時は過ぎていき、5時間目。
「はぁ…体育か…」
ツナは体操着に着替えたツナが廊下をため息をつきながら歩いていた。
「たださえ体育は苦手なのに…それもサッカーか…」
この1週間で体育は何度かあったが、みんなの前でかっこ悪いところを見せている為、ツナは憂鬱なのであるが一番は
グラウンドに向かう為、しばらく廊下を歩いていると。
「あ、ツナさん。」
「雪穂ちゃん。」
「今から体育ですか?」
「うん。雪穂ちゃんは?」
「私は今から理科の授業です。だから移動教室なんです。」
「そうなんだ。」
二人は互いに次の授業がなんなのか確認した。
そして雪穂がいつものように、表情をニヤニヤさせながら尋ねてきた。
「それで?この1週間でお姉ちゃんと進展はありました?」
「ええ…!?///いやぁ…それは…!!///」
「その様子だと何もなかったみたいですね。まぁわかってましたけど。」
「そんな冷たい目で見ないで雪穂ちゃん!」
自分のことをもの凄い冷めた表情で見ながら、そう言う雪穂にツナはツッコミをいれた。
「でも
「そ、それは…」
「じゃあ、私はこれで。」
珍しくツナをいじらず雪穂はが去っていくと、ツナは雪穂の言葉を受けて少し立ち止まったまま穂乃果に告白することについて考えていたが、すぐに体育が行われるグラウンドへと向かっていった。
そして体育が始まったが…
「ツナ君!パス!」
「オ、オッケ…うわっ!いでっ!」
「ツナ君!」
「沢田さん!」
穂乃果からパスをもらうが、ツナはボールの上に乗ってしまい、そのまま滑って地面に頭を強打してしまった。
この後もボールが顔面に当たったりして、結局穂乃果の前でかっこいいところを見せることはできなかった。
そして授業が終わり、ツナは穂乃果と一緒に体育倉庫に使ったボールを篭にいれて片づけに行く。
「ツナ君、大丈夫?」
「うん…なんとか。」
強打した頭の部分さすりながら大丈夫だとは言ったものの、まだ痛みが少し残っている様子である。
そして体育倉庫に着くと、二人はボールの入った篭を所定の位置に戻した。そして教室に戻ろうと、体育倉庫を
出ようとした時…
ガチャ
「え?い、今の音って…まさか…」
「どうしたのツナ君?」
嫌な予感がしたツナは、慌ててツナが体育倉庫の扉を開けようとするも、開く様子がなかった。
「あ、開かない…」
「ええ!?」
「俺たち閉じ込められちゃったみたい…」
「どどどうしよう!携帯は教室に置いてきちゃったし!もうこのまま
「お、落ち着いて!穂乃果ちゃん!次に体育の授業で誰か来るかもしれないし、最悪放課後になれば、部活で誰か開けてくれるはずだから!」
「あ!そっか…それなら大丈夫だよね…」
どうしようと慌てていた穂乃果であったが、ツナの言葉を聞いて、すぐに我に帰った。
すると二人はあることに気づいた。
(ん?この状況って穂乃果ちゃんとまさか…)
(ツナ君とまさか…)
((二人っきりってこと!?///))
ここに来て二人は
少し待つと6時間目の開始のチャイムが鳴るが、誰も
「誰も来ないね…」
「こりゃ6時間目は誰にも出られそうにないね…」
「でもこうやって授業をサボるのも悪くないかもね。」
「でも穂乃果ちゃん、授業中寝てること多いよね。特に座学の時とか。」
「もう言わないでよ!本当のことだけど…」
頬を可愛らしく膨らませて言うが、実際本当のことなので、すぐに膨らませていた頬をすぐに戻した。
そして体育のマットの上に二人は座って話し始めた。
「最初、ツナ君とユニちゃんが驚いたけど、でも今日でいなくなるって思うと寂しいな。」
「穂乃果ちゃん…」
「あ!そうだ!せっかくだしことりちゃんのお母さんに
頼んでみよっか!このまま二人を音ノ木坂学院に通わせてあげてって。」
「いや穂乃果ちゃん…ユニはともかく、俺は絶対に無理…いやことりちゃんのお母さんならいいって言いかねないような…」
いくらことりの母がいくらいい人でも、
そしてツナは気になっていたことを穂乃果に尋ねた。
「ねぇ穂乃果ちゃん。好きな人とは何か進展あった?」
「へ!?///」
「い、いや!!///あれから時間も経ったから、気になちゃって!!///べ、別に言いたくなかったらいいんだよ!!///」
