にこをマンションに送ったあと、ディーノの車に乗りこむツナ。このあと穂むらに寄ってもらえないかと頼もうとしたツナであったが、突如ディーノからあることを尋ねられる。
「なぁツナ。ちょっと聞きてぇことがあるんだが。」
「何ですかディーノさん?」
「和菓子の美味しい店とか知らないか?」
「和菓子ですか?どうしてですか?」
急にディーノから和菓子のお店のことを聞かれて疑問符を浮かべるツナ。
するとロマーリオが説明し始める。
「実は花見の2日後に同盟ファミリーのボスと食事会をすることになってるんですが、そこのボスが日本の和菓子が好きなものでして。それで手土産に和菓子を持っていこうと思っていまして。」
「へーそうだったんですか。」
ロマーリオの説明を聞いて、二人がなぜ和菓子の店を探しているのか理解するツナ。
そして改めてディーノがツナに尋ねる。
「それでどこか、いい店知らないか?」
「知ってますよ。」
「本当か!」
「はい。和菓子屋穂むらって言うんですけど。地元じゃ有名な和菓子屋さんで、明日花見に来る友達の家なんです。ここからそんなに距離もないですよ。」
「さすが俺の弟分だぜ。じゃあその穂むらってと
ころに行ってみるかロマーリオ。」
「OKボス。沢田さん案内のほう頼みますぜ。」
そう言うとロマーリオは車のエンジンをかけ、穂むらに向かっていく。
穂むらに向かう間、ツナは心の中で。
「(偶然だけど、穂乃果ちゃんの家に行く用事ができて良かった。なんかちょっと言いづらかったんだよなー…)」
ディーノたちに何で穂むらの家に行きたいんだと尋ねられて、自分の想い人に会いに行きたいからと言えるはずもないので、ツナは内心ホッとしていた。
それでもディーノたちは寄ってくれるとは思うのだが。
そして車で移動すること10分。和菓子屋穂むらに到着する。そして穂むらに入るツナ、ディーノ、ロマーリオ。
「いらっしゃいませー。あらツナ君…え…」
穂乃果の母がディーノを見て固まってしまう。どうやら外国人であること、ディーノのあまりのかっこよさに驚いてしまったのだ。
「ツ、ツナ君!?そ、その人は!?」
「えっと…その…」
ディーノのことを尋ねられて、答えようとしたツナだったがマフィアだとは言えないので、どう言おうと考えているとディーノが…
「初めまして、ディーノと言います。いつも弟分がお世話になっています。」
「あ、あら!ご丁寧にどうも!」
「それとこっちは、俺の右腕のロマーリオです。」
ディーノが穂乃果の母にロマーリオを紹介すると、ロマーリオは一礼する。
そしてディーノは今回ここに来た理由を話す。
「実は近々、俺の会社と取引している会社と食事会をすることになっていまして、取引先に社長が日本の和菓子が好きでして。そしたらツナがこの穂むらの和菓子が美味しいと言うもので。」
「その若さで社長だなんて!え、えっと何にします!?」
「そうですね…」
緊張している穂乃果の母が尋ねると、ディーノはどの和菓子にするか考え始める。
そしてツナはディーノの大人の対応に感心していた。
「凄い…さすがディーノさん…」
「沢田さんも、あんな風なボスになれるといいですね。」
「お、俺はマフィアのボスにはなりませんって!」
穂乃果の母に聞こえないくらいの小声でロマーリオにつっこむツナ。
するとロマーリオのスマホが鳴る。
「おっと電話だ。」
そう言うとロマーリオは外に出ていく。ロマーリオが外に出ていくのを見計らって、ツナは穂乃果の母に穂乃果のことを尋ねる。
「あ、あの…穂乃果ちゃんは…!?」
「ごめんねツナ君。穂乃果は今、ちょっと出掛けてて。」
「そ、そうですか…」
「もしかしてプロポーズでもしに来たとか?」
「ち、違います!///」
ニヤニヤしながら言う穂乃果の母に、ツナは顔を赤くして言う。
その会話を聞いてディーノは
「そういうことだったのかツナ。俺の車に乗りたいって言ったのは、その穂乃果って奴に会いたかったからか。」
「え!?いや…その…!?///」
ディーノに自分の本音を言い当てられて何も言うことができなかったツナであった。
特に面白くできなくてすいません。
次回は亜里沙ちゃんを出そうと思います。
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