真姫の家への配達を終えたツナは穂むらに戻ってきた。
「「ただいまー。」」
「あ、お帰りツナ君。お母さん。」
「お姉ちゃん。そこはお帰りなさいあ・な・た❤じゃないと。」
「「な!?///」」
穂むらに帰って来るなり早々、雪穂にいじられてツナと穂乃果は顔を真っ赤にしてしまう。
すると穂乃果の母が穂むらの時計を見て、「あ、もう昼なのね」と呟いた。
「そろそろ昼御飯にしましょうか。ツナ君もいっぱい食べてね。」
「ええ!?そ、そんな!悪いですよ!」
「遠慮しなくていいのよ。もともとこのアルバイトに誘ったのは私なんだから。」
「け、けど…」
「それに穂乃果と雪穂を花見に誘ってくれたり、遊園地に連れていってくれたりしたんでしょ。ウチの娘たちがこれだけお世話になったんだから、母親としてこれくらいのことはさせてもらうわ。」
「じゃ、じゃあ…お言葉に甘えさせてもらいます。」
こうしてツナは穂乃果たちと一緒に昼ご飯を食べることになった。
「「「いただきます。」」」
両手をあわせて合掌すると、3人はご飯を食べ始める。机の上にはご飯とみそ汁、卵焼きに漬物が並べられていた。
「ごめんなさいねツナ君。簡単な物しかなくて。」
「そ、そんなことないですよ!第一、ご馳走になってるのは俺のほうなんですから!」
「でもこうやって毎日、ツナ君が私たちと一緒にご飯を食べられる日が来るかもしれないわね。」
「「!!///」」
穂乃果の母がそう言うと、ツナと穂乃果はただただ顔を赤くして俯いてしまった。
するとツナは穂乃果の母に尋ねる。
「そういえばお父さんは一緒に食べないんですか?」
「あの人はいつも私たちの後に食べるのよ。」
「そうなんですか。俺がいたから気を遣ってるか、俺のことをあまり良く思われてないのかと思ってたから…さっき和菓子の材料を運んで時に挨拶してもずっと黙ったままだったから…」
「あの人は昔からああいう人なのよ。それに照れてるのよ。」
「照れてる?」
「ええ。穂乃果にツナ君みたいな素敵な彼氏ができて、どういう顔をしていいかわからないだけなのよ。」
「か、彼氏って!?///」
「お母さん!!///まさかツナ君が私の彼氏だってお父さんに言ったの!?///」
「ずっと前に言ったわよ。それで今日、あれが将来、穂乃果と結婚相手のツナ君よ。ツナ君のことを見てどう思うかってって尋ねたら、ツナ君なら問題ないって言ってわよ。」
「認める認めないという以前に、俺と穂乃果ちゃんは別に付き合ってるないんです!!///」
「そうだよお母さん!!///嘘、言わないでよ!!///」
穂乃果の母は穂乃果の父に、ツナと穂乃果が付き合っていると言ったことを聞いて、二人は顔を真っ赤にさせながら否定した。
「でもよかったじゃないですかツナさん。ドラマとかで結婚相手の父親が娘の結婚相手のことを認めないシーンとかありますけど、ウチのお父さんはツナさんのことを認めてますから何も問題はないですね。後はツナさんの家族の人がお姉ちゃんのことを認めれば、お姉ちゃんと結婚できますね。おめでとうございます。」
「雪穂ちゃん!!///勝手に話を進めないでよ!!///」
「もう式場のこととか考えたほうがいいわね。1年なんてあっという間なんだから。今からでも予約とか可能かしら?電話で聞いてみればわかるかしら。」
「勝手に話を進めないでよお母さん!!///」
「本当に勘弁してください!!///お願いですから!!///」
真面目に結婚式場のことについて考え始めた母の姿を見て、穂乃果とツナは顔を真っ赤にさせながら電話しようとする母を阻止する。
余談ではあるが、このあと式場に電話するのを諦めさせるまで本当に大変だったのだという。
穂乃果にプロポーズする話と結婚式の話とかは考えてるんですよね。早く書きたいです。
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