大空とスクールアイドル   作:薔薇餓鬼

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今日はもう1話、投稿です。


標的(ターゲット)25 「信じてくれるか?」

 

 

 

 

 

「俺の仲間は返してもらうぞ。」

 

「ぐっ!?」

 

予想外の事態に男は焦ってしまっていた。一方でことりは(ハイパー)死ぬ気モードとなったツナを見て、今だにあれが本当に自分の知っているツナなのかと今だに信じられないことと、ツナの額の死ぬ気の炎を見てさっきのことを思い出す。。

 

「(フゥ太君が言った通りツナ君が本当に助けてくれた…けどツナ君のあの額の炎、色は違うけどさっき誘拐犯が見せてくれた炎に似てる…一体何だろう…?)」

 

「大人しく二人を解放しろ。そうすれば、何もせず逃がしてやる。」

 

「(相手がいくらあのボンゴレとはいえ…俺があんな餓鬼に!だがあの炎の純度から見て到底勝てる相手ではないし、この入口付近にかけていた幻覚も見破られた…だから幻覚を使って逃げることは不可能…仮に勝てたとしても、最強の赤ん坊(アルコバレーノ)もいる…なにより次期ボンゴレに何かあったとなればボンゴレの怒りを買うことは確実…どうする!?)」

 

男は何とかこの場を凌ぐ方法を考えるが、どのみち自分どころか、ファミリーが消されるということにもなりかない。そう思った男が生き残るための手段は一つしか残されていなかった…

 

「きゃ!」

 

「う、動くな!この女がどうなってもいいのか!」

 

「ことり!」

 

「ことり姉!」

 

「ちっ!」

 

男は懐からナイフを取りだしナイフをことりに向ける。

ことりが人質に取られて、ツナとフゥ太は叫び、リボーンは舌打ちする。

 

「もしもの時を考えてこの女を拐っておいて正解だった。フゥ太でも人質にはなるが、ウチのファミリーがマフィア界で這い上がるための道具なんでな、傷つけるわけにはいかないからな。」

 

「どうしようもない野郎だな。」

 

「なんとでも言えアルコバレーノ。さぁ!道を開けろ!」

 

「(どうする!?このままじゃことりとフゥ太が…どうすれば!)」

 

絶体絶命の状況。ツナはなんとか二人を助け出す

方法を考えていると、地面に落ちていた少し

大きめの石がツナの靴のつま先に当たる。

それを見てツナは二人を助け出す方法を思いつく。

するとツナはことりに向かって叫ぶ。

 

「ことり!」

 

「な、なにツナ君…?」

 

「俺のことを信じてくれるか?」

 

「え…」

 

急なツナに信じてくれるかと言われ戸惑うことり。だがさっきフゥ太が言っていた言葉を思い出す。

 

『ツナ兄はどんな時でも、どんな目にあっても僕

を…みんなを護ってきたんだ。だからツナ兄を心

の底から信じられるんだ。だからことり姉、

ツナ兄を信じて。』

 

フゥ太の言っていた言葉を思いしたことりは、

ツナに向かって言う。

 

「うん!信じるよ!」

 

「わかった。」

 

「何をごちゃごちゃ言っている!とっと道を…「ナッツ!」

 

男の声を遮り、ツナはボンゴレギアから相棒のナッツを呼びよせる。何もないところから出てきたと思っていることりは突然ナッツが出てきたことに驚いている。

 

「え!?ナッツちゃん!?」

 

「ナッツ!形態変化(カンビオ・フォルマ)!」

 

「ガウ!」

 

ナッツを形態変化(カンビオ・フォルマ)させると、腕のパーツが変化する。

 

「き、貴様!この女がどうなってもいいというのか!?」

 

「Xカノン!」

 

「な!?」

 

ツナはXカノンを男に向けて発射する。弾丸と化した死ぬ気の炎が男に向かって放たれるが、Xカノンは男の頭上に放たれ、Xカノンは天井で爆発する。

 

「や、やっぱりな!こっちには人質がいるんだ攻撃できるわけ…な!?」

 

外れたXカノンを見たあとで、再びツナのほうを向いた瞬間に、先程ツナの近くに落ちていた石が目の前に迫っており、男はそれを避けられず石が額に当たる。

 

「が!?ちょこざいな…な!?」

 

「はぁ!」

 

「ガハ!」

 

男に石を当てて、一瞬だけ怯んだ隙をついてツナは死ぬ気の炎の逆噴射させ、いっきに男の前まで高速移動し男を蹴り飛ばした。

そしてことりをお姫様抱っこし、元いた場所まで高速移動でことりを安全なところまで運ぶ。

 

「怪我はないかことり?」

 

「う、うん…!!」

 

「よし次はフゥ太を…「ツナ兄。」フゥ太!?」

 

次はフゥ太を助けようとするツナだったが、なぜかフゥ太が隣にいた。

 

「フゥ太!?どうして!?」

 

「お前がことりを助けてる間に、俺がフゥ太を解放したんだ。」

 

「そうだったのか…それよりあの男は?」

 

「起き上がってこねぇところを見ると、どうやら気絶したらしいな。死ぬ気の炎を扱えても、たいした奴じゃなかったみてぇだな。」

 

リボーンがそう言うと、ツナにお姫様抱っこされていることりが顔を赤くしながらツナに言う。

 

「あ、あのツナ君…降ろして…!!///」

 

「あ!す、すまない…」

 

ことりに言われてツナはことりを降ろす。そして

ツナは(ハイパー)死ぬ気モードの状態を

解除し、ノーマル状態に戻る。

 

「ふぅ…フゥ太もことりちゃん(・・・・・・・)

大丈夫?」

 

「うん大丈夫だよ。」

 

「あれ?ツナ君呼び方が…」

 

「あ!それはその…!」

 

ノーマル状態に戻って、自分の呼び方が変わった

ことに違和感を感じることり。ことりにそう言

われて慌てるツナだったが…。

 

「ことりでいいよ。」

 

「え?」

 

「そのほうが統一してていいし…それに…!!///」

 

「それに?」

 

「ううん…!!///何でもない…!!///」

 

「?」

 

ことりが顔を赤らめているが、ツナは全然気づいていない。

そんなツナにリボーンが。

 

「本当に鈍いよなお前。」

 

「な、何がだよ!」

 

「とにかく帰えるぞ。みんなが待ってるからな。」

 

「リボーン!さっきのどういう意味だよ!ねぇってば!」

 

 

無事、フゥ太とことりを救出できたツナ。そして

ツナに好意を寄せることり。これからどうなるのか。

 




ことりちゃんにフラグが立てられました。あれ?穂乃果よりもいい感じになってる…いいのか?
リボーンは普段なら助けることをするとは思えないでしょうが、ただそこにいるっていうのもあれだったんで、こういう役回りにしました。


ことりにフラグが立ったし、ことりがバイトしてるメイドカフェにツナが行く話とか面白そうです。
あれ?でもまだやってたけ?メイドカフェのバイト。

これで3年生は全員フラグを立てたので、次はかよちんたちか、にこちゃんたちか?

色々と疑問はありますが次回もお楽しみに。



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