6月のとある金曜日、その日は大雨であった。
「あ…傘忘れちゃった…」
ことりが音ノ木坂学院の玄関にて鞄の中に入れてある折り畳み傘を取り出そうとしたのだが、肝心の折り畳み傘を忘れてしまったようである。
「どうしよう…今日は穂乃果ちゃんも海未ちゃんも今日は用事があるって、先に帰っちゃったし…」
今日は用事があると言って、二人は生徒会の仕事を早めに終わらせて帰ってしまったので、二人を頼ることもできない。自分の母は
「走って帰るしかないか…」
そう呟くと、鞄を頭の移動させて傘の変わりにしてそのまま大雨の中、走って家に帰っていった。
そして次の日。
「ゴッホ…ゴッホ…」
「大丈夫、ことり?」
金曜日に大雨の中、走って家に帰ったのが悪かったのかことりは風邪をこじらせてしまった。そんなことりを見て、ことりの母の心配そうな表情でベッドで寝ていることりを見守っていた。
「病院にはなんとか行けたけど困ったわ…この後、大事な仕事があるのよね…誰かにことりの看病を頼もうかしら…」
ことりの母もどうしても外せない仕事がある為、誰かことりの看病をしてくれる人は誰かいないかと考え始めた。10秒ほど考えていると、ことりの母は誰にことりの看病を頼むかを思いついた。
「ことり、携帯借りるわよ。」
「うん…」
ことりの母はベッドの近くあったことりのスマホを借りると、部屋から出るとスマホのアプリからLINEを起動すると、無料電話からとある人物に電話した。
「あ?もしもし?ことりの母です。ちょっと事情があってことりのスマホからかけてるんだけど実はね…」
そして5分後。ことりの母は再び部屋に戻って来ると、ベッドで寝ていることりに伝える。
「今、私の知り合いにことりのことを伝えたら、ことりのことを看病してもいいって言ってくれた人がいたわ。」
「本当に…?」
「うん。それよりごめんねことり。こういう時に傍にいてあげられなくて。」
「ううん…私のほうこそごめんね…昨日、私が傘を忘れてなかったらこんなことにはならなかったのに…」
自分の変わりに看病してくれる人がいると伝えると、親でありながら娘の傍にいてあげられないことを謝ると、ことりも昨日のことについて謝った。
そして20分ほど経過すると、ことりの家のインターホンが鳴った。
「どうやら来てくれたみたいね。」
インターホンのい音を聞くと、そのまま玄関に向かうと、少しして戻ってきた…
「ことりちゃん、大丈夫?」
ツナと一緒に。
「ツツツツツツツ、ツナ君!?///」
まさか自分の家に
(ど、どうしよう!!///ね、熱が上がっちゃう!!///)
「だ、大丈夫!?ことりちゃん!?」
来て早々、ことりが顔を真っ赤にしたのでツナは風邪が悪化したのかと思って慌てて心配してしまっていた。思ったよりも面白い反応をする娘の姿に、ことりの母は苦笑いしてしまっていた。
「ごめんなさいねツナ君。休日に呼んで、いきなり娘の看病をお願いしちゃって。」
「大丈夫ですよ。どうせ暇してましたから。それに
「ありがとう。ツナ君に頼んでよかったわ。これならことりを任せられるわ。」
「はい。ことりちゃんのことは俺に任せてください。」
「ま、任せる!?///」
ことりの母はツナに自分の娘の看病を任せられるという意味でそう言い、ツナはそういう意味だと理解して任せてくださいと答えたが、ことりはツナ君になら娘を
「え!?ちょっとことりちゃん!?しっかりして!」
「こ、ことり!」
ツナとことりの母は急に気絶したことに慌ててしまったが、気絶していたことりはとても幸せそうな表情で気絶していたという。
高評価をくださった、赤い葉っぱの人さんありがとうございます。
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