それでは本編です。
ツナたちは夕食を食べ終えて、片付けを終えた。
「う~ん。美味しいー。」
「あ!お菓子だにゃ!凛にも頂戴!」
「いいよ。」
凛があらかじめ持ってきておいた、
そして
「夕飯も食べ終えたし、何して遊ぶ?」
「何を言っているのですか穂乃果!今日集まったのはテスト勉強する為なのですよ!私たちに遊んでる暇なんて
ないのですよ!」
「だってぇ!勉強ばっかりしてるから、少しくらい遊びたいよー!」
「いいですか穂乃果!学生の本分は勉強です!何度も言いますが私たちは高校3年生なんです!そんなことを言う暇があったらですね…」
子供のように、駄々をこねる穂乃果に海未はいつものようにくどくどと説教を始めていた。海未が穂乃果にお説教する光景を見て穂乃果はもの凄い、嫌そうな顔しながら聞いており、他のメンバーは苦笑いしていた。
「そうだよね。やっぱり勉強のほうが大事だよね。」
そう言うとツナは透明なケースに入ったトランプを見ながら呟いた。まだ開封されておらず、おそらく新品の物だと思われる。
「ト、トランプですか…?」
「うん。勉強ばっかりじゃ息が詰まると思ったから、気分転換になるかなって思って持ってきたんだ。トランプなら人数多くてもできるし。でも考えてみれば俺たちは3年生だし、こんなことしてる場合じゃないよね。」
「え、えっと…」
これを穂乃果が提案すれば再びお説教であったであろうが、想い人であるツナがせっかく用意してくれたとあって、海未は顔中から大量の汗を流しながらツナに何も言えなくなってしまった。
すると海未はグーの形にした右手を、口の前に移動させてゴホンと咳払いした。
「ま、まぁ…ツナ君の言う通り勉強ばかりでは息が詰まっちゃいますし…いいかもしれませんね…!!///」
「え…でも学生は勉強が本分ってさっき海未ちゃん言ってたよね…?」
「い、いえ…!!あまり勉強をしすぎるほうが帰って毒になるかもしれませんし…!!///せっかくツナ君が私たちの為にと用意してくれたんですから…!!///」
「そ、そう…?」
「そ、そのかわりちょっとだけですからね…!!///」
「ま、まぁ海未ちゃんがそこまで言うなら…」
ツナは若干、海未の様子が変だということには気づいたが、せっかくやろうと言っているので特にこれ以上、深く聞くことはしなかった。一方で穂乃果たちはツナに甘い海未をジト目でジーッと見ていた。
するとツナは全員の為にお菓子でも買ってこようと言い出し、近くのコンビニに向かっていった。
そしてツナがいなくなったのを見計らって、穂乃果たちは海未を問い詰める。
「海未ちゃん?ツナ君に甘くない?」
「そ、そんなことはありません…!!」
「さっき私に言ってたのは何だったの?」
「あ、あれは穂乃果にだけ言ったことで、別にツナ君には関係ないわけですから…」
穂乃果が問い詰めるも、海未は視線を反らしながら言い訳をして、逃げようとしていた。
これ以上、海未を問い詰めても言い訳して逃げるだろうと思ったのか、希が言う。
「まぁこれ以上、問い詰めるのも可哀想やん。それくらいにしときー。海未ちゃんがツナ君のことをどれくらい好きかわかったんやし。」
「へ、変な言い方しないください希!!///」
希が表情をニヤニヤさせながら言うと、顔を真っ赤にさせながら叫んだ。
すると穂乃果が突然、相槌を打って叫び始めた。どうやら何かを思いついた。
「あ!そうだ!」
「どうしたの穂乃果ちゃん?」
「いいこと思いついたんだ花陽ちゃん!」
「いいこと?」
「うん!このトランプの勝負で負けたらみんなのいる前で、ツナ君に告白するっていうのはどう?」
「「「「「「こ、告白!?///」」」」」」
穂乃果が告白という言葉を口にすると、希以外全員顔を真っ赤にしてしまった。
「面白そうやね。ウチはええよ。」
「ちょ、ちょっと待ちなさいよ!!///何でそうなるのよ!?///」
「あら?もしかして真姫ちゃん告白するのが怖いん?」
「そ、そんなんじゃないわよ!!///というよりも何で
「そうです!!///何で
「いやー。これくらいやったほうが盛り上がるからいいかなー、なんて思って。」
海未になぜ告白しないといけないのか、尋ねられると穂乃果は照れることもなく、平然と答えた。
(もしかして穂乃果ちゃん…)
ここにきて、ことりがなぜこんなこと言い始めたのかということについて気づいた。そう、海未はババ抜きに弱いのである。超つくほどに。
今、穂乃果のささやかな復讐が始まろうとしていた。
なんか海未ちゃんが可哀想な感じになってしまって申し訳ありません。あと穂乃果がすごい嫌な奴みたいになっていますが、そういうつもりで書いたわけじゃないんでづ!どうかご理解のほどよろしくお願いします。
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