10年バズーカに被弾した花陽。ツナの部屋には煙が充満すると、煙の中からの背の高く髪の長い女性が現れる。
「あれ…?ここは…?」
「こ、これが10年後の…」
「花陽ちゃん…」
10年後の花陽を見て驚く凛とツナ。すると10年後の花陽はツナと凛に気づく。
「あれ凛ちゃんにツナさん?何でこんなところに…というか二人が幼く見える…というかここどこ…?」
急に見知らぬ場所にやって来たこと、幼いツナと凛が目の前にいることに戸惑っている。すると戸惑っている10年後の花陽にツナが10年バズーカのこと、そしてここが10年前の世界であることを説明する。
「10年バズーカ…そういえばそんなのあったよね、懐かしいな。」
「それにしてもかよちん、髪伸ばしたんだね。」
「うん。今から3年後に伸ばすんだ。」
「どうして髪を伸ばしたんだにゃ?」
「え!?それは!?///その…!!///」
凛が髪を伸ばした理由を10年後の花陽に尋ねると、10年後の花陽は顔を赤くし、ツナのほうをチラチラと見てしまう。すると花陽は話を誤魔化して10年後の凛のことについて話す。
「り、凛ちゃんも!10年後には髪を伸ばしてすっごく可愛いくなるんだよ!」
「り、凛がかにゃ!?ほ、本当かにゃ!?」
「うん!」
「(今から頑張ったら…!!ツナが私のこともう少し見てくれるかにゃ…!?)」
10年後に自分が可愛いくなると10年後の花陽に言われて嬉しい様子の凛。そして凛は顔を少し顔を赤らめながらツナのほうをチラチラと見ながらそう思う。
すると10年後の花陽は10年前のことを思い出す。
「10年前かー。μ'sが解散してツナさんたちに出会った頃だよね。ツナさんたちに出会ってから色々と変なことやありえないことがたくさんあったなー。」
「ごめんなさい…」
「ええ!?何で謝るんですか!?」
「いや…なんとなく…」
急に謝り出したツナに10年後の花陽は驚いてしまう。ツナはなぜかはわからないが謝らなければならないと思ってしまいい謝罪した。
そして10年後の花陽はさらに語る。
「でもツナさんたちに出会ってから、スクールアイドルとして活動していた時とは違った楽しさがありました。それに…!!」
「「それに?」」
「い、いや…!!///何でもないです!///」
「「?」」
急に顔を赤らた10年後の花陽を見てツナと花陽は首を傾げる。そしてそうこうしているうちに5分が経過しようとしていた。
「あとちょっとで5分だね。そろそろ10年バズーカの効力がきれるよ。」
部屋の時計を見てツナがそろそろ5分経過することを確かめる。
そして10年後の花陽とも別れの時がやってくる。
「短い時間だったけど10年前の二人に会えてよかった。」
「凛も10年後のかよちんに出会えて嬉しかったにゃ!10年経っても凛とかよちんはずっと友達だにゃ!」
「うん!ずっと友達だよ!」
凛と花陽は別れの言葉をそう言うと、お互いに互いの手を握る。そして握っていた手を放すと同時に10年バズーカの効力がきれて、花陽が10年後の世界から戻ってくる。
「おかえりかよちん!」
「ツナさんの家だ…戻ってこられたんだ!よかったぁ!」
無事に元の世界に戻ってこられたことに安心し、
花陽は少し涙を流す。
「ごめんねかよちん。凛のせいで…」
「凛ちゃんのせいじゃないよ。戻ってこられないんじゃないかって思って不安だったけど、10年後の未来って凄かったよ!」
凛が謝ると、花陽は10年後の未来がどんな世界だったかを話す。
そして楽しい時間があっという間に過ぎていき夕方になる。
「あ、もう夕方だ。」
「そろそろ帰えらないといけないにゃ。」
「そうだね。」
ツナ、凛、花陽が部屋の窓を見ながら言うと、部屋にリボーンが入ってくる。
「凛、花陽。ママンが夕飯食べていかないかって言ってるぞ。」
「え…でも…」
「悪いんじゃ…」
奈々が夕飯をご馳走してくれるというが、迷ってしまう凛と花陽。するとリボーンがさらにこう言う。
「さっきママンが、買い物に行ったときに商店街のくじ引きでお米を当てたって言ってたぞ。」
「お米…」
「かよちん…?」
「花陽ちゃん…?」
お米という単語に反応する花陽。そんな花陽を凛とツナは「ま、まさかまだ食べるのか…?」と心の中で思ってしまう。
そしてこのあと花陽と凛は夕飯にご馳走になった。もちろん花陽はご飯をめちゃくちゃおかわりした。それに対して奈々は「花陽ちゃんはよく食べるのねー」とそう言うだけであった。
だが花陽はまだ気づいていなかった。自分の体に異変が起きているということに…
次回から花陽のダイエット回です。ここで花陽にフラグを立てる予定です。
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