ただ、短い+地の文一切無しです。
「っ~~~~ふぅ……やっぱ風呂は良いなあ。ゆったりまったりするには持って来い、日本人の最高の文化と言っても差支えないねえ。特に、こういう何人も入れそうな広々とした風呂なんて最高だ。そうは思わないかよ、スキンヘッドの」
「じじょう。じょうじ、じじじょ……」
「悪いな、変な呼び方で。でもよ。お前には名前が無いだろうよ。だから便宜上、そう呼ばせてくれやぁ。それとも、自分で考えてみるかい? お前さんの感情を理解する手立てになると思うぜ?」
「じょう。じょうじょうじょ」
「あいわかった、花の図鑑だな。……ぁ? ……花の図鑑ん!?」
「じょ、じょじょじょうじ」
「……いいやあ。驚いただけさあ。まさか、お前の名前が花の名前に為りそうだなんて……絶句だよ、色々……ってか、ネロは
「じょ、じょうじじじょ」
「奏者よ! だ、誰だ、そこの、黒曜石の様な光沢の触角の生えた者は!?」
「いつもはベッタリなのに、なんだかさみしいねえ。昔に戻った気分だ。スキンヘッドのもそんなに気にしちまって……。皇帝特権使えばいいだけの話だろうよう。ってか、顔合わせるのは初めてだったか……完全にこっちのミスだ。すまん」
「そ、その程度の事気にするな! 後日埋め合わせはもらうが。……余の才が訴えておるのだ。その者の事を知れば、必ずや後悔するぞ、と」
「じゃあ、それでいいじゃないか。深い所まで理解せず、浅く理解して友好的に。スキンヘッドの。ネロには悪気はねえんだ。此処は一つ、俺の顔で面目立ててくれやしないか?」
「そ、奏者が頭を下げる必要はない! 余が悪かった」
「……じょう、じょうじじじょ」
「……ふむ。よく切れる刃物、ねえ……構いやしないが、頼むから反逆なんてしないでくれよ? 俺絶対殺されるから。その前に、扱いきれるかどうかだけど……その心配は無用か。その前に、ネロは話に付いていけてるか?」
「安心せよ奏者。『余はこやつの言葉を理解できる』……じょう、じょうじじょう」
「! じっ、じょうじじじょ」
「……あのよ、ネロ。こいつはお前の言葉理解出来てるんだから、合わせなくて大丈夫だぞ?」
「そうは言っても奏者よ。余としては反省の意も篭め、こやつがどういった存在なのかでは無く、こやつの内面を知りたいのだ」
「じ……じょうじ」
「気にするな。そうだ、ならそなたの名を決めるのを手伝わせてはくれないか?」
「じょっ、じょうじょう」
「……さっきまでビビってたのが一転、早速好意的になったな……まあ、昔にあんな事体験してりゃ、反動があってもおかしくはない……のか?」
「よいぞ! ならば明日にでも剣を交えようではないか!
「じょ!」
「目を離した僅か十数秒の間に何が起こったし……まあ、良いか。そんじゃあ、もうちょい入ってぬるま湯に浸かるのも一興だけどよ、その前に上せたりしたら不味い。外も寒いし、そろそろ上がるか」
「む、そうか……ね、念の為に言っておくが、奏者は絶対にやらんからな!」
「じょう」
「……ほんと、何があったし」
設定は……いいか。皆さんの各々の考えに任せます。