高度20000フィートの大空で   作:イーグルアイ提督

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ペンギンの季節

フェアリィに居を構えると決めてから数時間後。

・・・この街結構家賃高い・・・

 

「ハル・・・高くない・・・?」

 

「・・・うん。仕事して余裕作らないと・・・」

 

とりあえずギルドに向かって何かいい仕事を探していると受付嬢がスピーカーから緊急クエストがあると話し始めた。

 

「緊急?」

 

「みたいだね」

 

なんて話をしていると隣の厳ついおじさんが話しかけてきた。

 

「ついにこの時期が来たんだよ・・・」

 

「え?この時期?」

 

「ヤツらがやって来るのさ・・・」

 

「いや・・・ヤツらってなに・・・」

 

「・・・ペンギンさ」

 

・・・ペンギン・・・?

 

「別名、無慈悲なペンギン・・・動くもの全てに死を届けるペンギンだ」

 

「何それ怖い!」

 

するとおじさんは1枚の写真を出す。

 

「・・・ミサイル?」

 

「あぁ、ミサイル型の魔獣だ。海の向こうから毎年飛んでくるんだ。一匹の被害は大したことないが・・・動くもの全てを狙って突っ込んでくるんだ」

 

「・・・それをどうしろと」

 

「決まってるだろ。街に到達する前に撃ち落とすんだ。毎年の大イベントだぜ!」

 

割とヤバい状況のはずなのにイベントで済ませるあたりが凄い。

 

「嬢ちゃん達はどうするんだ?」

 

「私は・・・」

 

トムキャットの燃料漏れを直せればすぐにでも上がれる。

リリアのフランカーはすぐにでも飛ばせる状況ではあるが・・・何しろロシア語なんて彼女は全く分からないだろう。

彼女の戦闘機を借りようにも私だってロシア語なんて全く分からない。

英語ですらやっとなのに。

 

「ねぇ、面白そうだしやらない?」

 

「面白そうってマヤ・・・」

 

祭りみたいな雰囲気らしいが・・・一応、この街はミサイル攻撃に晒されるという事だ。

この街に住もうとしてる私からすれば面白そうなんて言えたもんじゃない・・・。

 

「ちなみに報酬は参加者全員に300万フェアリィドルだ」

 

少し面倒ではあるが街ごとに通貨単位が違うが通貨価値そのものはほとんど変わらない。

街ごとにあるお金はある意味ご当地通貨のような物だった。

 

「300・・・」

 

300万フェアリィドルもあれば格納庫と家を借りてもお釣りがくる。

ただフェアリィの物価は高めなので手元にはあまり残らないが・・・。

 

「生活費のため・・・やろう、マヤ」

 

「そうこなくちゃね!おじさん!どこで参加申請すればいいの?」

 

「あそこのカウンターだ。グッドラック」

 

「ありがと!」

 

おじさんと別れて受付に向かう。

 

「そういえば、ペンギンっていつ来るんだろ・・・」

 

「さっき周りの人が話してたけど明後日なんじゃないかって。今朝、海の上を飛んでたウィッチが飛んでくるペンギンを見たんだってさ」

 

「いやー・・・でもホント、ペンギンって怖いねぇ・・・」

 

「異世界のペンギンは可愛かったけどね」

 

「あれは動物であってミサイルじゃないもん・・・」

 

「魔獣だし一応動物」

 

「動物ってのはトマホークみたいな子のことをいうの!」

 

「可愛がってる割には巡航ミサイルの名前付けてるけどね・・・」

 

なんて話しながら受付で迎撃参加の申請を済ませた。

受付嬢からはもしかしたら明日出撃の可能性もあると言われたために機体のレンタルに向かう。

 

「レンタルか・・・」

 

「どうしたの?」

 

「トムキャットあればいいんだけど・・・」

 

「だねー・・・私は違う機体もいいかなって思うけどね!」

 

「裏切り者」

 

「なんで!?」

 

