時は一気に進んで花陽が足を捻って怪我したその夜。
-花陽の家-
「今日は大変だったな…当分、体育はできそうにないけど…でも悪いことばかりじゃななかったかな…!!」
そう呟くと花陽はほんのりと顔を赤らめて、ツナにおんぶしてもらったことを思い出す。
すると花陽のスマホに電話が入る。
「誰だろう?あ!ツナさんからだ。」
電話をかけてきたのはツナであった。ちなみにツナは花見の時に穂乃果、海未、ことり以外のμ'sのメンバー+雪穂、亜里沙とLINEを交換している。
「もしもし?」
『もしもし花陽ちゃん?ごめんね、こんな時間に。』
「いえ。それよりもどうしたんですか?」
『花陽ちゃんの足の怪我が心配でさ、大丈夫かなって思って…』
「大丈夫ですよ。リボーン君がちゃんと応急処置してくれましたから。体育は当分の間は見学になりましたけど、それでも普通にしてれば1週間で治るってリボーン君も言ってましたから。」
『そっか…それならよかった。』
よかったと言うツナだが、本当に心の底からよかったとは思っていない。それを感じとったのか花陽はずっと気になっていたことをツナに尋ねる。
「あのツナさん…」
『何、花陽ちゃん?』
「…どうしてツナさんがそこまで責任を感じるのんですか?」
『え…?』
「あれから色々と考えてたんですけど、私にはどうしてもわからなくて…どう考えても私のせいなのに…」
『それは…』
花陽の問いにツナは言葉を詰まらせてしまう。だがそれでもツナは花陽の問いに答える。
『誰かが傷つくのを見たくないんだ。たとえそれがどんなに小さくても…だから今も後悔してるんだ。あの時、花陽ちゃんを助けられていれば花陽ちゃんが怪我することはないんじゃなかったかって…』
「優しいんですね…」
『そう?俺はずっと感じてたことを言っただけだよ。』
「なんかツナさんって不思議な人ですね。」
『え?不思議ってどの辺が?』
「秘密です。」
『ええ!?教えてよ花陽ちゃん!』
秘密と言われてツナは花陽の言う不思議な人ということが余計に気になってしまう。花陽はツナの反応に少し微笑んでいた。
そして話題は別の話になる。
「ツナさん。明日って何か予定ってありますか?」
『予定?特にないけど…どうかしたの?』
「明日、家庭科の授業で調理実習があるんですけど、その授業でクッキーを作ることになってるんです。調理実習で作ったクッキーをツナさんに昨日のお礼としてプレゼントしたいんで、明日学校の校門の前まで来てくれませんか?」
『お礼なんて俺はそこまでのことはしてないよ!べ、別に行きたくないわけじゃないんだよ!』
「ツナさんがそう感じてなくても、私は助けられましたから…それに…!!」
『それに?』
「な、何でもありません!それで来てもらえますか!?む、無理にとは言いません!」
『いいよ。学校の校門の前でいいんだよね?』
「はい!」
『じゃあ、学校が終ったらすぐに行くよ。花陽ちゃんのほうこそ足を怪我してるから無理しないでね。』
「あ、ありがとうございます…!!」
『それじゃ、明日の学校の校門の前で。着いたらLINEするから。』
「はい、わかりました。」
『それじゃあ花陽ちゃん。お大事にね。』
そう言うとツナは電話を切る。そして花陽は決意する明日はツナが喜ぶようなクッキーを作ってみせると。
はたして花陽はツナを満足させることができるのであろうか!?
フラグを建てていくのはいいんですけど、なんかチョロすぎる気がしてなりません…みなさんどう思っているのでしょうか…
前の後書きにも書きましたがこの小説に対する意見があれば遠慮なく感想欄にてお願いします。ずっと家で一人寂しいんです(悲)だから感想が来るとメチャクチャ嬉しいんです…
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