大空とスクールアイドル   作:薔薇餓鬼

259 / 305
標的(ターゲット)259 「どっちだ?」

 

 

 

 

 

 

ツナたちイーピンの筒子時限超爆をなんとか凌ぐことに成功し、希の誕生日パーティーは無事に続行される。

 

「んじゃ次はクロームだぞ。」

 

「え?クロームも何かやるの?」

 

ツナはクロームまで何かやるとは思わなかったので、少しだけ驚いてしまっていた。

クロームはみんなの前に立つと、三叉槍を組み立て、軽く深呼吸するとクロームの体が霧の炎に包まれていく。

それを見て穂乃果たちは何が始まろとしているのかわからず、ざわつき始めた。

 

「ま、まさか…」

 

穂乃果たちがクロームがしようとしていることに戸惑い、この光景を見てツナはクロームが何をしようとしているか理解した。もちろんツナだけでなく、並盛メンバーもクロームが何をしようとするのかを理解していた。

そんな思惑が交錯する中、クロームを覆っていた霧の炎が消えるとそこには…

 

「ええ!?私!?」

 

幻術によって穂乃果に変身したクロームが立っていた。

 

(いや確かに幻術(それ)も隠し芸かもしれないけど!いくら穂乃果ちゃんたちがマフィアのこと知ってるからって、こんな誕生日パーティーで使う!?)

 

ツナはまさか誕生日パーティーで幻術を使うとは思いもよらなかったので、驚きを隠せない様子であった。

 

「どどどどどどうしよう!?これってアレだよね!もう一人の自分が現れてそれを見たら死ぬっていう…そう!トッピングタンカーっていう奴だよね!」

 

「ドッペルゲンガーだバカ!」

 

獄寺は穂乃果がドッペルゲンガーのことをトッピングタンカーだと言ったことにツッコミをいれた。他のみんなはトッピングタンカーって何だ…?と思ってしまっていた。

 

「落ち着け穂乃果、これはただの幻術だ。マフィア界なら珍しくねぇぞ。」

 

「え…そうなの?なぁーんだ…」

 

「ただの幻術って言わても…」

 

「そんなの使える人が本当に実在するかどうかわからないのに…」

 

「というか何でマフィアが使えるのよ…?」

 

リボーンがこれが幻術であることを説明すると、穂乃果はドッペルゲンガーでないとわかりホッとするが、雪穂、絵里、にこはなぜそんな能力(げんじゅつ)が使えるのがこんな身の回りにいることに疑問を浮かべていた。

 

「私、高坂穂乃果!叶え!みんなの夢!」

 

「声までそっくり!というかそのまま!」

 

「これならこのまま音ノ木坂学院(がっこう)に通っても違和感全然ないわよ…」

 

穂乃果、真姫は姿、形だけではなく声までそっくりであることに、クロームの完成度の高さに驚いていた。

 

「それにしてもこれだけ完成度が高いと、どっちが本物かどうか、わかりませんね穂乃果さん。」

 

「やっぱりクロームちゃんは凄いです!」

 

「うん!そうだね!」

 

「亜里沙ちゃん!ハルちゃん!京子ちゃん!そっちじゃないよー!私はこっちー!」

 

亜里沙、ハル、京子の天然トリオが穂乃果の姿になったクロームに向かって話しかけてしまっていた。一方で穂乃果に化けたクロームは褒められて嬉しかったのか、少し顔を赤くして照れていた。

 

「本当だね。このまま私のお姉ちゃんになっても問題ないかも。」

 

「確かにこっちの穂乃果のほうがいいかもしれませんね。」

 

「まわりも気づかないやろうしね。」

 

「もう!雪穂、海未ちゃん、希ちゃん!わかってるでしょ!」

 

穂乃果に化けたクロームがだとわかっていながら雪穂、海未、希がそう言うと、穂乃果は可愛らしく頬を膨らませながらツッコミをいれた。

この後もみんなのリクエストに答えて、クロームは色んな人に幻術を見せた。途中でクロームの(ボックス)アニマルで霧フクロウ(グーフォ・ディ・ネッビア)であるムクロウを見せたりしたのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「楽しんでいますねー。じゃあそろそろ私の出番ですね。」

 

 

 

 




評価をくれた羽乃秦御さんありがとうございます。

この小説、続けて欲しい?

  • 続けて欲しい
  • どっちでもいい
  • 別にいい
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。