「嘘だよ。でも私はやっぱりトムキャットがいい。」

 

「うー・・・なんかハルが取られるからモヤモヤするぅ・・・」

 

「なんでよ・・・」

 

なんてしてる間に空港に隣接するレンタル機の店に到着した。

数十種類の航空機が展示してある。

 

「いらっしゃいませ!レンタルですか?」

 

「あ、はい・・・えっと明日もしかしたらペンギン迎撃にでるかも知れないから・・・」

 

「ご自分の機体は?」

 

「今、燃料タンクから燃料漏れがあって整備中・・・明日整備は終わるんだけど間に合わないかもしれないから」

 

「なるほどなるほど・・・了解しました!ではどのような機体がお好みですか?」

 

「えっと・・・」

 

店員のお兄さんに物凄い営業スマイルで話しかけられ若干引きつつ、機体のカタログを見る。

 

「複座で・・・えっと・・・F-14Dとかはあります?」

 

「あー・・・F-14Dですと当店には無くてですね・・・複座でしたらこの機がオススメですよ!」

 

オススメされたのはF-18Fスーパーホーネット。

対地、対空、対艦など相手を選ばず、空中給油機としても使える何でも屋だ。

武装もかなりの量が搭載できる。

 

「ハル、ホーネットとかいいんじゃない?」

 

「うん・・・」

 

ちょっと魅力を感じてしまいトムキャットに対して罪悪感が湧く・・・。

 

「どうでしょう、いい機体ですよ!武装と燃料はお客様持ちですが機体のレンタル料は1日どれだけ使っても2万フェアリィドルですよ!」

 

・・・これにしよう。

 

「じゃあ・・・この機体で」

 

「ありがとうございます!では明日からのご利用で大丈夫ですか?」

 

「もし今日ペンギンが飛んできたら今日から借りるかも。」

 

「でしたら今日から利用できるようにしておきますね!機体はこの店の隣の隣の格納庫、3番格納庫に置いてありますので!燃料については最初はサービスで満タンにしておきます!」

 

「ありがとう・・・じゃ、マヤ行こう」

 

「あ、うん!」

 

私は店を出てリリアがいる格納庫に向かった。

そこでは何かの本を持ってコックピットで唸ってるリリアを見つけた。

 

「リリア」

 

「あ・・・ハル〜・・・」

 

「・・・なんで泣きそうなの」

 

「難しいよぉぉぉ・・・・」

 

「・・・」

 

だから言ったのに・・・

リリアが手に持っていたのはSU-27系統の航空機のコックピットにあるロシア語を翻訳した本だった。

 

「その本があるのになんでよ」

 

「だってスイッチの所もこんなよく分からない文字だし・・・」

 

「・・・」

 

衝動買いするからだ・・・と言いたかったがさすがに可哀想なのでやめた。

 

「エンジンはかけれるの?」

 

「うん・・・でも無線機とか武装がまだで・・・」

 

つまりは飛ぶ事自体は何とかなりそうなようだ。

だが無線機が使えないなら管制と交信できないため、そもそも離陸すら出来ないが・・・。

 

「がんばれそう?」

 

「なんとか・・・」

 

「無理しないでね」

 

「ありがと・・・でもハルが優しいのが怖い・・・」

 

「・・・」

 

コイツ人をなんだと思ってるんだ。

 

「マヤ、行こ」

 

「リリアも大変だねぇ・・・」

 

リリアの機体の下で欠伸をしていたトマホークを連れて街に向かう。

とりあえず泊まれる所を探そう。

 

「ねぇハル!フェアリィのお守り買わない?」

 

「お守り?」

 

「うん!妖精族が作ったご利益たっぷりのお守りがあるんだって!」

 

「そうなんだ。最近トムキャットの調子悪い時が多いし買っといてもいいかな・・・」

 

実際、燃料漏れが起きたりエンジンの調子が悪くなる時が最近多かった。

航空安全のお守りを買っておくが良いかもしれない。

 

「・・・それでマヤが案内したお守り売ってる場所ってここ?」

 

「うん!何かご利益ありそうな物いっぱいありそうでしょ!」

 

・・・ご利益があるかどうかは置いておいて宗教絡みの物は沢山ありそうだ。

何しろ黒魔術でもしてんのかって感じの佇まいの店だった。

というかカラスいっぱいいすぎじゃない・・・?

