「あー疲れた…」
廊下を歩きながら、ツナは疲労の表情になっていた。穂乃果と付き合ってもいないのに、ことりとの浮気が噂になってせいで、女子生徒に色々と聞かれたせいでツナは疲れてしまっていたのである。
するとピアノの音と、聞いたことのある歌声が聞こえてきた。
「あれ?この声ってもしかして?」
この歌声が聞いたことのある声であったので、ツナはこの歌声が聞こえてくる方向へと、足を進めていった。
「音楽室…まぁピアノが聞こえてくるんだからそうだよね…」
音楽室と書かれたプレートを見上げながらそう呟くと、ツナは音楽室の扉をゆっくりと開けた。
「やっぱり真姫ちゃんだ。」
「ツ、ツナ!?何でここに!?」
「いやー、ピアノと聞いたことがある歌声が聞こえてきたから、真姫ちゃんかなって思ったから来てみたんだけだ。」
「そ、そうなの…」
「いやー。それにしても綺麗だよねー。」
「ななななな何言ってのよ!!///急に変なこと言わないでよ!!///そんな言葉に惑わされないんだから!!///」
「え?惑わされる?ピアノの音が綺麗だっていう意味だったんだけど…何か変なこと言ったかな?」
「ま、まぎらわしい言い方しないでよ!///勘違いしちゃったじゃない!!///」
「え?勘違いって何?」
「な、何でもないわよ!!///」
「?」
なぜ真姫が怒っているのかわからずツナは、疑問符を浮かべていた。
そして話題はピアノの話へと変わっていく。
「それにしても真姫ちゃんの歌声は前に聞いたことがあったけど、ピアノは初めて聞いたよ。俺、ピアノとか聞くこととかなかったけど、なんか凄いなー。聞いてて、心の底から癒されるというか。」
「そう?別に普通にやってるだけよ。」
「そうなの?でも俺、真姫ちゃんの歌声も好きだけど、ピアノも好きになっちゃったよ。」
「すすすすすす好き!?///」
「うん、そうだよ。」
「な!?///」
ツナが歌声とピアノが好きだと言ったのにも関わらず、真姫は顔を真っ赤にしながら、好きいう言葉に過剰に反応してしまっていた。
「ピアノがわからない俺がいうのもアレなんだけど、真姫ちゃんピアニストとかなれるんじゃない?」
「無理よ。」
「え?」
「私は
「…」
真姫の家庭事情について聞いて、少しではあるが自分と似たような境遇だと思ったのかツナは黙ってしまっていた。
「本当にそれでいいの?」
「え?」
「そりゃ別にお医者さんって立派な仕事だし、真姫ちゃんならなれると思うけど、真姫ちゃんはそれで本当にいいのかなって思って。」
「それは…」
真姫はツナの言葉に、何も言えなくなってしまった。
「そういうツナはどうなのよ?マフィアのボスを継ぎたくないのは知ってるけど、継げるのがツナだけなんでしょ。」
「まぁね。そりゃ、今だってマフィアに継ぎたいとは思わないよ。でも九代目は俺に期待してる部分があって…それに炎真君に言われたんだよね、継ぎたくないってに言ってるのに、ボンゴレの力を使ってるなんてムシがよすぎるって。確かに友達を護りたいって俺は思ってるけど、継ぎたくないマフィアの力を使ってるというのも事実だし…」
「え…あんたたちって親友じゃないの…?」
「うん、そうだよ。でも出会った頃は炎真君は俺のことが殺したいほど憎まれてたしね。まぁ誤解があったんだけどね。」
「そ、そうなの…?」
いくら誤解があったとはいえ殺したいほど憎まれていたのに、ツナと炎真が親友になれていることを真姫は信じられなかった。
「まぁとにかく、真姫ちゃんも諦めないでほしいんだ。真姫ちゃんには本当になりたい自分になってほしいって俺は思ってる。」
「ツナ…」
「ごめんね、なんか俺ばっかり話しちゃって。あ!そろそろ帰らないと!また明日ね真姫ちゃん!」
そう言うとツナは慌てて音楽室から飛び出して行ってしまった。
「なりたい自分か…」
この言葉が真姫の運命を変えることになるとは、ツナもそして真姫自信も知らなかった。
シリアスなってすいません。これはツナが真姫の家に行った時にやりたかったんですが、忘れていたもので…
ツナも真姫も継がなければならない事情?みたいな共通点があったので、こんな話を考えていました。
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