「いっくにゃー!」
凛がプールの飛び込み台から飛び降りると、プール内に水しぶきが上る。
「ぷはっ!気持ちいいにゃ!穂乃果ちゃんたちも早く早く!」
「よーし!いっくよー!」
凛が飛び込み台の上にいる穂乃果に向かって言うと、穂乃果は勢いをつけて飛び込み台から降りていく。そして再び、プールに水しぶきが上がる。
「うわー勇気あるよね、凛ちゃんと穂乃果ちゃん。あんな高いところから迷いなく降りるなんて。」
「穂乃果は昔から高い所が好きなんだよね。」
「そのせいでどんな目にあったことか…」
ツナ飛び込み台から何の迷いもなく飛び降りる凛と穂乃果を見て呟く。そしてことりと海未は子供の頃に穂乃果と木に登って、あとで大惨事になったことを思い出していた。
一方で絵里と希は
「負けないわよ希!」
「こっちもやん!」
さっきらビーチバレーで遊んでおり、さっきからビーチボールが高速で行き来していた。
「すっげぇ…水の中で動きにくくなってるのに…」
「お姉ちゃんも、希さんも頑張ってー!」
ツナはビーチバレーしている希と絵里を見て驚き、黒いビキニを着た亜里沙は応援していた。
「全く、どいつもこいつも子供ね。」
「それよりもにこ先輩、足届いてないっすよ。」
「どう頑張っても届かねぇだろ。」
「あきらめも肝心よ。」
「うるさいわね!余計なお世話よ!」
プールサイドでビーチチェアでサングラスをかけて寝そべり、さっきからビーチチェアの先に足を伸ばそうと奮闘するにこを見て、山本、獄寺、真姫が言う。
「どうしよう…泳ぎの練習…みんなで教えるって言ってたけど…」
「まだ時間はあるし、そんなにすぐじゃなくてもいいですよ。」
「あ…そう?」
花陽が泳ぎの練習をすぐにやらなくてもいいと言ったので、ツナもまだすぐにやらなくてもいいかと思ってしまう。
すると雪穂がツナに小声で話しかけてくる。
「ツナさん。」
「どうしたの雪穂ちゃん。」
「お姉ちゃんの水着姿、どうですか?」
「な!?///」
雪穂が表情をニヤニヤしながら言うと、まさかそんなことを言われるとは思ってもみなかったツナは顔を赤くして驚いてしまう。
「ゆ、雪穂ちゃん!?///何言ってるの!?///」
「だって大好きな、お姉ちゃんの水着姿を見て何も思わないなんてツナさんならありえないと思って。」
「そ、それは!///」
ツナは雪穂に追い討ちをかけられて、さらに顔を赤くしてしまっていた。
そしてツナと雪穂が小声でコソコソと話していることに、獄寺と海未が気づく。
「十代目どうかしたんですか?」
「さっきから何か話していますが…あれ?ツナ君、顔が赤いですよ。」
「な、何でもないよ!?気にしないで!」
「ま、まさか!///ハレンチなことを話してたとか!?」
「いや!違うよ海未ちゃん!」
「最低…」
「そんなこと考えてたのね…」
海未の発言にツナは両手をぶんぶんと振って否定するが、にこと真姫は冷たい目でツナを見ていた。
「おいてめぇら!十代目に妙な言い掛りつけてんじゃねぇ!」
「ツナさんはそんな人じゃないよ…」
「そうだよ。」
「獄寺君…花陽ちゃん…ことりちゃん」
自分のことを庇ってくれる3人にツナは感動するが、雪穂の言葉を意識してしまい穂乃果の水着姿を見てちょっとだけやらしいことを考えてしまっていたので、申し訳ない気持ちになる。
「じゃ、じゃあ何を話してたんですか!?」
「い、いや…!?それは…その!」
海未に問い詰められ、ツナは答えに困ってしまう。そしてあまり答えるのに時間がかかると怪しまれてしまうので、ツナが出した答えは…
「ほ、ほら!μ'sってみんな可愛いよねーって…」
「「「「「な!?」」」」」
「あ…」
ツナは追い詰められてμ'sのことを可愛いと言ってしまう。そしてその発言に海未、ことり、真姫、にこ、花陽は顔を真っ赤にしてしまっていた。
「きゅ、急に!!///」
「変なことを!!///」
「「言わないでください!!////言わないでよ!!///」」
「ぎゃーーーー!」
「十代目ー!」
恥ずかしさのあまり、気が動転した海未と真姫に突き飛ばされてツナはプールに落とされるのだった。
この小説、続けて欲しい?
-
続けて欲しい
-
どっちでもいい
-
別にいい