当日のビアンキがどんな料理を作るのか?それは明日の花見にならないとわからないので、それは一旦置いておくこととなった。
今、ツナたちは奈々の作ったホットケーキを食べていた。
「「「美味しい!」」」
奈々の作ったホットケーキに絶賛するこころ、
ここあ、虎太郎。
そしてこの3人だけではなくにこも奈々の作ったホットケーキの味に絶賛してしまう。
「お、美味しい…」
「まだ焼いたらたくさんあるから、おかわりしていいわよ。」
「「「はーい!」」」
奈々がそう言うとこころ、ここあ、虎太郎が元気よく返事をする。
するとにこがディーノのほうを見て驚く。
「え…あんた」
「どうかしたのか?」
「こ、こぼしてるわよ…」
「あ!?本当だ!?何でだ!?」
にこがそう言うと、ディーノのまわりには一口サイズに切られたホットケーキが大量にこぼれていた。
しかもそのことにディーノは気づいていなかった。
そんなディーノを見て、ここあと虎太郎が言う。
「ディーノお兄ちゃん、子供みたーい。」
「子供ー。」
「おいおい子供扱いは止してくれよ。俺は大人なんだぞ。」
ディーノが笑いながらそう言うが、ツナは苦笑いしながら見ていた。そんな苦笑いしているツナを見てにこが尋ねる。
「どうしたのよ?」
「い、いや…そういえばディーノさんは今一人だったんだよなーって思って…」
「どういう意味よ…」
「実はディーノさんは部下の人がいないと、運動音痴になったりするんです…」
「つ、つまり…部下の人がいないとダメダメになるってこと…?」
「そ、そういうことです…しかもそのことを本人は気づいていないんです…」
「な、何なの…あんたの知り合いって変じゃない…?」
さっきのビアンキといい、ツナのまわりの人は変な人が多いと思ってしまうにこ。
するとディーノは席を立ち上がると
「ツナ、ちょっとトイレ借り…ううぉ!?」
トイレに行こうとするディーノであったが、何もないところで急におもいっきりこけてしまう。
「いってぇ!」
「ディーノさん、大丈夫ですか?」
「あ、ああ…ツナの家の床っていっつも滑るな…」
こころが尋ねると、額を手で押えながら言う。その光景にツナとにこは何ともいえなくなってしまう。
「何もないところで…しかも本当に気づいていないのね…」
「でしょ?」
ツナがそう言うと、ディーノはトイレに行く。ディーノがトイレに行っている間に奈々が呟く。
「ディーノ君って来るたびにこけてるわよねー。なぜかしら?ウチの家の床ってそんなに滑るのかしら?イタリアの家と日本の家の床って違うのかしら?」
ディーノがいつもこける理由があるのではないかと考える奈々だが、外国だからとかという問題ではないのである。
そしてディーノが戻って来て、奈々が追加のホットケーキを焼いていると、にこが…
「あ!私も手伝います!」
「別にいいのよ。気を使わなくて。」
「い、いや…その…!ホットケーキすっごく美味しくて…よかったら作り方を…」
にこがそう言うと、奈々は目を点にしてキョトンとしてしまうが、すぐに笑顔になり。
「いいわよ。じゃあ一緒に作って見る?」
「は、はい!」
そして急遽、にこは奈々のホットケーキの作り方
を教わることとなった。
そして奈々はにこを教えていると。
「とっても上手ね。にこちゃん相当料理を作るのに慣れているのね。」
「い、いや…そこまでじゃ…!」
「にこちゃんが、ツナのお嫁さんになってくれたらとっても助かるわー。」
「お、お嫁さん!?」
「母さん!」
奈々の発言ににことツナは顔を赤くしてしまう。
そんな二人を見てディーノは苦笑してしまっていた。
そんな二人を気にせず、奈々が続けていく。
「だってそうでしょ?こんなに可愛くて、料理もできるのよー。」
「だ、だからって関係ないだろ!?」
「でもツナ、お前子供の面倒を見るのがうまいし、案外にこと結婚してもいいんじゃないか?」
「ディーノさんまで!」
ディーノが顔をニヤニヤさせながらそう言うと、
ツナは顔を真っ赤にして反論する。
そしてツナは穂乃果の母のことを思い出す。
「(ウチの母さんと穂乃果ちゃんのお母さんて何か似てる気がする…すぐに結婚の話をするところとか…)」
ツナがそんなことを思っていると、にこはさっきの奈々の発言に動揺しまくっていた。
「おおおおおお嫁とか…!そそそそんな…!」
このあとにこが普通に戻るまで時間がかかったのであった。
にこにフラグは立っていません。まだもうちょっと先です。
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