昼休みが終わって、ツナたちは家庭科室に集合した。
そして2時間目が終わった後に、ディーノが言っていたように家庭科の授業にも臨時の教師がやって来た。
「臨時家庭科教師のビアンキよ。よろしく。」
「やっぱりビアンキか…わかってはいたけど…」
自分の予感が当たってツナは絶望的な表情になってしまった。穂乃果、海未、ことり、ユニも花見の時の大惨事を思い出して、どうなるのだろう?と思い不安の様子を
隠せていなかった。その他の生徒はビアンキを見て美人だとか、今日は臨時教師が多いなどヒソヒソと話していた。
「今日はロールケーキを作るわ。材料と作り方は黒板に書いてある通りよ。わからないことがあったら私に聞きなさい。」
((((聞いたらもう終わり…))))
聞いたらどんなに美味しく仕上がっていても、全てが終るのでツナたちは、絶対に自分たちの力だけでなんとかしようと心に誓った 。
「それと最後に私から料理を作るのに大切なことを教えてあげるわ。それは愛よ!」
目をカッと見開いてビアンキがそう言った。
さらにビアンキは続ける。
「当たり前だとか、普通だとか、何を言っているの?とか思うかもしれないわ。でも愛の力は偉大よ。この時間だけでもいいから、好きな人の為、いない場合は家族でもいいわ。自分の大切な人のことを思いながら作ってみほしいの。」
そう言うと、生徒たちはビアンキの言葉に感激したのか拍手を送った。これにはツナたちもビアンキに拍手を送った。
そして調理実習が始まった。ツナとユニはヒデコ、フミコ、ミカと共に調理を初めていく。
「ユニちゃんは料理とかできるの?」
「はい。大丈夫です。」
「ツナ君は?」
「えっと…俺は全然…」
ヒデコが料理ができるかどうか二人に尋ねると、ユニはできると答えるが、ツナはできないと答えた。
「まぁビアンキ先生が言ってたように、愛の力があれば大丈夫だよね。穂乃果を想う気持ちがあれば。」
「そうだね。穂乃果を俺の彼女にしてやるんだ!と思う気持ちがあれば大丈夫だよね。」
「ち、違うから!!///誤解だから!!///」
ミカ、フミコが表情をニヤニヤさせながらそう言うと、顔を真っ赤にしながら否定した。顔を真っ赤にしたツナを見てユニはクスクスと笑っていた。
「名前を聞いただけで顔が真っ赤ね。まだまだ子供ねツナ。」
「う、うるさいよビアンキ!!///」
「あれ?ツナ君ってビアンキ先生と知り合いなの?」
「ま、まぁね…」
その一方で穂乃果、海未、ことりはツナのことを考えづぎてしまっていて、このミカやフミコの言ったことは聞えていなかった。
するとヒデコがユニに尋ねる。
「ユニちゃんは、好きな人とかいないの?」
「私ですか?いますよ。だからその人のことを考えながら作ろうと思ってます。」
「へー、そうなんだー。どんな人なの?」
「年上?年下?」
「えっとですね…」
フミコとミカが尋ねると、ユニはγのことを話していった。
「年下なのにツナとは大違いね。」
「よ、余計なお世話だよ!」
ビアンキにそう言われて、ツナは反論した。
だが
そして全員ロールケーキが完成し、完成したロールケーキを食べていると。
「沢田さん、このロールケーキすごく美味しいです!」
「あ!本当だ!これすっごく美味しい!俺たちが作ったのこんなに美味しいかったんだ!」
「違うよツナ君。それはビアンキ先生が作ったのだよ。さっきビアンキ先生が自分の作ったロールケーキを、みんなに配ってたよ。」
「な!?」
ミカからこのロールケーキがビアンキが作った物と聞いて、ツナは衝撃の顔になってしまった。
ビアンキは作った料理が全て毒料理になるポイズンクッキングであるが、その中には食べ瞬間はもの凄く美味しいのだが、時間差でポイズンクッキングが発動する、3時間殺しがあるのだ。
そして3時間後、この調理実習を受けた生徒は全員、ビアンキのポイズンクッキングの餌食となるのだった。
ブレス オブ ザ ワイルドにはまりすぎて更新が遅くなって申し訳ありません。
それとハイネ1021さん、高評価ありがとうございます。
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