高度20000フィートの大空で   作:イーグルアイ提督

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旅行 2

「それではお好きな役割をお選びください」

 

昼ご飯も食べてお腹が幸せになり、私達はお目当ての観光地区に来た。

そしてそこでガンマンや保安官など好きな役職になりきれる。

 

「えと・・・どうする?」

 

「私は保安官!」

 

「私も」

 

「私も保安官に1票」

 

どうやら皆街を守る保安官になりたいようだ。

私もガンマンよりはそっちのほうがやってみたい。

 

「ところでこの、5万ドルコースっていうのは?」

 

「こちらはお持ちの武器をこちらのパーク内で使用できるようにするプランです」

 

「どういうこと?」

 

「このパーク内では基本的に空砲とそれの発射に連動したレーザービームを使う事で標的への当たり外れを表示します。そのため、その装置を予め付けた銃をお貸ししても良いのですが装置の取り付けだけなら既存の火器にも可能でして」

 

「なるほど」

 

とは言っても・・・持っているのは護身用のP226。

マヤとエルも同じ226だ。

リリアはGlock19。

ミオとルイはFNX-45。

あとのエルフのアヤとハルは銃は持ってきていない。

 

「どうする?」

 

「んー・・・私はこのプランでいいわよ。正直リボルバーは苦手だし」

 

「私も慣れない銃よりはこっち!」

 

銃を持参している私達6人は自分の銃を使うことにした。

アヤとハルは銃を借りるそうだ。

 

「それではこちらで込めてある弾薬を全て抜いてください」

 

係員に案内された場所で銃から弾薬を全て抜きとる。

すると空砲とレール部分に取り付けるレーザーポインターのようなものを渡された。

 

「これを引き金部分に貼り付けてください」

 

薄いテープのようなものを引き金に巻き付けた。

何かのスイッチのようだ。

 

「これで引き金を引くと連動してレーザーが発射されます」

 

「なるほど、よく出来てる」

 

「それと・・・空砲ですね。パーク内でもパーク内通貨を使用することで弾薬の補給が可能になります」

 

弾倉に空砲を込めている最中にパーク内での行動について説明された。

このパーク内では外で使えるドルは限定的だが使えず、パーク内通貨であるルーブルが使える。

・・・ルーブルって異世界の国のロシアの通貨だったような・・・。

とにかくそのルーブルを使って弾薬の補給や中の購入が出来る。

パーク内の飲食店や土産屋は普通にドルを使用することになるが。

またこのルーブルは入場時に渡されるパーク専用のクレジットカードに保存されるようだ。

そしてそのルーブルの稼ぎ方はパーク内で役職に応じた仕事をこなす事だそうだ。

例えば保安官なら賞金首の確保や犯罪の制圧等になる。

またこちらのダメージ判定は入場時に渡される小型の携帯端末 に人体の各部所のダメージが表示される。

死亡判定を受けると仲間が死亡判定者の端末を操作することで蘇生される。

1人だけの場合、もしくは全滅した場合は最寄りのパーク受付で復活可能だそうだ。

 

「説明は以上になりますが、ご質問はありますか?」

 

「ううん、大丈夫」

 

「了解いたしました。ではこの保安官バッチをお付けください」

 

言われた通りにバッチを胸元に着けた。

 

「それではお楽しみください」

 

係員はゲートを開けた。

 

「じゃあ行こう!」

 

マヤは楽しそうに進んでいく。

ゲートをくぐるとそこにはまさに本で見た光景が広がっていた。

乾いた砂の道に木造の街。

転がる草の塊。

 

「すごい・・・!」

 

「ねぇねぇ!さっそく何かしようよ!」

 

「うん、まずは保安官の施設に行こ」

 

「了解!」

 

「とりあえず、初弾だけ込めときましょ」

 

そう言ってリリアは拳銃のスライドを引く。

ふと思うが、この時代にこんな拳銃無かったはず・・・。

まぁ、本の知識しかないのでもしかしたらこんなタイプの銃も存在していたのかも知れない。

 

