希も誕生日会から4日が過ぎて、6月14日になった。
6月は梅雨の季節ということもあり、今日は雨が降っており、ツナも
「今日はここまでだぞ。」
「お、終わったー…」
そしていつものごとくツナの体はリボーンによってボロボロになっており、ツナはその場で倒れこんでしまっていた。
「だいぶ、成績が上がってきたがまだまだだな。マフィアのボスになるには力だけじゃダメだからな。
「だから何でもマフィアに繋げるのは止めろって!」
リボーンが頭の部分を人さし指で軽く叩くと、ツナはいつものようにツッコミをいれた。
するとリボーンがツナの部屋に飾ってあるカレンダーを見てあることに気づいた。
「なぁツナ。」
「何だよリボーン?」
「今日は6月13日だよな?」
「そうだけど…どうしたんだよ?今日は何かあったっけ?ま、まさか…ボンゴレ式のイベントの日とかじゃないよな…?」
「そうじゃねぇ。そういえばあいつの誕生日だと思ってな。」
「あいつ?今日、誰かの誕生日だったけ?」
「お前は知らねぇ奴だぞ。俺がお前の家庭教師としてやって来る前にイタリアにいた時に知り合った奴でな、いっつも寂しそうにベランダから外を見ててな、だから俺が話相手になってやったんだ。」
「へー、いいとこあるじゃん。」
リボーンがそんなことしていたことを知って、ツナは感心した。
「それでその子は今どこにいるの?」
「さぁな。親がホテルを経営してて、その影響で世界中をまわってるって言ってたからな。ただ分かれる時に、次は日本に行くって言ってたぞ。どこかは知らなかったようだがな。」
「そうなんだ。じゃあその子と出会ったのが、6月13日だったってこと?」
「違ぇぞ。その日がそいつの誕生日だったんだ。」
「誕生日か、それでその子は名前は?」
「小原鞠莉だったぞ。」
「え?日本人なの?」
「いやハーフだぞ。父親がイタリア系アメリカ人で、母親が日本人だったんだぞ。」
「それで日本人の名前なのか…」
ツナはリボーンが言っていた鞠莉という少女が、イタリアに住んでいるにも関わらず、日本人の名前だということを納得した。
「もっと教えてよ、お前が出会ったその鞠莉ちゃんって女の子のこと。」
「しょうがねぇな、まぁたまにはいいか。」
ツナが頼むと、そう言うとリボーンは鞠莉という少女との出会いを話し始める。
時はまだリボーンがディーノを
「暇だなー。パパもママも遊んじゃいけないっていうし…」
ブロンドで金眼の少女がホテルの屋上のベランダから、イタリアの町を頬を膨らませ、不満そうな顔をしながら
見ていた。
「何だお前、そんな不満そうな顔して?」
「だ、誰!?」
声がするほうに少女が向くと、レオンを翼に変形させて宙を浮いているリボーンがいた。
「ちゃおっす。」
「チャオ!…っす?」
リボーンがちゃおっすと言うと、少女であるイタリア語の挨拶の言葉であるチャオで挨拶するが、リボーンのちゃおっすの挨拶の仕方に疑問符を浮かべた。
「ベイビーが空を飛んで喋ってる…」
「ベイビーじゃねぇぞ、俺はリボーン。
「ヒットマン…?」
「殺し屋って意味だぞ。」
「殺し屋!?」
少女はヒットマンという単語の意味がわからず首を傾げるが、リボーンが殺し屋だということを説明すると少女は驚きの声をあげた。
「も、もしかして私の
「まぁな。」
「ええ!?」
「冗談だぞ。空を散歩してたらたまたま、屋上で不満そうなお前を見つけただけだぞ。」
そう言うとリボーンは、少女のいるところへ移動すると翼を元に戻すとレオンは元の姿に戻り、リボーンの背中から帽子の上に移動した。
「Oh!Funny!面白い!今の何?」
「こいつは俺の相棒のレオンだ。レオンは一度、見た物なら何でも変形できるんだぞ。」
「すごーい!もっと見せて!」
レオンが何でも変形できると聞いて少女は、興味を持ったのか目をキラキラ輝かせた。
「そういやお前の名前聞いてなかったな。」
「私?鞠莉!小原鞠莉!」
これがリボーンとイタリアで出会った少女、小原鞠莉との出会いであった。
鞠莉もリボーンもイタリア出身だから、もしかして出会っていてもいいんじゃないかと思ったので、こんな話を作ってみました。
ただ鞠莉の喋り方はこれでいいのか不安になってきました…
高評価をくれたポトフトさん、ありがとうございました。
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