大空とスクールアイドル   作:薔薇餓鬼

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標的(ターゲット)146 「夕食」

 

 

 

 

穂乃果と一緒に観覧車に乗ることができたツナは告白のチャンスだと思い、穂乃果に想いを伝えようとするもあえなく失敗に終わった。

そして全員が観覧車に降りると、リボーンが全員を今日泊まるホテルに案内し、そしてホテル中にある食堂に入る。

そこにはたくさんの椅子とテーブルがあり、たくさんの料理が並べられていた。

 

「今日の夕食はバイキングだ。ここでは世界中の料理が食べ放題だ。好きなだけ食え。」

 

「た、食べ放題!?」

 

「ああ…また花陽ちゃんが…」

 

「もうどうなっても知らないわよ…」

 

世界中の料理が食べ放題と聞いて、昼食を食べた時と同じく花陽は目をキラキラと輝かせていた。

いつも通りツナと真姫は、本当に大丈夫なのかという表情で花陽を見つめていた。

そして全員、トレーや食器を取り料理を取り椅子に座った。

すると…

 

「お腹ペコペコだにゃー!」

 

「拙者もです。」

 

「今日は極限に食うぞー!」

 

「食いまくるぜコラ!」

 

「まぁ、たまにはいいか…」

 

「もう全員、揃っているのか。」

 

修行を終えた凛、バジル、了平、コロネロ、ラル、そしてマフィアランドの護衛の仕事を終えたランチアが一緒にやって来た。

5人もツナたちと同じく料理を皿に取り、ツナたちの座っている場所に座った。

 

「これで全員揃ったな。んじゃ食うか。」

 

リボーンがそう言うと、全員両手をあわせて同時にいただきますと言い、料理を食べ始める。

 

「ああ…幸せ…」

 

「やっぱり修行のあとのご飯は最高です!」

 

「どれもこれも極限にうまい!」

 

特に普段からよく食べる花陽、そして修行の後ということもありもの凄いお腹の空いてるバジルと了平は次々と料理をたいらげていく。

すると絵里がある違和感に気づく。

 

「ねぇ私たち以外に人がいないのはどうして?」

 

絵里が尋ねると、みんなのまわりには厨房のシェフ以外この場所には誰もいないのだ。

そして絵里の問いにリボーンが答える。

 

「今日は俺とツナの名前を出して貸し切りにした。だから俺たちの以外はここには人はいねぇぞ。」

 

「俺の名前を出してるってどういうことだよリボーン!」

 

「こんな広い場所を貸し切り…」

 

「とことん規格外…」

 

ツナはリボーンが自分の名前を出したということに驚き、にこと雪穂はこの場所を貸し切りすることのほうに驚いてしまっていた。

 

「ボンゴレとリボーン(アルコバレーノ)をの名前を出したんなら、このマフィアランド(この島)自体を貸し切りにできるんじゃないのか。」

 

「リボーンはマフィアランド(この島)では有名人だ。さらに現ボンゴレのボスボンゴレⅨ世(ノーノ)がもっとも信頼する殺し屋(ヒットマン)、沢田は裏社会では名を知らないボンゴレファミリーの次期ボスだ。それくらいはできるだろ。」

 

リボーンの言葉を聞いてランチアとラルはマフィアランド貸し切るくらい余裕ではないのかということに気づく。

 

「まぁな。そこまでやると、他のファミリーに迷惑がかかるからな。さすがにそれは止めたぞ。」

 

「ええ!?本当にできるの!?」

 

ツナはマフィアランド自体を貸し切りることができることを、当たり前のように言うリボーンに驚いてしまう。

 

「ツナ君とリボーン君って凄いんだね!」

 

「当たり前だ!十代目は裏社会の頂点に立つお方だぞ!」

 

「獄寺君!俺はマフィアのボスにならないって!」

 

穂乃果にツナの凄さを伝えている獄寺にツナが言うが、獄寺の耳にとまっていなかった。

さらに話は続いていき。

 

「そんなに謙遜しなくていいのにな。」

 

「そうだぞ沢田。俺はお前がどんなに凄い男か知ってるぞ。」

 

「沢田殿以外にボスに相応しい人はいません。」

 

「男ならドンと胸を張れコラ。」

 

「い、いや…だから…」

 

山本、了平、バジル、コロネロ勝手にボンゴレファミリーのボスになりたいと思って話ををしていくのでツナは反論しようにも反論できない。

 

「大変なのですねツナ君は…」

 

「ツナ君自身ははなりたくないと思ってるのに…」

 

「なんか可哀想ね…」

 

「苦労してるんやね…」

 

海未、ことり、真姫、希は反論できずにいるツナに同情しながら料理を口に運んでいく。

するとツナはなんとか話題を変えようと、ランチアにずっと聞こうと思っていたことを尋ねる。

 