「せっかくだしまとまってよりは別れていかない?」

 

「あ、それもいいわね。じゃあマヤ、行きましょ」

 

「うぇ!?」

 

「あら、嫌だった?」

 

「い、嫌じゃないけど・・・」

 

「じゃあエルは私と行こ」

 

「え、あ、う、うん」

 

「私もご主人様と・・・!」

 

「ハルはこっち。トマホークも」

 

「な、なんでですかぁ!!」

 

「あんたハルとエルが居ると何するか分からないからよ」

 

「な、なにもしないですよ!!」

 

「いいからこっちに来なさい。ほら、トマホークはいい子だから来るわよ」

 

「わふ!」

 

トマホークはこっちに来いと言う目でハルを見ていた。

 

「う、うぅ〜・・・」

 

「じゃあルイとアヤは私とですね!」

 

「・・・リボルバーしかないけど・・・」

 

「ふっふっふ・・・甘いですねルイ、私はショットガンですよ」

 

「なんでアヤはそんな重武装なんです!?」

 

「力こそパワーだよ?」

 

「いやそんな私達がおかしいみたいな顔して言うのやめてもらっていいですか・・・?」

 

「9mmなんて豆鉄砲です!偉い人にはそれが分からんのです!あ、でもエロい人は分かるらしいです!」

 

「なんの話ですか!?」

 

などと賑やかなチーム分けを行って私達は別々に別れた。

 

「さてと、それじゃ街の治安を守ろっか」

 

「そうだね」

 

そう話して歩いている最中だった。

 

「だ、誰か!誰か来てー!!」

 

「何?」

 

「わかんない、あの家から」

 

入る前の説明でもあったが、パーク内ではランダムイベントとしてパークの従業員が役者として状況を作り出してくれる。

その状況を解決すると報酬にルーブルや記念品が貰えたりする。

 

「行こう」

 

「了解」

 

私達は悲鳴の聞こえた家に向かう。

そこは街の裏路地のような場所だった。

近くには人が集まっている。

もちろん全員役者だが。

 

「おぉ、保安官!大変なんだ、この家に銃を持った男が・・・」

 

「分かった、私たちで対処する」

 

保安官・・・と呼ばれるのはいいが私たちの格好は下は青いジーンズ、上は白いTシャツと灰色のパーカーだ。

エルは少し灰色がかった黒色のスカートに犬のワンポイントがある薄い水色のトレーナーにポニーテールと街歩きの女の子の格好だ。

 

「OK、行くよ」

 

私達はドアに手をかける。

ゆっくりとドアを開け警戒する。

 

「・・・クリア」

 

「確認」

 

素早く中に入りしゃがむ。

・・・なんか仕事の動きに・・・。

 

「階段の上から物音。たぶん部屋に立てこもってる」

 

「了解」

 

ゆっくりと階段を登ろうとした時だった。

階段を昇った先の廊下にある左側の部屋のドアが勢いよく開き、男が2人でてきた。

 

「保安官だ!お出迎えしてやろうぜ!!」

 

「コンタクト!!」

 

ここは家というよりBARのようだ。

私達は机をひっくり返して遮蔽物にする。

 

「エル、撃てる?」

 

「相手はリボルバー、弾切れを起こさせたら仕掛ける」

 

「いいプラン」

 

2階の男たちはパンパカパンパカよく撃つものだ。

もちろん向こうも空砲なので着弾はしない。

 

「おら!保安官なら撃ってこいよ!!」

 

「撃てよ!臆病者!」

 

さすが役者・・・妥協のない演技だ。

 

「エル、2・3発撃ってみる?」

 

「任せる」

 

「了解」

 

私は机の影から顔を出して2発射撃した。

 

「ぐわぁ!!」

 

「ひゃはは!死んでろマヌケ!」

 

クスリでもやってるのかこの悪党は・・・。

そう思いたくなる演技だ。

 

