海未の日本舞踊を見たあと、海未の母が知り合いから貰ったという映画のチケットを貰い3人で見に行くこととなった。
「恋愛映画か…俺、初めてだな。」
「私は映画館で映画を見るのが初めてです。」
「れ、恋愛映画…!!///」
貰った映画のチケットを見つめながら、ツナとユニは呟いた。一方で海未はラブソング作曲の時に恋愛映画を見た時のことを思い出しており、顔を赤くするぐらいもの凄く恥ずかしくなっていた。
「海未ちゃんは映画とか見に行ったりとかするの?」
「私もあまり見に行くことはないですね。見に行ったことがないわけではありませんが。」
「そうなんだ。そういえば海未ちゃんと遊ぶの初めてだね。」
「え?」
「いや、いつも穂乃果ちゃんたちがいるけど、こうやって海未ちゃんと
「そ、そういえば…」
正確に言うとユニもいるが、ツナの言葉を聞いて海未はこんな風に1対1で遊ぶことは今までなかったことに気づいた。
「すいません。私がいなければ沢田さんとデートになっていたのに。」
「わ、私は別そのようなことは…!!///」
ユニがツナに聞こえないぐらいの小声ささやくと、海未は顔を真っ赤にしてしまっていた。
(今までだって恋愛文学を読んでますし、花見で貰った景品の恋愛漫画を見ているので、耐性もできているがずです!なによりツナ君が目の前にいるのに、恥ずかしいところを見せられません!)
海未は心の中で自分にそう言い聞かせると、3人が見る恋愛映画の上映のお知らせのアナウンスが流れてきたので、ポップコーンとジュースを買った後、上映されるシアターに入った。
そして映画の上映が始まって、1時間30が経過してラストシーンであるキスシーンに入った。
「感動的です…」
(お、俺も穂乃果ちゃんと…ってこんな時に何考えてるんだ俺!?///)
「無理です…!!///やっぱり私には無理です…!!///」
ユニはラストシーンに涙しており、ツナは少しやましいことを考えており、海未はやはり耐えられなかったのか、 目を閉じて両手で両耳を塞いで顔を俯かせていた。
そしてラストシーンであるキスシーンが終わると、エンディングの画面に流れ始めた。
「とても素晴らしかったです。」
「うん。初めてだったけどよかったよ。海未ちゃんは…海未ちゃん…?」
海未に映画の感想を聞こうとしたツナであったが、海未は今だに両耳を塞いで、顔を俯かせたまま私には無理ですと念仏のように唱えたままの状態であった。
そんな海未を見た二人は大丈夫か?という表情になっていたが、すぐにツナが海未の肩を軽く叩きながら、スマホのメモアプリに終わったよと入力して、その画面を見せた。
「お、終わったんですか…」
スマホの画面を見て、終わったことを知って耳を塞いでいた両手を離した。
そして3人は映画館を出た。
「海未さんどうされたんですか?両手で両耳を塞いでいましたけど。」
「い、いえ…最後のシーンで…その…!!///男性と女性の唇が…!!///む、無理です!!///恥ずかしい!!///」
「あ、いいです!それ以上、言わなくていいです!」
「これ以上、思い出さなくていいから!」
海未がなぜあの時、両耳を塞いで顔を俯かせていた理由はわかったので、ユニとツナは慌ててあのシーンのことを思い出させるのを止めた。
「この後、どうする?行きたい所とかある?」
「私、海が見たいです!」
「海未は私ですが?」
「いえ…泳ぐほうの海です…」
(あれ?海未ちゃんってしっかりもののイメージがあったけど、意外に天然なところが…)
海未の意外な一面に、ユニとツナはちょっとだけ驚いていた。
「でもいいかもね。」
「確かお台場に海の見える公園があったはずです。そこに行ってみましょう。」
ユニの提案で、お台場にある海の見える公園に行くことになった。
「ボス。どうやらボンゴレはユニと一緒にお台場にある公園にいくようです。」
『わかった。ファミリーを総動員させるぞ。なんとしてでもユニを我らのファミリーのものにする。』
その一方でユニを狙う、影が動こうとしていた。
はい、というわけで今回、超ツナを見るのは海未ちゃんです。どんな反応するか、お楽しみ。
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