「そういえばランチアさん!何でマフィアランド(ここ)で警備の仕事をしてるんですか?」

 

「旅の途中で金がなくなりそうになってな、そんな時にお前の親父に出会ってな。お前の親父がマフィアランド(ここ)の警備の仕事を紹介してくれたんだ。」

 

「えーーーー!?父さんがー!?」

 

まさかランチアの警備の仕事を紹介してくれたのが自分の父である家光であるとは思わなかったツナは驚きの声をあげてしまう。

 

「そういえばバジル君の上司が確か沢田家光って、前に言ってたけど、やっぱりツナ君のお父さんのことなん?」

 

「ああ。ツナの親父の家光はボンゴレファミリー門外顧問組織のCHEDEFのボスだ。CHDEFは平常時は部外者だが、非常時にはボスに次ぐ権限を発動できる。」

 

希が前に花見で言っていた言葉を思い出し尋ねると、リボーンが家光のこと、門外顧問組織であるCHEDEFのことについて説明する。

 

「え…それってツナ君のお父さんがボンゴレのNo.2だってことでは…?」

 

「そういうことだぞ。理解が早いな海未。」

 

「どんだけ凄いのよ…父親が世界最強のマフィアのNo.2って…」

 

「確かツナさんの祖先はボンゴレファミリーの創始者…」

 

「凄い家系だよね…」

 

にこ、花陽、ことり、ツナの家の家系がもの凄いことだということに驚きを隠せなかった。

 

「凛はツナのお父さんがマフィアだったことすっかり忘れてたにゃ。」

 

「忘れるな凛。いずれお前の上司になるんだからな。」

 

「了解だにゃ!」

 

「え!?凛ちゃんが父さんの部下になるの!?というか凛ちゃんもうマフィアに入ること決定してるの!?」

 

ツナの父親がマフィアだったことを忘れていた凛にラルが注意すると凛は敬礼して了解の意志を見せる。

そしてツナは凛がボンゴレファミリーに入ること、自分の父親の部下になることに驚いてしまう。

 

「俺もいつか旅を終えたらCHEDFE(ウチ)に来ないかと誘われたな。もしその時が来たら一緒になるかもな。」

 

「その時はよろしくだにゃ!」

 

「ランチアさんも!?というか凛ちゃんとランチアさんが一緒に仕事するの!?」

 

ランチアも家光に誘われてたことにツナは驚いてしまう。

そしてリボーンが…

 

「凛はCHEDFEで決定だな。あとは奴らは普通にツナの部下として…」

 

「だから勝手にマフィアにしようとしないでもらえる!?」

 

「マフィアにはならないって言ってるでしょ!」

 

「そうです!そもそもなぜマフィアにならないといけないんですか!?」

 

「私たちはマフィアになりたくないのよ!」

 

「まだそんなことを考えてたのかよ!みんなを巻き込むなって!」

 

勝手に凛以外はツナの部下として働いてもらうようになるという言葉に、絵里、真姫、海未、にこ、ツナは全力でツッコミいれる。

 

「ツナ君の部下かー、面白そうだよね。」

 

「ツナさんなら安心です。」

 

「亜里沙もお姉ちゃんも…マフィアって本当に何かわかってる…?」

 

雪穂はこの二人が本当にマフィアって何であるのかわかっているのかと思ってしまう。

 

「ツナ。これだけ可愛い奴らがお前の部下になるんだ。絶対に幸せにしろよコラ!」

 

「9人も愛人ができてよかったな。」

 

「なななな!///何言ってるんだよ!///」

 

コロネロとリボーン発言に顔を真っ赤にするツナ。

そしてツナだけでなく、希以外のμ'sのメンバーが顔を真っ赤にさせてしまう。

 

「何だボンゴレ?その若さでもうこんなに愛人がいたのか。中々やるな。」

 

「ランチアさんまで!?///違いますよ!///」

 

「ったく。どいつもこいつもガキだな。」

 

顔を真っ赤にさせているツナと希以外のμ'sのメ

ンバーを見てガキだと言い捨てるラル。

 

「じゃあ今からコロネロがラルのどこに惚れたか発表していくっていうのはどうだ?」

 

「リボーン!///何を言っている!///」

 

リボーンが口元をニヤニヤさえながらそう言うと、さっきまでツナたちをガキだと言っていたラルの顔が真っ赤になり動揺してしまう。

 

「いいぜコラ!俺のラルの好きなところは…」

 

「だ、黙れー!///」

 

ズドーーーン!

 

コロネロがラルの惚れたところを言おうとすると、ラルは顔を真っ赤にしながら自分の武器であるショットガンを連射していく。

このあと食堂はめちゃくちゃになったとさ。

 

 

 

 

 




途中から獄寺たちの会話がなくなってしまいました。
マフィアランド篇も終わりそうですが、まだ終わりません。まだまだ続くのでお楽しみに。

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