このあと、お化け屋敷は二人組みのペアで行くこととなった。とりあえず即席で紙に自分にくじを書いてそれを全員で引いてペアを決めることとなった。
「それじゃペアを決めるよー。」
みんなの名前を書いた紙を縦に2回折って、細長くしたものを手に握りながらそう言う。
「(穂乃果ちゃんとペアに…!!)」
「「(ツナ君と…!!)」」
「(ツナ君と…って私はまた…!?)」
「(ツナと…!!)」
「(ツナさんと…!!)」
「(た、ただのくじ引きなんだし…!!)」
「(ツナと一緒に、なりたいなんて思ってないんだから…!!)」
ツナ、穂乃果、ことり、海未、凛、にこ、真姫は心の中でそう思いながらくじを引いていく。
そしてくじ引きの結果は…
「よろしくお願いしますにこさん。」
「よ、よろしく…!!」
ツナのパートナーになったのは、なんとにこであった。
にこは少し顔を赤らめながら言う。だがツナは穂乃果とパートナーになれず心の中でちょっぴり残念な気持ちになっていた。
そしてにこがツナのパートナーになることが決定すると…穂乃果、海未、ことり、凛、花陽、真姫はもの凄い羨ましそうな表情でにこのことを見ていた。
ちなみに他のメンバーのパートナーは、穂乃果は海未、ことりは花陽、山本は凛、獄寺は真姫、
雪穂は亜里沙、絵里は希という組み合わせになった。
一方で獄寺と山本は…
「ったく、何でよりによって
「俺は星空とか。」
自分のパートナーが真姫であることに少し嫌な顔をする獄寺と、パートナーが凛であることに特に何も思わない山本。
一方で亜里沙と雪穂は…
「私たち、一緒だね雪穂。」
「そうだね。」
亜里沙と雪穂はパートナーになれて嬉しい様子である。
それと同時に雪穂は心の中で「ツナさんかお姉ちゃんのを引いてたら、譲ってあげられたのになー」と心の中で思ってしまっていた。
そして希はツナとパートナーになれずちょっぴり、がっかりしていた。
「残念。ツナ君と一緒になりたかったやんけど、くじ引きやし、しょうがないか。」
「希も…その…ツナ君のことが…好きなの?」
若干言いにくい表情で絵里が尋ねる。すると希は一瞬きょとんとしてしまうが、すぐにいつもの表情に戻って絵里の問いに答える。
「もともとウチは年下がタイプやし、ツナ君すっごく可愛い反応するやん。ウチにとってドストライクなんよ。」
「そ、そう…」
ちょっと以外な希の答えに、絵里は少しだけ驚いてしまう。するとさらに希は続ける。
「それに…」
「それに?」
「ツナ君はウチと似たような過去を持って、男の子で初めてウチの気持ちを理解してれた人やから。」
「え?ツナ君が?」
「ずっと勉強も運動もできないから馬鹿にされてて、そのせいで友達がいなかったやけど、リボーン君と出会って全てが変わったって花見の時に言ってたんよ。」
「そうなの…」
希がそう言うと、ツナにそんな過去があったことに少しだけ絵里は驚いてしまう。
そんなことを絵里と希が話していると…
「じゃあ、次は順番を決めようよ。」
穂乃果がお化け屋敷に入る順番を決めようといい始める。
そして一番最初にお化け屋敷に入るのは…
「俺たちか…」
各パートナーの代表がジャンケンで順番を決め、最後に負けたのはツナであった。
「あ、あの…にこさん大丈夫ですよね?こういうお化け屋敷とか…」
「へ!?だだ大丈夫に決まってるじゃない!?」
「よ、よかったぁ…俺こういうの苦手なんですよ…」
にこがお化け屋敷が平気だと聞いてツナはちょっとだけ安心してしまう。がにこの体が震えていることにツナは全く気づいていないのであった。
にことはあんまり絡みがなかったので、今回はこうしてみました。
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