「ほーらプレゼントだ!」

 

そう言って何かを投げ込んできた。

 

「・・・!?」

 

それはダイナマイトの形をした物体だった。

表面にはタイマーのようなものがあり、恐らく爆発判定になると範囲内の物にダメージ判定を与えるのだろう。

私は思わず叫ぶ。

 

「グ、グレネード!グレネード!!」

 

「この、やろッ!!」

 

エルはそれを思い切り上に投げ返す・・・が上はそもそも人質がいる可能性が・・・。

 

「ぬぅ!?」

 

ダイナマイトは2階の廊下に転がったところで大きな音を出し煙を吹き出した。

 

「・・・エル・・・上、人質居るんじゃ・・・」

 

「・・・あっ・・・」

 

転がっている悪党の横を通り出てきた部屋を見る。

 

「・・・・・・・・・巻き込んでるじゃん」

 

「・・・これはコラテラルダメージというものに・・・」

 

「・・・エル?」

 

「だ、だって仕方ないでしょ!?あぁするしか無かったんだから!」

 

「まぁ・・・咄嗟の判断だし・・・」

 

「・・・どうしよ・・・」

 

エルは一緒にドアの近くで転がっている人質の女性を見て頭を抱えていた。

 

「とりあえず・・・」

 

「ハル!?」

 

「貰えるものは貰っとこ」

 

「ちょ、ちょっと・・・これじゃ悪党と・・・」

 

「エル、素晴らしい言葉がある」

 

「な、なに?」

 

「死人に口なし」

 

「無茶苦茶だよ!!」

 

私は死亡判定の悪党を漁り合計で200ルーブルを入手した。

ちなみにここの通貨で200ルーブルは2万ドルくらいの価値になる。

 

「で・・・どうするの?」

 

「悪党が自爆、人質死亡。状況クリア」

 

「何キメ顔で言ってるの!?」

 

「エルがダイナマイト投げ返さなきゃ人質KIAなんて無かった」

 

「うぐ・・・」

 

「そういうわけで・・・」

 

私はそこそこな額を手に入れて満足し立ち上がる。

 

「あとは何食わぬ顔で出るよ」

 

「嘘でしょ!?」

 

「エル・・・正義に犠牲は付き物なんだよ・・・」

 

「おかしい!おかしいから!ていうかハルめちゃくちゃ楽しんでるよね!?」

 

「あ、分かる?めっちゃ楽しい」

 

初めてのテーマパーク。

そりゃ楽しいに決まってる。

 

「まぁ、ほんとに死んでる訳じゃないし行こ」

 

「これじゃどっちが悪党か分かんないよ・・・」

 

「人質からは取ってないでしょ。悪党はコイツら」

 

「まぁ・・・そうだけど・・・もういいや!私も楽しむ!」

 

「その意気だよ」

 

そして2人して激戦だったぜ・・・みたいな顔をして建物から出た。

 

「保安官!人質は・・・」

 

「悪党が自爆、人質KIA。まったく最近過激派が多くて困るよね、相棒」

 

「うぇ!?あ、相棒!?」

 

「そういう事にしようよ」

 

「わ、分かったよ・・・え、えと・・・ボス?」

 

エルは少し恥ずかしそうにそう言った。

何だかそれがめちゃくちゃ可愛く感じる。

 

「え、えーっと・・・人質は・・・」

 

「死んだ。死亡。KIA。OK?」

 

「お、OK・・・」

 

「んじゃ掃除屋によろしく」

 

なんて本当に保安官が言わないようなセリフを吐いてその場を去った。

 

「さて、それじゃ戦利品も手に入れたしガンショップ行ってみようよ」

 

「うん、賛成」

 

「そうだ、マヤ達に連絡して何してるか聞いてみよ」

 

私は入る時に渡された端末を使う。

これは同じグループ内なら通信もできるようになっているのではぐれた際や何か作戦を行う時に使える。

 

