大空とスクールアイドル   作:薔薇餓鬼

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昨日は2話分、投稿できなくてすいません!


標的(ターゲット)13 「変わってる」

 

 

 

 

 

 

ツナと初めてあったファミレス。アイドル研究部のメンバーは全員集合していた。もちろん海未も。(ほぼ強制的に連行されたとも言ういい方もある。)

 

「まだ来ないねー、ツナ君。」

 

穂乃果が店内にある時計を見れながら呟く。一方で海未はさっきからそわそわし、落ち着かない様子を見せている。

 

「もう耐えられません!帰ります!」

 

「ちょっと海未ちゃん!ここまで来ておいてそれはないでしょ!」

 

「き、来たくて来たわけではありません!みんなが強制的に連れて来るから…!」

 

「だってそうでもしないと、絶対に来なかったでしょ!」

 

「お、落ち着いて!穂乃果も海未ちゃんも!」

 

穂乃果と海未が言いあっていると、それを止め

ようよことりが二人の間にわってはいる。一方

で2年生メンバーは本当に海未に何があったんだ

のかと心配してる。

そんなことをしていると。

 

「あのー…お取り込み中いいかな…?」

 

「あ!ツナ君!」

 

「ツ、ツナ君!?」

 

いつの間にかツナが穂乃果たちの後ろにいた。穂

乃果と海未が喧嘩?していたのを見て、すごく話

しかけづらかったようだ。

 

「いやー、ごめんね。急に呼んじゃって。」

 

「ううん、気にしないで。それより約束通り友達を連れてきたよ。」

 

「初めまして。沢田綱吉です。気軽にツナって呼んでください。」

 

「こ、小泉花陽です。」

 

「星空凜です。」

 

「西木野真姫よ…」

 

お互いに自己紹介すると、ツナは椅子に座ると紙袋とケーキの入っている箱をテーブル置く。

 

「これウチの母さんが作ったスイートポテトと、あと友達が並盛で美味しいって言ってたケーキ。全員分あるから。」

 

「私たちの分も!?」

 

「い、いいんですか…?私たちまで…?」

 

「うん、全然いいよ。お近づきの印ってことで。」

 

自分たちの分まで用意してくれたことに驚く凜と花陽。

それに対して真姫は特に驚かず、冷静だった。

 

「まぁ素直に受け取ってあげるわ。」

 

「ま、真姫ちゃん、失礼だよ!歳上だよ!」

 

「いいよ気にしなくて。普通に話してくれたんでいいから。」

 

ツナに対して敬語を使わない真姫を花陽が注意するが、ツナは全然気にしていなかった。

 

「ねぇツナ君!今日はホノ太郎はいないの?」

 

「きょ、今日は家に置いてきたんだ!」

 

「そうなんだ…あとでまた触りたかっただけどなー」

 

ホノ太郎…ナッツは家に置いてきたと嘘をついくツナ。

実際は今指につけているボンゴレギアの中にいるのだが…

するとホノ太郎という聞きなれない単語に真姫が穂乃果に尋ねる。

 

「ホノタロウって誰?」

 

「ツナ君の飼ってる猫だよ。すっごく可愛いの!」

 

「え!見てみたいにゃ!今度見に行っていいかにゃ!?」

 

「い、いいけど…」

 

「やった!」

 

猫が好きな凜は、目をキラキラと輝かせながらツナに頼み込む。ツナは凜の勢いに押されながらも、凜の頼みを承諾する。

 

「(見にくるのはいいんだけど…ナッツは猫じゃなくてライオンなんだよなー…)」

 

ナッツがライオンとは気づかれることはないだろうが、何か騙している気がしていてちょっと複雑な気分になってしまうツナ。

すると今度はことりがツナに尋ねる。

 

「そういえばツナ君。今日はどうやってここまで来たの?並盛から歩いて来たら大変だよね?」

 

「今日はバイクに乗ってきたんだ。」

 

「バイクの免許持ってるのツナ君!?」

 

「うん。高校入ってから取ったんだ。」

 

ツナがバイクの免許を持っていると知って、海未以外は「い、意外…」と言わんばかりの顔をしていた。正確にいえば取ったというよりはリボーンに取らされた(・・・・・)というのが正解である。

その中で海未だけは驚かず、とあることを思い出して顔を赤くし、下を向いて俯いていた。

 

