音ノ木学院ではアルパカのことは先生からも伝えられた。
「えー、お前らも知っていると思うが
穂乃果たちのクラスの担任である山田博子先生が、朝の
すると穂乃果のスマホのLINEの通知音が鳴った。
「おーい高坂、ちゃんとマナーモードにしとけよ。」
「す、すいませーん…」
先生に注意されて穂乃果はカバンの中にあったスマホを取り出して、すぐにマナーモードにしようとするがLINEの相手が
「あーーーーーー!」
「穂乃果!
「いたんだよアルパカが!並盛高校に!」
「何を言っているんですか…?」
「ほら!」
そう言うと穂乃果はツナから送られてきたLINEを海未に見せた。
『これ音ノ木坂学院のアルパカじゃない…?』
ツナのLINEの文章に下には、二匹のアルパカの写真が写っていた。
「ほ、本当ですね…」
海未は穂乃果のスマホの画面を見て、まさかこんな形でアルパカが見つかるとは思ってもみなかった為、驚きを隠せない様子であった。
この後、このツナのLINEにてクラス全員だけではなく全校生徒に知られることになった。
そして時間は一気に経過していき放課後、理事長に穂乃果、海未、ことりは集まっていた。
「それでどうだったのお母さん?アルパカは?」
「並盛高校に確認したら特に怪我もしてなくて、普通に元気でやってるそうよ。それにしても面白いわね、まさかアルパカが並盛まで行ったなんてね。それもあなたたちの大好きな
「お母さん!!///」
「「理事長!!///」」
ことりの母がそう言うと、3人は顔を真っ赤にしながら叫んだ。
「並盛高校の理事長さんが親切な方でね、すぐに
るそうなの。」
「私、知ってる!並盛高校の理事長さんってツナ君の一つ上先輩なんですよね!」
「ええ!?そんなに若いの!?」
「知らなかったです…」
穂乃果は以前ツナが
「そうなの。並盛高校の理事長は雲雀恭弥君っていうの。元々は並盛高校の風紀委員長だったんだけど、卒業して理事長に就任すると同時に風紀財団を立ち上げたの。」
「「「風紀財団?」」」
「並盛の秩序を護る組織で、並盛高校の風紀委員会のメンバーを中心に作られてるの。
「そんな凄い人が理事長だなんて…ツナ君たちと関わりがあるのでしょうか…?」
ことりの母から雲雀の詳細を聞くと、海未は雲雀がボンゴレファミリーに関わっているのではないか?という疑問が生まれた。
「そうだ。一応、あなたたちでこの後、並盛高校に行ってアルパカの様子を見てきてくれないかしら?」
「私たちがですが?」
「ええ。なんなら星空さんと、小泉さんと、西木野さんと一緒に行ってみたらどうかしら?これならツナ君に会う口実になるでしょ?」
「「な!?///」」
「お母さん!!///気を使わなくていいから!!///」
ことりの母は穂乃果たちの恋愛をサポートしてきた為、穂乃果と海未は顔を真っ赤にし、ことりも顔を真っ赤にしながら叫んだ。
こんな反応をしつつも、並盛高校に行くことを決意したのであった。
というわけで次回から穂乃果たちが並盛高校に行く話をやります。
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