そして取り調べが始まる。
「ではいくつか質問していきます。」
「はぁ…わかったわよ…」
穂乃果がそう言うと、ため息をつきながら真姫は取り調べに応じることを決意する。
「(まぁ…適当に答えればいい話だし…)」
「では質問していきます。西木野さん…沢田綱吉のさんんのことが好きですよね?」
「なななな何言ってるのよ!?そ、そんなわけないでしょ!?」
いきなり核心をつく質問を穂乃果がすると、まさかド直球でこんなことを聞いてくるとは思ってもいなかった真姫は顔を真っ赤にして動揺してしまう。他の部員も穂乃果のした質問に呆れてしまい、頭を抱えてしまう。
この反応で充分、真姫がツナのことを好きということは一目瞭然なのだが、今回の目的は真姫を自白させることが目的なのでこれではダメなのである。
「いきなりそんな質問してどうするのお姉ちゃん!」
「お姉ちゃんじゃない!穂乃果刑事!」
「そんなのはどうでもいいから!こういうのは遠回しに聞いていって、得た情報を元にして真実を突き止めなきゃ!」
「えー…そういうまわりくどいの苦手なんだよねー…」
雪穂の言葉に穂乃果は嫌そうな表情をしてしまう。まだ取り調べを始まったばかりであるにも関わらず、お先真っ暗の状態である。
すると穂乃果はことりに…
「ことり刑事!アレを出して!」
「え?う、うん…」
穂乃果がことりに頼むとことりはある物を用意する。それは美味しそうな匂いがするどんぶりであった。
そのどんぶりを見て真姫は顔を引き攣らせるどんぶりの蓋を開けると。
「か、かつ丼…?」
それはよく一昔前の刑事ドラマの取り調べのシーンによく出てくる、かつ丼であった。
「家庭科室を借りて作ってみたの。」
「なんでこういうことに無駄に力をいれてるのよ…」
ことりの言葉に呆れてしまう真姫。そして穂乃果は表情をキリッとさせると、口調を変えて真姫に言う。
「とりあえず
「食べないわよ!」
「そんなじゃ田舎のお母さんは泣くわよ。」
「泣いてないわよ!」
一昔前の刑事ドラマでよく言われるセリフを言う穂乃果だが真姫には全く効果はない。こんな状況でこんなセリフを言われても真姫でなくても全く効果でないであろうが。
そんな状況の中で花陽が…
「お、美味しそう…」
「かよちん…」
「花陽…」
かつ丼を見て食べたそうな表情をしている花陽を見て凛と海未は呆れてしまう。もう取り調べはグダグダになってきている。
するとアイドル研究部から一人の声が聞えてくる。
「ったくお前ら。そんなんじゃ一生、容疑者を自白させることはできねぇぞ。」
「え…?」
穂乃果が驚くと、アイドル研究部の天井が自動ドアのように開き、そこから警察官のコスプレをしている
リボーンが飛び降りると、部室の机に着地する。
「だ、誰!?」
「俺はボンゴレ警察署、マフィア兼
警察手帳(おそらく本物の警察手帳を真似てリボーンが勝手に作った物であるが、ボンゴレのマークがはいっている)をアイドル研究部部員全員に見せながらリボーンが自己紹介する。
そしてリボーンが自己紹介すると…
「おおー!本物の刑事さんだー!」
「かっこいいにゃ!」
「ハラショー!」
この刑事?がリボーンだということに気づかず、
本物の刑事だと思いこんでしまっている穂乃果
と凛と亜里沙は目を輝かせる。
「どこか刑事よ!どう見てもツナの家庭教師じゃない!」
「何言ってるの真姫ちゃん?リボーン君なんてどこにもいないよ。」
「そうだにゃ。」
「これが日本の刑事…」
この刑事?がどう見てもリボーンであるという真姫だが穂乃果、凛は全く気づいていない。亜里沙はリボーンをジロジロと見てはいるものの全く気づいていない。
すると海未がリボーンに言う。
「そもそも何であなたが
「
「一体どこからその情報を…」
「簡単だ。
「アジト!?何を勝手に作ってるんですか!即刻、撤去させてもらいます!」
「無駄だぞ。俺のアジトは学校中に張り巡らされている。」
「いつの間にそんなことを…」
リボーンのアジトが
そして話は取り調べの話に戻る。
「お前らの取り調べを見させてもらったが、全然なっちゃいねぇな。俺が本物の取り調べってやつを見せてやる。」
「おおー…さすが本物の刑事が言うとなんか違うなー…」
「なぜ気づかないんですか…」
「そもそも刑事どころか…
「完全にマフィアと敵対してる職業だよね…」
リボーンの言葉に感嘆の声をあげる穂乃果に対して、海未、雪穂、花陽は複雑な気持ちになりながら言う。
「今日は真姫が嫉妬している現場を見たっていう
人物を連れてきてる。まずはそいつの証言を聞い
てみるぞ。」
「な、成程…第三者の意見を…」
「入ってきていいぞ。」
リボーンがそう言うとアイドル研究部部室の扉が開かれる。リボーンが連れてきた証人とは一体誰なのであろうか!?
しょうもない話を長々とやってしまい申し訳ありません。こんなしょうもない話ですが感想があれば遠慮なくどうぞ。
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