリキュアだったから…なのかな…でも…皆が笑顔を守るためなら…戦います!」

 

イチカの答えにミライとハルカも頷く。どうやら二人も同じ考えのようだった。

 

「セレスティアさん。どうすれば仮面ライダーになれるんですか?」

「私達に…戦う力を…!」

「…分かりました。その魔法石に強く願ってください。本当に世界を救いたいと願えば…その想いに魔法石は応えてくれます」

 

イチカ達の強い意思を感じ、セレスティアは方法を教えた。イチカ達は教わったとおり、目を瞑り、石に念じた。

 

(お願い…!)

(私達に…!)

(世界を守る…!)

(((力を…!!)))

 

三人の強い願いに呼応するかのように、魔法石は光り輝き、三種類の仮面ライダーの顔の指輪に変化した。

 

「変わった…!」

「では三人共、私のバックルにかざしてください」

 

三人はセレスティアの指示に従い、セレスティアの手形のバックルに指輪をかざした。

 

《ビルド・ナウ》

《ガイム・ナウ》

《ウィザード・ナウ》

 

指輪をかざすと、それぞれの指輪は三つのドライバーへと変化した…

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

「テュリゴール!?それは…!」

「ドライバー…!?」

 

《オレンジ》

「エンゲージ!」

《ロックオン!》

 

三人がドライバーを取り出した事に驚くアナザーパラドクスとアギト。それに気にせずハルカは懐からオレンジを模した錠前を取り出し、ロックを解除し、ドライバーに錠前はめ込んだ。するとハルカの頭上からオレンジのような鎧が現れた。

 

「フレイム」

《シャバドゥビタッチヘンシーン♪シャバドゥビタッチヘンシーン♪》

 

ミライは赤い指輪を左手に付け、ドライバーのレバーを倒した。ドライバーからは軽快な音楽が流れ出した。

 

「戦車と兎を…!」

 

《ラビット!》

《タンク!》

《ベストマッチ!》

 

イチカはボトルのようなものを振り、ドライバーに二本ずつ装填した。

 

「変身!」

「変身!」

「変身!レッツらまぜまぜ!」

 

ハルカはドライバーについた刀を倒し、ミライは左手の指輪をドライバーにかざし、イチカはハンドルを回して叫んだ。

 

《オレンジアームズ!花道・オンステージ!》

 

《フレイム・プリーズ》

《ヒー!ヒー!ヒーヒーヒー!》

 

《鋼のムーンサルト!ラビットタンク!》

 

ハルカはフルーツと鎧武者の二つを掛け合わせた戦士"仮面ライダー鎧武"に、ミライは絶望を希望に変える指輪の魔法使い"仮面ライダーウィザード"に、そしてイチカは兎と戦士の意匠を持つボトルの戦士"仮面ライダービルド"へと変身した。

 

 

今ここに、仮面ライダーの力を借り受けた三人の戦士が並び立つ。




感想お待ちしております。次回もよろしければ…
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。