授業が終わって、放課後の時間を迎えた。穂乃果、海未、ことりは生徒会の仕事に行ってしまった。
これからどうしようとツナとユニが教室にて考えていると、教室の扉が開かれると凜が現れラーメンを食べに行かないかと誘ってきたので、二人は花陽と真姫と一緒に凜の行きつけのラーメン屋に向かっていた。
「私、ラーメン屋に行くなんて初めてです。」
「ユニちゃん、ラーメン屋に行ったことないのかにゃ!?」
「
そう言うユニであるが、初めてのラーメン屋というかともあってワクワクしていた。
「真姫ちゃんはあの時いなかったけど、前に並盛ラーメンにリボーンとフゥ太と一緒に食べに行ったのを思い出すよね。」
「そういえば丁度、1ヶ月前ぐらいでしたよね。」
「そうそう、それであの後、ツナの家に行ってフゥ太君のランキング能力で遊んだり、10年後のかよちんが現れたりしたにゃ!」
「あの意味のわからない写真が送られてきた時ね…」
以前、並盛ラーメンに行ったことについて話すツナ、花陽、凜の会話を聞いて真姫は3人が空中で浮いている写真を送られた時のことを思い出した。
歩くこと10分、凜の行きつけのラーメン屋に着き、4人は店内へと入ると、椅子に座ってメニューを決め始めた。
「色々、種類があるんですね。」
「そうよ。後はメニューよって味とか、麺の固さとかに違いがあるわ。決まったらあそこで食券を買って、店員さんに渡せばいいわ。」
たくさんあるメニューを見ながらユニは、少しだけ戸惑っていたが、真姫がうまくサポートしていた。真姫も高校になって凜に誘われるまで、ラーメン屋に行くことがなかったので、ユニの気持ちがわかったのであろう。
「凜はいつものしょうゆラーメンと餃子だにゃ!」
「俺は普通にどんこつラーメンとチャーハンかな。」
凜はいつもの頼んでいるメニューを、ツナもそんなに迷うこともなくメニューを決めた。
その一方で花陽は…
(ど、どうしよう…すごく食べたい…けどツナさんの前だから!!///)
そして全員、メニューを決めると食券を買い、小説を店員に渡した。
「あれ?かよちん、それだけなの?」
「いつもならもっと食べるじゃない。」
「もしかして体調でも悪いの?」
「ち、違うよ!今日はこれぐらいが、気分的に丁度いいだけだから!」
あまり多く注文していないことに凜、真姫、ツナは心配するが、花陽は慌てて誤魔化した。ユニだけは花陽が我慢していることに気づき、ニコニコしながら花陽のほうを見ていた。
そして注文したラーメンが届き、全員ラーメンを食べ始めた。
「美味しいです。これがラーメンなんですね。」
初めてのラーメンに、右手で口元を押えながら、ユニは絶賛していた。
「気にいってもらえてよかったわね。」
「連れてきて正解だったにゃ。」
美味しそうにラーメンを食べ終べているユニを見て、凜と真姫は小声で話していた。
「あれ?もう食べ終わったの花陽ちゃん?」
「え、ええ…まぁ…」
「俺なんて半分も食べてないのに…」
ツナが花陽のほうを見ると、花陽はすでにラーメンの麺どころかスープも飲み干しており、チャーハンの皿はご飯粒一つ残っていなかった。あまりの食べる早さに他のメンバーも衝撃的な顔になっていた。
(ど、どうしよう!!///ついお腹が空いてたから…!!///でもまだ足りない…!!///もっと欲しい!!///)
花陽はつい勢いで食べてしまい心の中で後悔してしまっていた。
すると花陽のお腹が他の4人に聞えるぐらいなってしまった。
「かよちん…」
「花陽…」
「あらら…」
(はぅうううう!!///どうしてこんな時に!!///)
ここで凜と真姫はなぜあまり注文しないのか理解し、タイミンング悪くお腹が鳴ってしまったことにただただ苦笑いしてしまっていた。
するとツナは立ち上がり、そのまま立ち去ってしまった。
(ああ…ツナさん呆れてどこか行っちゃった…)
何も言わずにそのまま立ち去っていったツナを見て、花陽は落ち込んでしまっていた。
だがツナはすぐに帰ってくると、ツナの手には2枚の長方形の小さな紙が握られていた。
「はい、花陽ちゃん。」
「え…これって…」
「食券だよ。ラーメンの替え玉とチャーハンの大盛のね。」
「え?」
「花陽ちゃん、ずっと我慢してたんでしょ?だから買ってきたんだ。」
「で、でも…」
「また太っちゃうと思ってたんでしょ?でも食べたい時には食べなきゃ。それにダイエットしたい時には、また協力してあげるから。」
「ツ、ツナさん…!!///」
気を使ってくれたツナに花陽は嬉しさのあまり、少しだけ涙目になっていた。
「沢田さん、さすがですね。」
「やっぱりツナは優しいにゃ!」
「べ、別に…!!///わ、私は優しいなんて思ってないんだから!!///」
「?」
ユニ、凜、真姫が自分のことを褒められたが、なぜ褒められたかわからず疑問符を浮かべた。
「でもやっぱり俺はいっぱい食べている花陽ちゃんが一番好きだよ。幸せそうに食べている花陽ちゃんが。」
「す、好き!?///」
「「な!?」///」
好きという単語を聞いて花陽は顔を真っ赤にし、凜と真姫も動揺してしまった。
そしてこのあと言うまでもなく、花陽は気絶してしまった。だがこの言葉によって、花陽は幸せのあまりお腹がいっぱいになったという。
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