大空とスクールアイドル   作:薔薇餓鬼

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このタイトルで誰が出るかわかりますよね?


標的(ターゲット)260 「殺され屋」

 

 

 

 

 

 

クロームの幻術(かくしげい)?を終えたところで、

次の隠し芸に移る。

 

「んじゃ、次の隠し芸いくぞ。」

 

リボーンがそう言うと、全員次の隠し芸は何かとワクワクし始める。

がその時、ツナたちの天井の上からゴトゴトと音がし始めた。

 

「な、なに…?」

 

「天井が音が…」

 

「ネズミとかじゃなさそうやね…」

 

「だ、誰かいるの…?」

 

「ど、泥棒でしょうか…」

 

ツナ、京子、希、真姫、花陽は天井から聞こえてくる謎の音に不安を隠せないような表情になってしまっていた。

 

「十代目!任せてください!俺が撃退します!」

 

「そうだにゃ!泥棒だろうと凜が撃退するにゃ!」

 

天井からの音を聞いても怯むこともなく、獄寺はその場から立ち上がってダイナマイトを取り出し、凜はジーグンドーの構えを取り始めた。

 

「んじゃ頼むぞ獄寺、凜。」

 

そう言うとリボーンの手にはいつの間にかリモコンが握られており、リモコンのスイッチを押すと天井が自動で開いた。

そして上からニット帽を被り、口から血を流した男が降ってきた。さらにその男は心臓の辺りに撃たれた形跡があった。

 

「「「「「「きゃーーーーーーー!」」」」」

 

(あれ…?この人って確か…)

 

その男を見て穂乃果たちは悲鳴を上げるが、ツナはこの男に見覚えがあるのか冷静であった。ツナだけでなく並盛メンバーも同じくこの男を見て冷静であった。

 

「天井の上から人が!?」

 

「し、しかも撃たれてるよ!?」

 

「どどどどどういうこと!?」

 

「だ、誰か助けてーーーー!」

 

「と、とりあえず救急車を!」

 

穂乃果、雪穂、にこ、花陽、絵里は突然血を流した男が天井から降ってきたので冷静ではいられなかった。

 

「救急車を呼ぶ必要はねぇぞ。心臓が完全に止まってる。もうこいつはすでに死んでるぞ。」

 

「「「「「「「え!?」」」」」」」

 

リボーンが男の上に乗って、撃たれた心臓の辺りに耳を近づけながらそう伝えると、穂乃果たちは全員顔を青ざめてしまっていた。

 

「嘘だと思うなら調べてみろ。」

 

リボーンがそう言うと、穂乃果たちは躊躇ってしまうがそんな中、穂乃果が勇気を振り絞って男の心臓が止まっているかどうか確認した。

 

「本当だ…心臓が止まってる…」

 

そう言うとたださえ青ざめている穂乃果たちの顔がさらに真っ青になってしまった。

全員は顔を青ざめている中、亜里沙が口を開いた。

 

「で、でも…何でツナさんの家に…?」

 

「さぁな。そういや俺が昨日ここでコーヒーを飲んでいる時に、天井裏から妙な気配がしてたから一発天井にぶちこんだんだが、それとは関係なさそうだな。」

 

「どう考えてもあなたが犯人じゃないですか!」

 

「結局、あなたがやったんじゃない!」

 

リボーンが昨日のあった出来事を語ると、海未、絵里は犯人がリボーンだということがすぐに判明したので、おもいっきりツッコミをいれた。

 

「まぁこいつは泥棒だったんだし問題ねぇよな。後でバラして土に埋めればいいだけの話だからな。」

 

「何、さらっととんでもないこと言ってるのよ!」

 

「人が死んでるんだよ!もうちょっと危機感とかないの!?」

 

「俺は殺し屋(ヒットマン)だぞ。殺られた奴のことなんて考えてたら、仕事になんねぇからな。」

 

リボーンがバラして土に埋めようと言ったことに、にことことりがツッコミをいれるも、当の本人は全く反省の色は見られなかった。

 

「ちょっとあんたたちからも何か言いなさいよ!」

 

「そうだにゃ!人が死んでるのに何で黙ったままなんだにゃ!」

 

「え…いや…その…」

 

真姫と凜が文句を言うが、ツナたちは申し訳なさそうな顔をしてしまっていた。

 

「ここまでだな。もういいぞ、モレッティ。」

 

リボーンがそう言うと、モレッティと呼ばれた男はゆっくりと起き上がった。

 

「「「「「きゃーーーーーーーー!」」」」」

 

死んだと思われた男が突然、蘇ったことに驚き穂乃果たちは再び悲鳴を上げてしまった。

 

「どうも、こんにちわ。」

 

「い、生き返ったー!?ゾンビだ!ゾンビ!」

 

「だ、誰か助けてー!」

 

「もうイヤー!」

 

モレッティがこんにちわと挨拶しただけで穂乃果、花陽、絵里はおもいっきり叫び、他のメンバーもただただ黙って恐怖してしまっていた。

 

「落ち着けお前ら。こいつは殺され屋のモレッティだ。」

 

「こ、殺され屋…?殺し屋じゃなくてですか…?」

 

「ああ。こいつはボンゴレの特殊工作員でな。こいつはアッディーオっていう自分の意思で心臓を止めて仮死状態になる能力を持ってるんだ。」

 

「「「「「「「へ…?」」」」」」

 

モレッティの能力を聞いて、穂乃果たちはキョトンとしてしまった。

 

「驚かせてすいません。日本に遊びに来たら、丁度私の能力を見せる機会があるとリボーンさんから聞いたので、是非とも見てもらおうと思いまして。」

 

「見せなくて大丈夫だにゃ!」

 

「見せるにしても、もっと他に見せ方があるでしょ!」

 

「こっちが本当に心臓が止まりそうだっだわよ!」

 

あまりにも怖いドッキリだった為、凜、にこ、真姫はモレッティに向かっておもいっきり叫んだ。

 

「で、でもその血は…?」

 

「これはもちろん偽物ですよ。この撃たれた傷も。」

 

「そうなんですか…」

 

勇雪穂は血と撃たれた傷が偽物だとわかって、ホッとした。

 

「じゃあツナ君たちは最所から知ってたってこと?」

 

「うん。1回、中学の時に見せられてたから。」

 

「まぁ今日、モレッティ(こいつ)が来るのは知らなかったけどな。」

 

「やっぱ面白いよな、このおっさん。」

 

「あの時は本当にびっくりしました。」

 

ことりが尋ねると、ツナ、獄寺、山本、ハルは中学時代の頃にモレッティが来たことを思い出しながら答えた。

 

「僕と笹川さんとクロームさんは高校の時に初めて見たけど、やっぱり最所は驚いたよね。」

 

「うん。本当に死んだんじゃないかと思ったよ。」

 

「私も。」

 

炎真、京子、クロームも同じく高校の時にモレッティが来たことを思い出しながら答えた。

こうしてモレッティによるドッキリは終了したのであった。

 

 

 

 

 

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