大空とスクールアイドル   作:薔薇餓鬼

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標的(ターゲット)141 「新たな戦いの始まり」

 

 

 

 

 

 

 

 

なんとかツナは絵里をマフィアランドの海岸まで、連れていくことができた。

 

「降ろすぞ。」

 

「え、ええ…」

 

そう言うとツナはゆっくりと絵里を降ろす。

そして額とボンゴレギア大空の死ぬ気の炎が消え、ノーマル状態に戻るとボンゴレギアがただの手袋に戻る。

 

「ふぅ…終った。絵里さん(・・)大丈夫ですか?」

 

「え!?ええ、大丈夫よ。」

 

また絵里さんと、さん付けで呼ばれたことに、ことりと真姫と同じく戸惑いながらも答える絵里。

 

「あのツナ君…?」

 

「何ですか絵里さん?」

 

「ツナ君はその…二重人格とかじゃないのよね…?」

 

「ち、違いますよ!そう言いたくなる気持ちも分かりますけど!」

 

ノーマル状態の時と(ハイパー)死ぬ気モードの時あまりにも違いすぎてツナが二重人格ではないのかと思ってしまう絵里だが、ツナは二重人格ではないということを言う。

すると海岸の空に弾丸が真っ直ぐ飛んでいく。弾丸はスカルの船艦の手前で複数に分散していき、船艦に直撃する。そして弾丸が直撃すると共に複数あった船艦が全て海の中へ沈んでいく。

 

「あれはコロネロの…相変わらず凄い…」

 

「本当に海の藻屑にしたのね…どんだけ強いのよ…」

 

沈んでいく船艦を見ながら、コロネロの強さを再認識するツナと、コロネロの強さを初めて知る絵里。

 

「あれ?そういえば先に行ったリボーンがいない…それにマフィアランド(島の中)が静かだ…もう終ったのかな…?」

 

先にマフィアランドに帰ったはずのリボーンがいないこと、そして絵里を救出にいく前と違ってマフィアランドの中が静かだといことに気づくツナ。

 

「たぶん戦いはもう終ってるから大丈夫かな?とりあえず行きましょう絵里さん。もしまだ敵がいるなら俺が絵里さんを護りますから。

 

「わ、わかったわ…」

 

まだ敵がいるかもしれないと聞いて絵里は緊張してしまう。

さらにツナは続ける。

 

「あ!それとこんな時にアレなんですけど、絵里さんにお願いがあるんですけど…」

 

「何かしら?ツナ君?」

 

「さっきの俺の姿のことが秘密にしておいてほしいんですけど…」

 

「さっきのって…あの額が燃えてたあの…?」

 

「はい。」

 

「わかったわ。また質問なんだけど、私の他にもμ'sのメンバーの中で知っている子もいるの?」

 

(ハイパー)死ぬ気モードのことを秘密にすることを了承すると、絵里は(ハイパー)死ぬ気モードのツナのことを知っているかどうかを尋ねる。

 

「あー、μ'sの中で絵里さんの他に二人知ってます。でも名前を言うのはちょっと…」

 

「あ!別にいいのよ!ちょっと興味単位で聞いてみただけだから!」

 

ちょっと言いにくそうな表情をしているツナを見て、絵里が慌てて弁解する。

すると海岸の向こうから足音と声が聞こえてくる。

 

「十代目ー!」

 

「ツナ君!絵里ちゃーん!」

 

「お姉ちゃーん!」

 

「あ!獄寺君!みんな!」

 

獄寺、穂乃果、亜里沙が叫びながらみんなと一緒に走りながらやって来るのを見て、安心した表情になるツナ、それと同時に戦いが終ったことを理解する。

そして亜里沙はそのまま絵里に抱きつく。

 

「お姉ちゃん!大丈夫だった!?」

 

「ごめんね亜里沙。大丈夫よ、ツナ君が助けてくれたから。」

 

抱きついてきた亜里沙の頭をそっと撫でる絵里。

そしてツナが助けてくれたと聞いてことりと真姫は…

 

「(これで私とツナ君だけの秘密が…)」

 

「(も、もしかして絵里も…!?ま、まさかそんなわけ、って…べ、別にそうだったとしても私には関係ないんだから!///)」

 

ツナと自分だけの秘密だったのが、絵里も知ってしまったことで二人だけの秘密ではなくなってしまい残念な気分になってしまうことり。正確にいえば既に二人だけの秘密ではなくなっているのだが…

一方で真姫は(ハイパー)死ぬ気モードのツナに助けられたと聞いて、絵里もツナのことを好きになったんじゃないかと思い始める。

 

「やっぱり凄いねツナ君!絵里ちゃんを助けるなんて!」

 

「当たり前だ!十代目ならこれくらい当然だ!」

 

絵里を助け出したツナを称賛する獄寺と穂乃果。

するとツナがさっきから見当たらないランチア、バジル、ラルについてリボーンに尋ねる。

 

「そういえばランチアさんとバジル君とラルは?」

 

「あいつらならカルカッサファミリーの奴らを拘束してる。」

 

「そうなんだ。」

 

リボーンがランチア、ラル、バジルが何をしているか答える。

すると亜里沙が…

 

「ツナさん。お姉ちゃんを助けけてくれてありがとうございます。」

 

「気にしないで亜里沙ちゃん。俺は護りたいものを護っただけだから。」

 

頭を下げてツナにお礼を言う。ツナは亜里沙に向かって笑顔でそう言う。

するとツナの体に寒気が走り…

 

「ハックション!」

 

おもいっきり、くしゃみをする。どうやら海の中に入ったせいか、体が冷えてしまったらしい。

 

「大丈夫っすか十代目?」

 

「どうしたのにゃ?」

 

「もしかして風邪か?」

 

「ちょっと水の中に入ったから…ちょっと寒気が…ハクション!」

 

くしゃみをしたツナを見て心配する獄寺、凛、山本。

すると再びツナはくしゃみをだす。

そんなツナを見て絵里が…

 

「これよかったら使って。」

 

「あ、ありがとうございます絵里さん。」

 

絵里がティッシュを渡すと、ツナは鼻をかむ。

そしてさらに絵里はハンカチを渡す。

 

「それから小さいけど、これで体を拭いて。」

 

「あ、ありがとうございます。」

 

絵里にお礼を言うと、ツナは絵里から貰ったハンカチで水に濡れた体を拭き始める。

そして絵里とツナの間にいい感じな雰囲気を感じたのか穂乃果たちは…

 

「「「絵里ちゃん?」」」

 

「「「絵里?」」」

 

穂乃果、花陽、ことり、海未、真姫、にこが異様なプレッシャーを放つ。

 

「え、えっと…別にこれは違うのよ///!」

 

異様なプレッシャーを放つ6人に、絵里は顔を少し赤くしながら戸惑ってしまう。

 

「な、何かもの凄い殺気のようなものを感じるぞ…」

 

「とうとうエリチまで。」

 

「やっぱりお姉ちゃんもツナさんが。」

 

「まさかとは思ったけど・・・。ツナさん、μ'sのメンバー全員を…」

 

「こりゃまた面白くなってきたな。」

 

この光景を見て了平、希、亜里沙、雪穂、リボーンが言う。

こうして新たな戦いが幕を開けるのであった。

 

 




これでμ's全員にフラグが建ちました。あとはA-RISEですが、ツバサさんだけにしようと思ってます。

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