自分がこの状況でなぜこんなことを聞いたのかと思い直したツナは、慌てて前言撤回した。
「と、特にないかな!!///そ、そういうツナ君は!?///」
「お、俺!?///お、俺も特にこれっといった進展はなかったよ!!///」
「そ、そうなんだ!!///じゃあ!!///お互い頑張らなきゃね!!///」
「そ、そうだね!!///」
相変わらず鈍感である二人は、今だに両想いだということに微塵に気づいている様子はなかった。
そしてこの後、さまざなことを話していると6時間目の終了のチャイムが鳴った。
「チャイム鳴っちゃったね。もう少しで放課後だね。」
「そうだね。あれ?でも考えてみれば、俺たちがいなくなったら普通心配して探しに来る気がするけど。少なくとも誰かが気づくと思うんだけど。」
「細かいことはよくわからないけど、授業を休めたからよかったよね。」
「そんなに勉強が嫌なの穂乃果ちゃん…?まぁ俺も嫌いだからアレさけどさ…」
穂乃果の発言に若干、呆れてしまうツナであったが、自分も勉強が嫌いなので穂乃果の気持ちをわからないわけでもなかった。
「うーん!あー気持ちいい!」
ずっと座っていたせいか体に負担がかかっていたので、穂乃果はおもいっきり両腕を伸ばした背伸びした。
背伸びした後、穂乃果は体育倉庫の扉に近づいた。
「案外、私たちが話してる間に開いて…ないね。」
「ははっ。さすがに開いてたら気づくよ。」
「それもそうだよね。きゃ!」
「わっ!?」
もしかしたら扉が開いているのではないかと思った穂乃果は扉を確認して開いていないことを確認した後、再び体育マットの上に座ろうしたが、つまずいてしまった。
そして…
「「え!?///」」
穂乃果がツナの上に覆い被さってしまうという状況になっていた。
(ほ、穂乃果ちゃんの体が…!!///肌が…!!///って俺は何を考えて…!?///)
穂乃果は今、体操着を来ている為、いつもより露出が多い為、ツナは穂乃果の体をじかに感じている。
そして黙ったまま、どこうとする感じが見られない穂乃果に違和感を覚える。
「穂乃果ちゃん…?」
「ねぇツナ君。さっき好きな人と進展があったかって聞いよね?」
「え…う、うん…そうだけど…」
「どうやら進展はあったみたい。たった今…!!///」
「え!?///」
「あのね…!!///私ずっとツナ君のことが…!!///」
「ほ、穂乃果ちゃん!?///」
ツナの上に覆い被さったまま告白しようとする穂乃果。
一方でツナはま、まさか…と思ってしまっていた。
そして
「ツナ君!穂乃果ちゃん!大丈…えええ!?///」
「リボーン君から体育倉庫で二人の声が…ってな、何やっているんですか!?///」
「「海未ちゃん!?///ことりちゃん!?///」」
タイミング悪く、ここでことりと海未がやって来てしまい、告白どころではなくなってしまっていた。
「あなたたち、授業に来ていないと思ったらこんな破廉恥なことを!?///体調を崩して保健室にいたという話は嘘だったのですね!!///」
「え!?誰がそんなことを!?ま、まさか…!?」
ここで誰も自分たちを探しに来る様子がなかったのは、裏でリボーンが暗躍していたのだということをツナはここで理解した。
そしてさらに…
「海未ちゃん、ことりちゃんどうしたの…はぁああああああ!!///」
「かよちんどうしたのか…にゃああああ!?///」
「何よどうしたのよ…な!?///さ、最低!!///」
ここでさらにタイミング悪く、花陽、凜、真姫がやって来てしまった。
こうして音ノ木坂学院に体育倉庫にて、ツナと穂乃果が授業をサボってまでイチャイチャしていたという噂が流れてしまったのであった。もちろん体育倉庫に鍵をかけたのも、その噂を流したのは誰かということは言うまでもないだろう。
ツナから告白する流れでいきたかったのですが、逆になってしまいました。
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どっちでもいい
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別にいい