大空とスクールアイドル   作:薔薇餓鬼

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標的(ターゲット)90 「死ぬ気弾」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まずは階段ダッシュから始めるツナと花陽。

 

「(はぁはぁ…なんか久しぶりだなこうやって走るの…)

 

少し前までみんなで練習していた頃のことを思い出しながら階段ダッシュをする花陽。

 

「はぁはぁ…」

 

階段の上まで一気にかけあがり、膝に手を当てて息切れする花陽。一方でツナは…

 

ダンダンダンダン!

 

「おいリボーン!撃つの止めろって!」

 

「これぐらい死ぬ気で避けながら登ってこい。」

 

「できるわけないだろ!」

 

階段の上からリボーンが5kgの重りをつけているツナに容赦なく狙撃していく。なんとかツナは銃弾を避けているがツナのつけている重りから「ピピピ!ピピピ!」という音が聞えてくる。

 

「な、なんか変な音が聞えてくるんだけど…?」

 

「言い忘れたがその重り一定時間経つと爆発する仕組みだ。もうあと1分ぐらいで爆発するぞ。」

 

「んな!?」

 

「爆発を止めたいなら俺の狙撃を避けながらさっさと登ってこい。そしたらリモコン(こいつ)でお前の重りに仕掛けてる爆弾を止めてやる。」

 

「無茶いうなよ!」

 

「(め、めちゃくちゃすぎる…ツナさんっていっつもこん教育を受けてるのかな…)」

 

ツナとリボーンの会話のやりとりを聞いて、花陽は顔を引き攣らせながらそう思う。こんなのはまだまだ序の序の口なのではあるが。

すると1分もたたずにリボーンがリモコンのスイッチを押す。そしてツナのつけている重りが爆発する。

 

ドーーーーーン!

 

「ぎゃーーーーー!」

 

「ええ!?まだ1分経ってないですよね!?」

 

「モタモタしてるのツナを見てたらイラついた。だから爆発させた。」

 

「…」

 

リボーンの言葉に花陽は驚きすぎて、もう何も言えなくなってしまっていた。

そして爆発されたツナは…

 

「し、死ぬかと思った…」

 

「(普通なら死んでる気がする…)」

 

爆発によって倒れているツナを見て花陽はそう思う。そして倒れているツナに向かってリボーンはさらに発砲していく。

 

ダンダンダンダンダン!

 

「ちょ!?待てって!」

 

「るせぇぞ。そのぐらいでへばってんじゃねぇ。」

 

「(もう修行じゃないよ!これただの拷問だよ!)」

 

リボーンのあまりに容赦ない教育に、花陽は自分のダイエットのことなど忘れているのだった。

 

そして特訓は続いていき、時刻は8:20分になる。ツナも花陽も学校に行く時間になってしまう。花陽はスマホの時計を見る。

 

「そろそろ学校に行かないと…」

 

「あ!もうこんな時間!今から急いでも間に合わないよー!」

 

さすがに隣町なので今から急いでも並盛高校まで遅刻せずに登校するのは無理だと…そう思ったツナであったが。

 

「んじゃ、死ぬ気弾(これ)しかねぇな。」

 

そう言うとリボーンはレオンを銃に変型させると、銃口をツナの額に定める。

 

「ま、待てって!」

 

「いっぺん死んでこい。」

 

ダン!

 

ツナの制止も聞かずにリボーンは死ぬ気弾をツナ

の額にぶちこむ。そして死ぬ気弾がツナの額に

当たると「ドサッ」という音と共にツナは倒れ

てしまう。

 

「きゃーーーーー!」

 

ツナが撃たれたことに花陽は顔を真っ青にして悲鳴をあげる。そして顔を真っ青にしている花陽にリボーンが言う。

 

「落ち着け花陽。」

 

「落ち着けるわけないじゃないですか!何で撃っておいて平然としているんですか!ツナさんはあなたの生徒じゃないんですか!」

 

花陽がリボーンに叫ぶと、ツナの額にオレンジ色の死ぬ気の炎が灯る。

 

復活(リ・ボーン)!」

 

「きゃ!」

 

突然パンツ一丁で蘇ったツナを見て、花陽は顔を

赤くして両手で顔を覆う。

 

「俺は死ぬ気で並盛高校に登校するー!」

 

そう叫ぶとツナはダッシュで神田明神の階段を降りて並盛高校に登校していく。

 

「イッツ死ぬ気タイム。」

 

「あ、あの…え…あれ…その…」

 

色んなことがありすぎて、花陽の頭では処理できず頭から煙をあげて混乱してしまう。混乱している花陽にリボーンが説明する。

 

「今のは死ぬ気弾。これを脳天に当たった者は1度死んで死ぬ気になって蘇る。死ぬ気になる内容は死ぬ前に後悔したことだ。」

 

「は、はぁ…」

 

「んじゃな花陽。ダイエットが終わるまでその髪型を変えんじゃねぇぞ。」

 

「え…は、はい…」

 

そう言うとリボーンは神田明神の階段から降りていく。

そしてリボーンが去ったあと花陽はあまりの出来事に腰をぬかしてしまうのだった。

 

 




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