大空とスクールアイドル   作:薔薇餓鬼

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標的(ターゲット)195 「二人で店番」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お互いの父親のことを話し終えたところで、昼食を食べ終わる。

 

「「「ご馳走さまでした。」」」

 

両手をあわせてごちそうさまでしたと3人は言うと、食器を片付け始める。

 

「ありがとうございました。とっても美味しかったです。」

 

「ありがとうツナ君。」

 

昼食をご馳走になったことにお礼を言うと、穂乃果の母も美味しかったと言われたことにお礼を言った。すると

雪穂が「あ!」という声をあげた。

 

「どうしたの雪穂ちゃん?」

 

「お互いのお父さんの話をしてたから忘れてた!」

 

「忘れてた?」

 

雪穂が忘れてていたという言葉に対して、ツナは何のことかわからず疑問符を浮かべていた。

そして雪穂は頭をかかえながら忘れていたことのついて叫ぶ。

 

「せっかく昼ご飯を一緒に食べることになたのに、ツナさんにお姉ちゃんがあ~ん❤って言って食べさせてあげないとって言うの忘れてた!」

 

「雪穂ちゃん!?///」

 

「雪穂!!///そういうのは忘れてていいの!!///」

 

忘れていたとあってもっと重要なことで、自分たちとは関係のない話だと思っていなかった為、油断してしまっていた。

 

「大丈夫よ雪穂。まだおやつの時間があるわ。それにやるんなら、ただ食べさせるんじゃなくて、口移しで食べさせるのが一番よ。」

 

「あ!その手があった!さすがお母さん!」

 

「さすがじゃないでしょ雪穂!!///」

 

「俺たちに何をさせようとしてるんですか!!///」

 

口移しと聞いて穂乃果とツナは顔を真っ赤にして、雪穂と穂乃果の母にツッコミをいれる。

そして穂乃果の母が二人が顔を真っ赤にしているのを微笑みながら見て、落ち着いたのを見計らうと、昼からの日程について話す。

 

「朝はバタバタしたけど昼から少しゆっくりいきましょうか。やることはまだあるけど、大変なのは午前中でだいたい終えたから。とりあえずは穂乃果と一緒に店番をお願いできる?誰かお客さんが来たら、私を呼んで。」

 

「は、はい。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして穂乃果の母の指令通り、ツナは穂乃果と一緒にレジの前に立って、店番することとなった。

 

「ごめんねツナ君…ウチに来てから迷惑ばっかりかけちゃって…」

 

「め、迷惑って?」

 

「ほら私のことを起こしたり…雪穂とお母さんが…その…!!///結婚の話とかたくさんしてきて…!!///」

 

「だ、大丈夫だよ!!///気にしてないから!!///」

 

両手を前の出しながらそう言うツナであるが、完璧に意識しすぎてしまっていた。

 

「ほ、穂乃果ちゃんは…高校卒業したら穂むらを継ぐの?」

 

「まだわかんない。別に穂むらを継ぐが悪いわけじゃないんだけど…」

 

ツナは高校卒業したあとのことについて尋ねると、穂乃果は俯きながらそう答えた。

すると穂乃果は顔をモジモジさせながらいい始める。

 

「で、でも…!!///もし穂むらを継ぐならツナと一緒に経営していくのも悪くないかなって私は思ってるよ…!?///」

 

「え!?///」

 

「い、いや!!///結婚の話じゃなくて、従業員(・・・)として一緒に働くっていうことだよ!!///」

 

「だ、だよねー!!///」

 

恥ずかしさのあまり結婚してツナと穂むら経営していくのではなく、従業員として一緒に働くという意味に変えて誤魔化した。

 

(そ、そんなわけないよなー…)

 

(私のバカー!何で従業員って言ったのー!?)

 

ツナと穂乃果は顔を俯かせて心の中で後悔しまっていた。するとツナの左手の甲と穂乃果の右手の甲が触れてしまう。

 

「「あ…!!///」」

 

そして二人は同時に手の甲が触れた部分に顔を向けたあと顔を上げると、互いに見つめあう形になってしまっていた。

そしてしばらく二人はキスする前のように、お互いの顔を長い時間見つめしまっていた。

そんな幸せな時間が続いていると…

 

「こんにち…わっ!」

 

「「あ、亜里沙ちゃん!?///」」

 

タイミング悪く穂むらに亜里沙がやって来てしまい、ツナと穂乃果は顔を赤くして慌ててしまった。

 

「す、すいません!また出直してきます!」

 

「亜里沙ちゃん!!///違うから!///」

 

「出直さないでいいから!!///」

 

亜里沙は二人がキスする前だと勘違いしてしまい、穂むらから出て行こうとするが、ツナと穂乃果は慌てて亜里沙を呼び戻した。

このあと亜里沙の誤解を解くのに時間がかかったのであった。

 

 

 

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