 

「入ろ!」

 

「え・・・う、うん・・・」

 

中に入るとお香の匂いでむせそうになった。

それぐらい強烈な匂いがしていた。

トマホークもかなり嫌そうな顔をしていた。

 

「マヤ・・・平気なの・・・?」

 

「え?うん。幼馴染の家がこんな匂いだったし」

 

「私ちょっとキツいから外でてる・・・」

 

「わうん・・・」

 

「えー・・・じゃあ外で待ってて!いいの探してくる!」

 

「あんまり頑張って探さなくていいからね」

 

その言葉を聞く前にどこかに走っていった。

 

「行こっか、トマホーク」

 

「わん!」

 

店の外に出てマヤをのんびり待つこと15分。

小さな袋を持って出てきた。

 

「お待たせ!」

 

「うん。何買ったの?」

 

「これ!」

 

出してきたのは異世界のお守りだった。

聞くと日本のお守りらしい。

よく見ると日本の言葉で何か書いてある・・・読めないが。

 

「三人分と・・・トムきゃんの分もあるよ!」

 

「意外とまともなもの買って驚いた」

 

「ひどい!」

 

そんな話をしているとケータイが鳴った。

相手はリリアだった。

 

「もしもし?」

 

『ハル!フランカーの動かし方覚えたわ!これから一緒に飛ばない?』

 

「え、まぁ・・・いいけど」

 

『じゃあ格納庫で待ってるから!』

 

そう言って電話は切られた。

まぁホーネットの操作に慣れないといけないのでちょうど良かった。

 

「夕暮れ時に模擬空戦か・・・」

 

「いいんじゃない?キレイな夕日見れるかも!」

 

「・・・まぁ・・・そうだね」

 

キレイな夕焼けを見れるということにして格納庫に向かう。

すでに機体は借りているので私達のトムキャットの隣に駐機してあった。

 

「あ!ハル!」

 

「お待たせ。模擬空戦の許可取らなくちゃいけなかったんだねこの街って」

 

「あ・・・もしかして申請してくれたの?」

 

「うん。リリアの事だからしてないって思って」

 

「うぐっ・・・今回ばかりは言い返せないわ・・・」

 

「それで、フランカーの調子は?」

 

「まだ飛んでないから何とも。練習空域まで慣熟飛行って感じね」

 

「分かった。それじゃ、上で会お」

 

「うん!」

 

リリアはフランカーに向かって走っていった。

私達もホーネットに乗り込む。

 

「うわぁ・・・パネルだらけ・・・」

 

「うん・・・一応マニュアルに目を通してきたけど操作に慣れるまで少しかかりそうだね」

 

「私も・・・」

 

トムキャットの時より少し手間取りながらエンジンを始動した。

 

「えっと・・・航法関係がこれで・・・」

 

「レーダー・・・これかな・・・?」

 

あまりにもディスプレイとそれのスイッチ類が多く何がなにやら分からなくなってきた。

 

「マヤ、OK?」

 

「何とかね!」

 

「了解、飛ぶよ」

 

「オッケー!」

 

タキシングして滑走路に向かう。

その後をフランカーがついてきた。

 

「フェアリータワー、こちらエンジェル0-1。申請した空域への出発許可願います」

 

《エンジェル0-1。滑走路17より離陸を許可。》

 

「エンジェル0-1、了解」

 

久々の夜間飛行になりそうだ。

滑走路に入り、スロットルを全開にした。

 

「テイクオフ・・・F-14と違って軽い気がする」

 

「やっぱ最新型なだけあるね!」

 

