「はい、雪穂。貸してくれてありがとう。」
亜里沙は雪穂に一枚のプリントを渡す。亜里沙は授業の復習をしていたらしいのだが、授業で使ったプリントで書き忘れたところがあって雪穂からプリントを借り、それを返しにきたらしい。
「ごめんなさいツナさん、穂乃果さん…私が空気を読まなかったせいで…」
「違うからね亜里沙ちゃん!?///本当に誤解だからね!!///」
「そうだよ!!///亜里沙ちゃんが謝ることなんて一つもないんだよ!!///」
暗い表情をしながら謝る亜里沙を見て、穂乃果とツナは亜里沙が何も悪くないということを伝えた。
「それにしてもツナさんが、穂むらでアルバイトしてたなんて…知らなかったです。」
「アルバイトじゃなくて、花婿修行だよ。将来、お姉ちゃんと結婚して
「ハラショー!」
「雪穂!!///亜里沙ちゃんに嘘を教えないで!!///」
亜里沙は花婿修行と聞いて、両手を顎に置き驚いた。いつものように雪穂がウソを教えたことに、穂乃果は顔は顔を真っ赤にし、ツナも黙っていたが顔を赤くしていた。
そしてこれ以上、雪穂にいじられるのは勘弁だと思ったのかツナは話題を変える。
「そ、それにしても亜里沙ちゃん真面目だね。
「はい。普段から予習復習はちゃんとやってるんです。それに
「「あ…」」
「嘘でしょ…忘れてたの…?」
テスト週間と聞いてツナと穂乃果は思わず声をあげてしまっていた。二人ともテストのことを完璧に忘れていたようである。テストのことを忘れていたことに雪穂は信じられないという表情で二人を見ていた。
「そ、そういえば
「
「あの大丈夫ですか…?」
「「大丈夫じゃない…」」
「ツナさん、穂乃果さんは卒業がかかってるんですよね…?」
勉強が苦手なツナと穂乃果にとって、次のテストはお先真っ暗な状態であった。卒業のことについて亜里沙が尋ねると、二人は「うん…」と一言だけ返事をするが、顔を下に俯けて暗い表情をしたままだった。
そしてこの話題はあまり良くないと思ったのか、亜里沙はずっと聞きたかったことについて尋ねる。
「あ、あのツナさん…A-RISEのツバサさんにキスされた写真を見たんですけど…アレは本当なんですか…?」
「い、いやアレは!!///」
「あの写真を見てから、お姉ちゃんの元気がないんです…なんかすっごい衝撃的だったらしくて…」
「ええ!?そうなの!?」
暗い表情させながら絵里のことについて語る亜里沙の話を聞いて、ツナは驚きの声をあげてしまっていた。その一方で穂乃果と雪穂は絵里がツナのことを好きだということを知っているので、そりゃそうなるだろうなーという表情で亜里沙の話を聞いていた。
(ん?でも何でだ?何で絵里さんがツバサさんにキスされて元気がないんだ…?そりゃ驚くことだけど…絵里さんだけじゃない…海未ちゃんもことりちゃんも、花陽ちゃんも、凛ちゃんも、真姫ちゃんも色々と変になってたし…それをいったら穂乃果ちゃんも…)
ここにきてようやく違和感に気づくツナであったが、結局のところなぜそのようになったのかまでは気づくことができないのだった。
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