メイド喫茶で働くきっかけを聞いたツナは、とりあえずジュースとケーキを注文した。
そしてチョコレートパフェとオレンジジュースをことりがお盆に乗せてやって来る。
「お待たせしました。チョコレートパフェとオレンジジュースです。」
「ありがとう、ことりちゃん。やっぱり
「あ、ありがとう…!!///」
「俺の家にもことりちゃんみたいなメイドさんがいたらなー。」
「ええ!?///」
「そしたら母さんも少しは楽できると思うんだけどなー。」
ツナが突如、自分みたいなメイドさんがいてくれたらと言ったことにことりは驚きの声をあげてしまっていた。
最後に言ったツナの言葉はことりには聞こえておらず、ツナの家のメイドになったことを想像してしまう。
『コーヒーをお持ちしましたご主人様。』
『ありがとう、ことり。』
マフィアランドの
コーヒーを置くと、ことりはツナが書いてある書類を覗きこむ。
『まだお仕事をされてるのですか?』
『まぁね。色々と仕事が貯まっててさ。』
『無理なさらないでくださいね。』
『ありがとうことり。いつもメイドとして俺の為に色々と頑張ってくれてるよね。』
『そ、そんな!わ、私はメイドしてご主人様のサポートをしているだけで!』
『そんなことないよ。ことりのお陰で色々と助かってるよ。何かお礼をしないとね。』
『お、お礼なんて!こうしてご主人様のメイドとして働かせてもらってるだけでもありがたいのに!』
「遠慮しなくていいよ。何がいいかな…そうだ!」
椅子から立ちあがるとツナは、ことりの顎を右手でくいっと上げ、互いの顔を見つめあう姿勢となる。
『ご、ご主人様!?///ま、まさか!!///』
『そのまさかだよ。』
『い、いけません!!///このようなところで!!///』
『大丈夫だよ。今この部屋には俺たち以外誰もいない。完全に二人っきりだよ。だからここで何をしても問題ないわけだよ。』
『ふ、二人っきり!?///』
『いつもありがとう、ことり。』
優しい声音でそう言うとツナは、まだ心の準備のできていないことりに目を閉じながら唇を近付けていく。
そしてツナの唇とことりの唇が重なる。
『ん…』
ツナと唇が重なったことに最所は驚きのあまり目を開くことりであったが、途中で目を閉じツナとのキスを受け入れる。
そして30秒ほどキスすると、互いに唇を離す。
『もっとお礼をしてあげたいけど、ここじゃダメだね。今日は俺の部屋で一緒に寝よっか。』
『ごごごごご主人様と!?///』
『うん。』
そう言うとツナはことりを自分の部屋の連れていく。
そして二人はベッドに座ると、ツナはことりを押し倒すと、ことりの上にまたがる。
『ご、ご主人様!?///』
『さっきのお礼の続きだよ。ことりが望むことなら何でもしてあげるよ。』
『わ、私が望むこと!?///』
『そうだよ。やっぱりことりが望むことといったら…』
するとツナは目を閉じ集中すると、額にオレンジ色の炎が灯り、瞳の色もオレンジになり、
『これか?』
『そ、それは!?///』
『言っただろ、ことりの望むことなら何でもやってやるって。それにお前が望むことぐらい、俺には手に取るようにわかるぜ。』
『!!///』
『今日は寝かせないぜことり。』
そしてツナの唇がことりの唇に近付いていき、再び二人の唇が重なる。
そして妄想は終わり、ことりは我に帰る。
(私は何を考えて!?///確かにあの状態のツナ君はキスしたいとか思ったことあるけど!!///でもこれじゃツナ君のメイドになりたいんじゃなくて、ツナのお嫁さんになりたいみたいになって…!!///)
ことりは顔を真っ赤にさせながら、自分がさっき妄想してしまったことを思い返す。
「ど、どうしたのことりちゃん!?また顔が赤くなってるよ!?」
「も、申し訳ございません!ご主人様!」
「ご、ご主人様!?」
突如、ことりが自分のことをご主人様と呼んだことにツナは驚いてしまっていた。ここはメイド喫茶なのでそう呼んでもおかしくはないのだが、少なくともさっきまでご主人様とは呼んではいなかったので、ツナは驚いてしまったのである。
「こ、これから気をつけますので!どうかクビにしないでくださいご主人様!」
「クビって何!?本当にどうしたのことりちゃん!?」
思考回路がおかしくなったのか、ことりは現実とさっき妄想した時のことがごちゃ混ぜになってしまっていた。
このあとことりが正気に戻るまで大変だったそうです。
ことりの妄想回になりました。いずれ他のメンバーでもやってみようと思います。
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