「うん。でもトムキャットのほうが好き」

 

「それは知ってる」

 

なんて話してるうちに高度は3000ftまで上がる。

 

「フェアリータワー、こちらエンジェル0-1。離陸完了」

 

《エンジェル0-1、了解。そちらの計画に従い飛行してください》

 

離れていくフェアリーの街を見ながら左に旋回して設定空域に向かう。

後ろからはフランカーが離陸してついてきた。

 

「リリア、フランカーの調子はどう?」

 

《なんて言うか・・・動きやすい・・・かな?》

 

「結構、機動性高そうだもんね」

 

《かなり高いわ。これなら今日は圧勝ね!》

 

「・・・」

 

そりゃ、推力偏向ノズル搭載機と比べられたら当たり前だ。

だけど、ホーネットも機動力では負けてない。

いい戦いになるかも・・・私はそう思いながら飛んだ。

 

「オートパイロットあるっていいよねー・・・」

 

「うん。楽」

 

《オートパイロットなんてずるい!!》

 

「使えばいいでしょ。そのフランカーならあるはずなんだから」

 

《そこまで全部操作覚えてきれてないのよー!》

 

「・・・あのね・・・」

 

オートパイロットの操作も知らずによく飛んだものだ。

別に知らなかったからと言って飛べないわけではないが・・・

 

「もうちょいで設定空域だよね」

 

「うん!あと10マイルかな!」

 

《私が勝ったらギルドで一番いい料理奢ってもらうから!》

 

「じゃ、私が勝ったら同じもの私とマヤに奢ってもらう」

 

《2人分はおかしいわよ!》

 

なんて話してると管制から無線が入る。

 

《エンジェルフライト。こちらフェアリータワー》

 

「フェアリータワーどうぞ」

 

《そちらの設定空域付近でウィッチが肉食系の翼竜に襲われていると報告あり。確認に向かってください。方位300、高度2000。距離5マイル》

 

「了解、マヤ、リリア。行くよ」

 

「オッケー!」

 

《ちょっとだけ模擬戦はお預けね!》

 

降下しつつ右旋回して確認に向かう。

 

「ハル!ドラゴンっぽい影が映ってるよ!」

 

「了解。アムラーム積んできて良かった」

 

薄暗い空。

何となく翼竜のようなものが見える。

 

「リリア、一旦空中待機。接近して確認するから攻撃可能なら撃って」

 

《了解!》

 

アフターバーナーに点火して一気に加速する。

数秒で目標に接近した。

 

「リリア、翼竜」

 

《了解!0-2、FOX3!!》

 

フランカーから自衛用に積んできたR-77が発射された。

レーダー警戒装置など無い翼竜にミサイルの接近は気づかれるはずもなく、翼竜は直撃を受け、バラバラに砕け散った。

 

「お疲れ様、リリア。」

 

《ふふん!どうよ!》

 

翼竜撃墜を喜んでいる時だった。

 

《こちらバッドウィッチ。獲物が罠に掛かった。》

 

「ん?」

 

「混線?」

 

《こっちには何も聞こえないわよ》

 

「でも今獲物が網にって・・・」

 

その時、前から黄緑に光る矢が飛んできた。

 

「!?」

 

すんでのところで回避する。

 

「魔法!?」

 

「まさか今のって・・・」

 

「ハル!下からウィッチみたいなのが4人!」

 

下を見ると小さな魔方陣を展開して飛んでくる物体があった。

箒のようなものも確認できる。

 

「リリア!魔女だよ!」

 

《魔女!?》

 

魔女とは、主に悪さをするウィッチの俗称だ。

大概は魔術を使い、街で強盗や誘拐などをするのだが、姿を消すことが出来る魔法があるため発見されにくい。

またレーダーに補足されないため、輸送機などを護衛機に気付かれずに撃墜したりすることもあった。

だが、戦闘機・・・しかも戦闘機の2機編隊を襲う事なんて滅多になかった。

 

「さっきの混線もしかして・・・」

 

