なんとか凛は海未とことりに気づかれずになんとか進むと、階段を登ってツナの部屋の階に辿り着く。
「はぁはぁ…なんとかここまで辿り着いた。あの様子だと海未ちゃんとことりちゃんはツナの部屋まで来ることはなさそうだにゃ…」
この階に着いてホッとしたの束の間、凛がこの階に人の気配を感じ取る。
「人の気配がするにゃ…ここに泊まった人が起きたのか…凛と同じくツナの部屋を目指してるのかにゃ…?」
凛はラルの修行で気配を消すだけでなく、この階にいる人の気配にまで察知できるようになってしまっている。短時間でこれだけのことをできるようになっているのは凄いとしか言い様がないのだが、こんなことにこの能力を使っていることが残念である。
そして凛の言った通り、この階には他にも人がいた。
「とうとう着いたやん。ここがツナ君の泊まっている部屋がある階か…」
職員専用と書かれた扉からやってきた希。
希はリボーンが他にもツナの部屋のカードキーを持っている人がいるのではないかということを予想し、職員専用の階段からこの階からやって来たのである。一番最後に出た希が凛、海未、ことりと出会わなかったのはその職員専用の階段を使ったからである。
「さて行こうか。」
そして再び凛のいる地点。
「ここまで来たら突き進むだけ…あれ?」
凛がツナの部屋のカードキーをポケットから出そうとポケットの中から出そうとしたが、カードキーが無くなってしまっていることに気づいた。
「な、何でカードキーがないにゃ…?は!もしかして海未ちゃんとことりちゃんを振り切った時にカードを…どうしよう!」
カードキーを落としたことに気づいて凛は慌ててしまう。ここで引き返せばこの階にいる人がツナの部屋に浸入しようとしているのが、μ'sの誰かかもしれないと思った凛は引き返すこともできなかった。
(落ち着くにゃ…焦れば冷静な判断ができなくなるってラル教官も言ってたにゃ…考えろ、どんな最悪な状況でも打破する方法はあるにゃ…)
すると凛は天井に埋め込まれているエアコンを見る。
(あのエアコン…もしかしたら行けるかも…イチバチかの賭けだにゃ…)
そしてツナの泊まっている部屋である802号室。
「やっぱりこの方向であってたにゃ…」
凛はとうとうツナの部屋に辿り着く…天井から。
そう凛は廊下の天井に埋め込まれているエアコンを壊して浸入し、天井を通ってツナの部屋にやってきたのである。
そして凛はツナの部屋に設置されているエアコンを取り外すと、天井から飛び下りツナの部屋に浸入する。
「よし浸入成功だにゃ。…あれ穂乃果ちゃん!?」
凛はベッドでツナの腕に絡まって寝息をたてて、眠っている穂乃果を目撃して驚いた。
だが凛は穂乃果に嫉妬したのか頬を膨らませながらすぐにベッドに入り、ツナの左腕に絡みつきながら横になる。
「ツナの寝顔…ツナの匂いだにゃ…」
ツナの左腕に絡みついた凛は、ツナの温もりを感じる。
そして凛はしばら温もりを感じていると、ツナと穂乃果を起こさないようにそっとツナの体の上にまたがる。
そして真剣な顔で凛は語り始める。
「ツナ。凛はツナのことが好きだにゃ。今でもツナの言ってくれたあの言葉、「凛ちゃんはどこからどう見ても普通の女の子で、普通に可愛いと思う」って言ってくれたこと、ずっと頭の中に焼きついてるよ。あれから凛、ずっとツナのことばかり考えて、ツナのことを考えなかった日は1日もないにゃ…それに知ってるんだよ、前に凛が渡したクッキー、本当は美味しくなかったってこと。家に帰って自分用のを食べてみたら美味しくなかったにゃ。私をがっかりさせない為に嘘ついてたんでしょ?でもそんな優しいツナだから、みんな好きになるったんだよ。自覚はないと思うけどね。」
凛は寝ているツナに向かって凛は、自分の想いを言っていく。そして自分の心臓の鼓動が段々と速くなっていっていくのを凛は感じていた。
「ツナの好きな人は
凛は顔を赤くしながら、さらに自分の想いを伝える。
そして凛は自分の顔をツナの左耳に近づけると、ツナの耳元でささやく。
「大好きだにゃツナ。」
そう一言だけ言うと、耳元から顔を離し今度は自分の唇をツナの唇へ近づけていく。
ツナの唇に迫り来る凛の唇!一体どうなってしまうのか!?
せっかくのシーンなのに横に穂乃果がいるっていうのはちょっとアレでしたね。すいません。
というか天井から浸入は無理があったかな…天井から行ったら絶対に凛より希ほうが速く着くような…面白い浸入方法を考えたらついこうなってしまいました。
色々と無理矢理な感じになって申し訳ありません。
さて次はどうなるのかお楽しみに。
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