「(バイク…!二人乗り…!)」

 

自分がツナとデートした時(妄想の中で)に、ツナの後ろに乗っていた時のことを思い出していた。

 

「(あああああああ!また私は!)」

 

「あれ?海未ちゃん大丈夫?また顔が赤くなってるよ?」

 

「いいえ!何でもありません!そ、それよりも大丈夫なんですか!?いつまでもここにいて!?ご両親が心配されるのでは!?」

 

「まだ全然時間たってないよ…海未ちゃん。」

 

ツナがこの場にいるせいか海未にとっては、もう2時間以上はこの店にいるような感覚であるが、実際はまだ30分もたっていなかった。

そんな海未にことりが言うと、海未は恥ずかしさのあまり顔を真っ赤にしていた。それに対してツナは何も言わず、普通に答える。

 

「心配してれくれてありがとう。大丈夫だよウチの母さん遅くなってもあんまり心配しないし、父さんはいないし。」

 

「あ…ごめんなさい…変なことを…」

 

父親がいないと聞き、海未はツナの父親が亡くなっていると思ってしまい謝る。それを察したのかツナは、慌てて弁明する。

 

「い、いや!父さんがいないっていうのは、別に亡くなったわけじゃなくて、海外で仕事をしてて、いないってことだから!」

 

「ツナ君のお父さんって、海外で働いているんだ。何の仕事してるの?」

 

「え、えっと…南極で石油を掘ってる泥の男…?」

 

穂乃果が尋ねると、ツナ顔に冷汗を流しながら答える。さすがにマフィア関係の仕事をしているとはいえないので嘘をついた。

南極で石油を掘っていると聞いて、全員がなんとも言えない気分になる中で真姫がツナに尋ねる。

 

「南極って…そもそも石油出るの…?」

 

「さ、さぁ…?出るんじゃない…?」

 

「あんたの父親って変わり者ね…」

 

「そもそも父親って呼んでいいのかどうかもわからないところがあるんだよねー…」

 

「何か問題でもあるのかにゃ?」

 

「仲が悪いとかですか?」

 

凜と花陽がツナの父親…家光のことについて尋ね

ると、ツナが家光のことを語り始める。

 

「仲が悪いわけじゃないんだけど…小さい頃に父

さんに何の仕事してるのって聞いてみたら、世界

中で交通整理をしてるって言ってて…」

 

「ユ、ユニークなお父さんなんですね…」

 

「何でそんなこと言ったんだろう…?」

 

世界中の交通整理と聞いて海未とことりがそう呟く。

他のメンバーも再び複雑な気分になっていた。

そしてさらにツナの話は続いていき。

 

「中学の時に帰ってきた時には、朝4時ぐらいに俺の部屋に入ってきて「メシ取りに行かないか」って言ったのが、数年ぶりに帰ってきた息子に対して一番最初に言った言葉だった…」

 

「確かにそんな父親がいたら、父親って呼んでいいかわからなくなるわね…」

 

「で、でも!家族のために海外で働いているなんて立派だと思います!」

 

「ありがとう花陽ちゃん…優しいんだね。」

 

ツナに同情する真姫に対して、花陽は少し無理して家光のことを褒めてくれる、そんな花陽にツナはお礼を言う。

 

「(別に父さんを認めてないわけじゃないんだけど…なんかなー…)」

 

そんなことをツナが考えていると、穂乃果が尋ねてくる。

 

「変わっているって言っても、お父さんが家にい

なくて寂しくないの?」

 

「父さんがいないのが当たり前だと思ってたから、寂しくはないかな?それに今は居候が5人いるし。」

 

「「「「「5人も!?」」」」」

 

居候が5人もいることに驚く穂乃果たち。穂乃果、海未、ことりはリボーンがいることを知っているが他の4人の居候については知らないため驚いていた。

 

「おかしいでしょ!1人や2人ならともかく!5人って!」

 

「いやー…なんかいつの間にか増えててさ…母さんも全然気にしてないし…」

 

「一体その居候させている人の親は何をしているんですか!?」

 

「親…?いたっけ…?そういえば全然知らないし…考えたこともなかったな…」

 

真姫と海未がつっこむが、ツナはこれが当たり前になっていたので、何も疑問に思っていなかった。

この時、みんなはツナの家は一体どうなっているのだろうと思ったのだった…




すいまっせーん!今回も2話分投稿できません!

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