「そのまさかだと思うよ。この魔女連中、空中管制機がくっついてる」

 

「魔女だけなら音速で逃げれたけど・・・」

 

ステルス機ではないホーネットやフランカーは相手の機種は不明とは言え、早期警戒機のレーダーで補足されてしまう。

多少なりともステルス能力はあるのだが・・・。

補足されている以上、逃げても逃げた場所に長距離攻撃用の魔法を撃ち込まれる可能性もあった。

 

「マヤ、逃げれない以上はやるよ」

 

「やるって・・・どっち?」

 

「両方」

 

「嘘でしょ!?せめて空中管制機だけとか・・・」

 

「のんびり探してる暇はない。今は目の前の敵に集中」

 

「あー・・・もう分かった!!」

 

魔女相手にミサイルは使えない。

武装を機関砲に選択した。

人を撃つのは気持ちのいいものではないがこの際仕方ない。

 

《ハル!後ろに2人!》

 

振り向くと魔法を使おうとしている2人がいた。

 

「くっ・・・!」

 

気休め程度に高温のフレアを撒く。

驚いて魔女は離れていく。

その間に急旋回して相手を探す。

 

「暗い・・・!」

 

「見つけた!2時方向!」

 

右を見るとこっちに向かってきていた。

手には短剣のような物が見える。

 

「インテークに放り込む気!?」

 

機体をロールさせると同時に相手は短剣を投げてきた。

あんなものでも吸い込めばエンジンが壊れてしまう。

それを相手は分かってるようだ。

 

「器用な真似するよねホント!」

 

「人間相手じゃ分が悪い・・・!」

 

高速で飛行する戦闘機とただ箒に跨った人間とでは逃げてもどちらが先に発見されるか目に見えている。

それに相手は空中で自由自在に動き回れる。

こっちは航空機。

魔女の箒ほど自由は効かない。

 

「やっぱ警戒機を探す!?」

 

「そのほうが良いかもね!」

 

《ハル!後ろにつかれた!助けて!》

 

「分かった!」

 

魔法を放てるまでタイムラグが少しあり、機動性の高いフランカーは何とか逃げ回れている。

だが、相手も馬鹿ではない。

少しずつ誤差を縮めてきていた。

 

「当たらないでよリリア・・・」

 

フランカーの進路を予測して旋回、通り過ぎる一瞬を狙う。

通り過ぎるまで2秒ほどだっただろう。

すぐにフランカーが通り過ぎた。

私はフランカーが通りかかった瞬間を狙ってトリガーを引く。

一瞬とは言え、それでも30発以上の20mm砲弾が魔女目掛けて発射された。

また通り過ぎる際に見えた魔女は私達よりすこし年下くらいの女の子だった。

迫ってくる戦闘機と発射された曳光弾を見ていた。

 

「ッ!!」

 

命中・・・だった。

人体を掠めただけで致命傷を与える事が出来る20mm弾。

それが直撃した。

 

「うッぇ・・・」

 

「ハル!?大丈夫!?」

 

「何とか・・・」

 

その時また混線で敵の声が入る。

こんどは明瞭だった。

 

《ミカの反応が消えた。ミカはどうしたのか》

 

《あ・・・アイツ・・・ミカを殺りやがった!!》

 

《あのホーネット・・・》

 

《許さない・・・!》

 

聞こえるのは私達に向けられた憎悪の声だった。

 

「ハル、後ろ!」

 

「くっ・・・!」

 

仲間の敵かこっちを全力で狙ってくる。

 

「リリア!敵はこっちを狙ってる!そっちはAWACSを探して!」

 

《で、でも・・・》

 

「こっちは大丈夫!なんとかなるから!」

 

《分かった!》

 

リリアの機体が離れていく。

だが敵はこっちに集中しているため気づいていない。

 

「親玉を落とせばあとは逃げるだけ・・・」

 

そう思い、後ろを警戒しながら攻撃を避け続けた。

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