またまた時は一気に進んで、次の日の夕方。ツナは学校が終って家に帰ると、すぐにバイクに乗って音ノ木坂学院に向かっていた。
「学校がちょっと早く終っちゃったけど、大丈夫かな…早く着いたらどこかで時間を潰すしかないな…」
バイク乗りながらそんなことを呟くと、ツナはちょっとした重要なことを思い出す。
「あ…バイクどこに置こう…」
バイクの置く場所を考えていなかったツナ。さすがに女子高の前でバイクに乗って待ち伏せるのはあまり良くないのでは思ってしまう。
「あの場所しかないかな…」
そう言ってツナがやって来たのは穂乃果の家でもあり、和菓子の老舗でもある穂むらであった。
「やっぱ
若干、嫌な顔をしながら穂むらの看板を見るツナ。そしてため息をつきながら穂むらに入る。
「いらっしゃい…あらツナ君!」
「ど、どうも…ちょっとお願いがあって来たんですが…」
「お願いって…もしかして穂乃果と結婚させてほしいとか!?」
「違います!」
「じゃあ、結婚を前提にお付き合いさせてくださいとか!?」
「それも違います!」
いつものように穂乃果の母は穂乃果と結婚や付き合う話のほうに話を持っていき、その発言にツナがいつものようにツッコミをいれる。
このままではいつものように穂乃果の母のペースに乗せられてしまうので、さっさと話を終わらせてツナは穂乃果の母にお願いをする。
「あのですね!ちょっと音ノ木坂学院に用があるんでバイクを置かせてほしいんです!」
「あら、そうだったの。全然いいわ…は!まさか学校で穂乃果に告白!?」
「もう勘弁してください!」
結局、最後の最後まで穂乃果の母のペースに乗せ
られてしまったツナ。とりあえずバイクを穂むら
に置いてスマホを見ながら音ノ木坂学院を目指す。
そしてツナは音ノ木坂学院の校門の前に着く。下校する生徒がツナを物珍しそうな顔で見る中、ツナは音ノ木坂学院を見つめていた。
「ここが音ノ木坂学院か…そういえば初めて来るな…」
今まで何度か音ノ木坂に来ることはあったが、音ノ木坂学院に来るどころか、見るのも初めてであった。初めて見る音ノ木坂学院にツナは新鮮さを感じていた。
「
着いたら連絡するという花陽との約束を思い出して、ツナはポケットからスマホを取り出して、LINEで花陽に連絡そようとする。
すると灰色の髪をした女性がツナに話しかける。
「あの…」
「は、はい!」
「何か学校にご用でしょうか?」
「あ!いえ!学校に用があるというか、この学校
の人とここで待ち合わせしてるというか!けっし
て怪しい者じゃないんです!」
両手を前に出して、ツナは怪しい者じゃないと主張する。すると女性はこんなことをツナに尋ねる。
「もしかしてあなた…沢田綱吉さん?」
「え!?何で俺の名前を…!?」
「やっぱり。娘からよくあなたのことは聞いています。私はこの学校の理事長で、ことりの母です。」
「こ、ことりちゃんのお母さん!?い、言われてみれば似てる…」
「いつも娘がお世話になっています。」
「い、いえ!こちらこそ!いつもことりちゃんにはお世話になっています!」
ことりの母が丁寧に礼をしてきたので、ツナも慌ててツナも丁寧に礼をする。
「そう言えば、待ち合わせと言っていましたけど…?」
「今日、この学校の古泉花陽さんと学校の校門の前で会う約束してまして。」
「あらそうだったの。なら部室に行って会って見る?」
「ええ!?ここ女子高ですし!さすがにそれは!」
「理事長の私がいいって言っているんだから、問題ないわ。」
「いや…それは理事長として問題がある気がするんですが…」
ことりの母の発言にツナはほんの少しだけこの
学校は大丈夫なのかと思ってしまう。
ツナはことりの母の案内のもとアイドル研究部に向かうこととなった。
今回は登場人物がツナと穂乃果の母とことりの母という珍しい話になりました。女子高に男子が入るというのはどうかと思ったんですが、部室にいきなりツナが入ってきた時の穂乃果たちの反応が面白そうなのでこういう形にしてみました。
そういえばアイドル研究部の部員って雪穂と亜里沙以外に考えたほうがいいんでしょうか…?
この小説、続けて欲しい?
-
続けて欲しい
-
どっちでもいい
-
別にいい