「マヤー?」

 

《こちらエコー3-1!激しい攻撃を受けている!》

 

《3-1援護するわ!》

 

《2階に敵!》

 

《グレネード!》

 

・・・・・・何やってんだ向こうは・・・。

 

「・・・西部劇ってこんなのだったっけ」

 

「こんな端末使ってる時点でアレだけど絶対違う」

 

マヤ達の会話は敵に遭遇したガンナーグループのそれだ。

 

「向こうは向こうで楽しんでるからこっちはこっちで楽しも」

 

「そ、そうだね・・・」

 

ということでとりあえず弾薬の補給と出来れば長物が調達したいので武器屋に向かった。

 

「それにしてもいい街並みだね」

 

「うん。獣人族でも発展してる村は似たような雰囲気だったよ」

 

「そうなんだ。そういえば獣人族ってエル達みたいに柴犬がモデル?みたいなの以外にも暮らしてるの?」

 

「うん、基本的に獣人は獣人で固まってるから。私は柴犬だけど、シェパードの娘とかも居たよ。カッコ良くてモテモテだった」

 

「やっぱり元となった動物で顔つき変わるの?」

 

「どうなんだろ。でも人間から見たら獣人族って顔つきが凄い好みって人多いけど」

 

「確かに美男美女がほとんどだもんね」

 

「私は人間みたいに色んな顔もいいと思うけど。獣人って似た顔が多いから」

 

「それ、一部の人が聞くとブチ切れちゃうよ」

 

「だから美人のハルにしか言ってない」

 

「そんなこと言っても何も出ないからね」

 

「否定しないんだ」

 

「いつもしてるけど・・・皆しつこいから・・・」

 

「あー・・・」

 

ファンクラブの事を思い出してしまった・・・。

あのクラブの本部が街にさえ無ければ爆撃してやったのに・・・。

 

「あ、ハル、あれ」

 

「銃砲店だ」

 

「行ってみよ」

 

「うん」

 

銃砲店に入るとおじさんが1人だけいた。

店内には色々な弾薬がある。

 

「やぁ保安官!武器の調達かい?」

 

「うん。ごつくて正確なのが欲しい」

 

「ごつくて正確・・・そうなるとこれだな!」

 

おじさんは銃を1つ取り出す。

 

「M1891、いわゆるモシン・ナガンってやつだ」

 

「エルにはいいんじゃない?」

 

「うん・・・これなら慣れてる」

 

「お、ワンコの保安官にピッタリじゃねーか!似合ってるぞ!」

 

「そりゃどーも・・・」

 

ちょっと照れくさそうだ。

それにしても慣れた手つきで操作している。

 

「慣れてるね」

 

「まぁね。村にいた頃Karと一緒に使ってた」

 

「そうなんだ。どう、買っちゃう?」

 

「いいの?」

 

「ほくほくだから」

 

モシン・ナガンの金額は180ルーブル。

手に入れた額は200ルーブルなので買える額だ。

弾薬も追加で15発購入したところでお金が無くなった。

 

「それじゃ、ありがと」

 

「あぁそうだ!この辺りに近くの街で銀行を襲った連中が潜伏してるらしいんだ。保安官の詰所に行けば情報があると思うぜ」

 

「了解、ご協力どうも」

 

さっそく新しいミッションだ。

ただ銀行強盗の集団か・・・。

 

「とりあえず詰所に行こ」

 

「そうだね・・・って待って、モシンを背負わないと・・・」

 

エルは長いライフルを何とか背負っていた。

そしてのんびりと詰所に歩いていた時だった。

 

「ん?」

 

「どうしたの?」

 

「今、保安官って声が聞こえた」

 

「気の所為じゃないの?」

 

「私の耳舐めないでよ。パッシブソナーなんだから」

 

「いや、そこは普通に犬耳でいいでしょ」

 

「・・・忘れてよ」

 

「はいはい」

 

