10分間の休憩を終えて、まず1時間目の授業から始まった。1時間目は総合の授業であり、進路のことについて
であった。
「もうお前らは高校3年、進路のことを決めなくちゃならいけない時期だ。というわけで今日の総合の授業はについてだ。今からプリントを渡すから、現段階で考えてる自分の進路について書いていってくれー。一応、このプリントは授業終わった後に提出してらうからなー。」
そう言うと穂乃果たちの担任である、山田博子先生が進路についてのプリントを配っていく。
そしてプリントを配り終えると、山田先生はツナとユニに言う。
「沢田とユニは
「はい。」
「わかりました。」
山田先生に言われて、ツナとユニは返事をした。
「あと友達と相談するのは全然構わねぇが、友達が行くっていうから同じ進路にするとかはナシだぞ。自分の進路だからな、ちゃんと決めろよ。後わかんねぇことがあったら遠慮くなく先生に相談しろー、いいなー?」
山田先生がそう念を押すと、生徒たちは、はーいと返事をした後、仲のいい友達の席へ移動し、進路のことについて話し始めた。
そしてツナとユニは、穂乃果たちと一緒に進路のことについて話し始めた。
「進路かー…やっぱり進学かなー…?」
「ツナ君、進学するんだ。私はてっきりボンゴレファミリーを継ぐって、書くんだと思ってた。」
「書かないよ!それだけは絶対に!俺は継ぐ気はないからね!」
穂乃果に勝手にボンゴレファミリーを継ぐと書くんだと思われたことにツナは驚いてしまった。
「穂乃果さんは、実家が和菓子屋だと花見の時に聞ききましたが、家業を継がないんですか?」
「う~ん…別に家を継いでもいいとは思ってるんだけど…でも他に道があるんじゃないかと思ったりしてるんだよねー…あ!そうだ!ユニちゃんの予知能力でわからない?私が将来どうなってるか!?」
「え…?」
「穂乃果…」
「穂乃果ちゃん…ユニちゃんの
「ハハハ…」
穂乃果の無茶な願いに、ユニは戸惑ってしまい、海未とことりは呆れてた表情になっていた。ツナはただただ苦笑いすることしかできなかった。
するとツナは海未とことりの進路のことについて尋ねた。
「海未ちゃんと、ことりちゃんはどうなの?進路とか決まってるの?」
「私は実家を継ぐつもりです。私の実家は日本舞踊なので。」
「私はファッション関係の大学に行くつもりだよ。」
「二人ともちゃんと進路のことについて考えてるんだね。やっぱり凄いなー。」
二人の進路先について聞いて、ツナはただただ感心した。
「ユニちゃんはマフ…じゃなくて…その…ジョーロファミリー?を継ぐの?」
「穂乃果ちゃん、ジョーロファミリーじゃなくてジッリョネロファミリーだよ。」
「そう!それ!」
「はい。私は最初からそのつもりです。さすがにジッリョネロファミリーを継ぐとは書けないので、イタリアにある大学を何個か書くつもりです。」
ツナがジッリョネロファミリーだということを伝えると、穂乃果はツナを指をさして答えると、ユニはそれが可笑しかったのか、クスクスと笑いながら自分の進路について答えた。
「穂乃果ちゃんはまだ決めてないからアレだけど、海未ちゃんは実家を継ぐことが嫌だと思わないんだね。」
「ええ。稽古は厳しかったですが、家元を継ぐことが嫌だと思ったことはありません。」
「凄いなー。じゃあもし家を継がなかったら、海未ちゃん、このプリントになんて書いてたんだろう?」
「そうですね…家を継がなかったら私は…」
ツナに言われて海未は顎に手をやりながら、考え始めた。
(ツナ君のお嫁さん…でしょうか?)
ツナの問いについて考えた結果、海未の出した答えはツナのお嫁さんになることであった。
そして数秒後…
(って!!///何でこんなことを!?///別に家を継いでもツナ君と結婚はできて…!!///そうじゃなくて!!///進路のこと考えるのに、何でツナ君と結婚することを私は考えてるんですか!?///)
海未は自分がなぜツナのお嫁さんになりたいということを考えてしまったことが恥ずかしくて、顔を真っ赤にささせていた。というよりも最早、進路というよりはただの願望である。
「海未さんらしい進路です。素敵ですね。」
「な!?///」
ユニの発言から、海未は自分の今考えていたことを読まれたのかと思ったのか、恥ずかしさのあまり顔をさらに赤くしてしまった。
「え?もしかしてユニ、わかったの?海未ちゃんの進路のこと?」
「本当に!?私、知りたい。」
「私も。」
「ダ、ダメです!!///そ、それだけは!!///」
海未が家を継がなかったら、何と書いてたかということをユニが理解したのを聞いて、ツナ、穂乃果、ことりは興味を持ったが、海未に阻止されてしまった。
このあと、海未はプリントにツナ君のお嫁さんと書いてしまったが、すぐに消したのであった。
ちなみに穂乃果はツナ君と穂むらの経営、ことりはツナ君の専属のメイドとプリントに書いたが、すぐに消したのだった。
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