「えと・・・それでその2つ目の建物・・・2階から視線も感じるし保安官がどうとかって聞こえた」

 

「おっとそいつは怪しい」

 

「どうする?」

 

「悪党に情けは無用。ドアぶち破って入るよ」

 

「ちょっと本気!?」

 

「いいじゃん、テーマパークだし楽しもうよ」

 

「まぁ・・・そうだね・・・」

 

そしてその怪しいと言った建物に近づいた。

するとエルは確信を持ったようだ。

 

「逃げる準備してる。逃げられるよ」

 

「OK、エルはやれる?」

 

「もちろん」

 

「よし。行こう」

 

私達はドアに近づく。

そして開けようとするがもちろんカギがかかっていた。

ルール上は鍵のかかったドアの破壊はOKだったので遠慮なくやらせてもらおう。

 

「エル、そこのハンマー取って」

 

「はい、どうするの?」

 

「ドアブリーチだよ」

 

「派手に行くね・・・でも楽しくなってきた」

 

「ふふ、楽しそうで良かった。それじゃ・・・」

 

私は大きなハンマーを横に大きく振る。

 

「ブリーチ!ブリーチ!」

 

思い切りドアの鍵部分を叩き破壊する。

そこにエルが突入した。

 

「コンタクト!」

1階に数人が居た。

 

「ちくしょうバレたぞ!!」

 

「相手は2人だ!」

 

エルは的確に悪党を撃っていく。

 

「がぁ!」

 

「ぐぁっ!!」

 

撃たれた悪党は見事な演技で倒れていく。

そして1人がショットガンを持っているのに気づいた。

 

「エル、ショットガン貰っていい?」

 

「はい、弾は?」

 

「入ってるやつでいい」

 

渡されたショットガン、M1897 トレンチガンを持ち、少しだけスライドを引いて薬室を確認した。

 

「よし、弾は入ってる」

 

「あ、いいもの見っけ」

 

「なにそれ」

 

「ダイナマイト」

 

「・・・また?」

 

「今度は人質居ないでしょ」

 

「確定じゃないけど」

 

「そしたら巻き込まれた方が悪い」

 

「エルも中々悪党になってない?」

 

「吹っ切れた。楽しまなきゃ」

 

「よし、それじゃ悪党始末したら家の中隅々まで漁り尽くして戦利品探そう」

 

「大賛成」

 

もうこの時点で誰が悪人で誰が保安官か分からなくなってきた。

そんなこと思いながら2階で物音と声のする部屋の前に静かに向かった。

 

「・・・いるね」

 

「だね。鍵が・・・まぁかかってるよね」

 

「鍵の破壊ってショットガンで出来る?」

 

「出来るみたいだよ。鍵にもレーザーを検知する装置入ってるみたいだから」

 

「それじゃハルの出番だね」

 

「任せて」

 

私は少し離れて鍵を狙う。

 

「開いたらダイナマイトよろしく」

 

「了解」

 

私はエルがダイナマイトを用意したのを確認して鍵を破壊する。

ドアは開きはしなかったが鍵は破壊され何時でも開く。

そこにエルが少しだけドアを開けダイナマイトを放り込んだ。

 

「爆発するよ!」

 

「はいよ!」

 

私達は少し離れて伏せる。

部屋の中からダイナマイト!!という声が聞こえ爆発音がした。

 

「突入!」

 

拳銃を構えて部屋に入ると中にいた強盗連中は全員ダイナマイトで死亡判定になっていた。

 

「クリア」

 

「こっちもクリア」

 

「さて、それじゃ戦利品の回収?」

 

「うん。よし、エルは2階を。私は1階を探す」

 

「了解」

 

お互い悪い顔しながら建物を漁った。

漁ること20分、私は500ルーブルを、エルは400ルーブル近い額を手に入れた。

そしてお互いホクホクした顔で建物から出た。

旅行1日目、パーク内で保安官になったはいいがさっそく悪党に成り果てていた。

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