大乱闘スマッシュブラザーズX 天頂と神   作:ブルー・ハイパー

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E11 運命

「しかし、今すぐ勝負するのも面白くない。…こうしてくれる。」

 

ベートーベンは魔力で全員を王宮の入り口へ誘う。

そしてすぐさまベートーベンは消えるが…、

 

 

「…本当に我と戦うというのならこの王宮へ入ってくるがいい。今ならまだ間に合う。

 ここから引き返すか、我に従うか、今一度考えるのだ。」

 

「…俺等は絶対にお前の手下にもならないし、引き返したりもしない!! お前を倒す!!」

 

マリオが力強く声を上げ、ベートーベンに言い返す。

そして王宮へ足を踏み入れる…。

 

 

 

 

 

 

「な、何だ!? この不気味な音楽は…。」

「戦慄のプレリュード…、悪夢の前奏曲だ!! 皆、耳を塞げ!!」

 

ショパンが大声で警告し、すぐさま全員耳を塞ぐ…。

 

 

「ほぅ…、この前奏曲を避けるとは中々だな…。さぁ、最後の警告だ…、

 ここから引き返すか、我に従うか、選ぶがいい!!」

 

 

 

「…言ったはずだ。俺達は絶対にお前を倒すと!! さぁ、ベートーベン。勝負だ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ククククク…、よかろう。そこまで言うのなら相手になってやる。我に刃向ったことを後悔

 するがいい!!」

 

こうしてベートーベンとマリオ達の戦いが始まった…。

 

「皆、相手はキング・コマンド・ドラゴンの大ボスだ。皆で一斉に決めるぞ!!」

「おーーーーッ!!!」

 

GENJIとエビセン達は今はまだ戦えないが、その分、マリオ達がフォローして戦う。

しかし、ベートーベンもそう甘くは無かった…。

 

 

 

 

「さぁ、現れろ!! 我が右腕『偽りの王(コードキング) ルードヴィヒ』!!

 食事の時間だ!!」

 

ベートーベンもキング・コマンド・ドラゴンを召喚し、マリオ達に襲い掛かる…。

 

「ギャハハハハ!! 皆まとめて俺様のおやつにしてやる!!」

 

しかもルードヴィヒはキング・コマンド・ドラゴンの中でもかなり凶暴な性格。

下手をすれば餌になり、捕食されてしまう…。

 

「…ベートーベンも1人で戦う訳じゃなさそうッピ…。」

 

すぐさまルードヴィヒが先制攻撃を仕掛ける。

 

「ハハッ、さっさと俺様のおやつになりやがれーーーッ!!!」

 

 

「…そうはいかない!!」

 

しかし、アイクが咄嗟に前に出て、カウンターを張っていた為、攻撃に失敗。

ルードヴィヒはダメージを受けてしまう。

 

「フン…。少しはやるみたいだな。…だが、こうでなければ潰しがいが無いぜ!!」

 

 

「…まだだ!! 俺の斬撃を喰らいやがれーッ!!」

 

何とGENJIまでもが攻撃に参加していた…。

意識が直り、戦えるようになったのだ。

 

「ゴボァ…。おのれ…。」

 

しかし、次の瞬間、マリオ達は信じられない光景を目にしてしまう…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…ルードヴィヒよ、もういい。」

「べ、ベートーベン様…!?」

 

 

 

 

 

「貴様は我の役には立てなかった。貴様に下す運命は…、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…死だ。貴様にもう用は無い。死んでもらう。」

「ベ、ベートーベン様!! お許しを!! …ゴボァーーーーーーーーーーッ!!!!」

 

ベートーベンの槍に貫かれたルードヴィヒに大きな穴が開き、光の粒となりながら消えて

しまった…。

 

 

 

「アイツ…、味方を殺しやがった…!!」

「な、何て奴ッピ…。」

 

信じられない光景に思わずGENJIもレッピ達も驚愕してしまう…。

しかも、更なる脅威がマリオ達に襲い掛かる。

 

 

「ギシャーーーーーー!!!!」

「フン、ルードヴィヒが消えたところでどうって事は無い。代わりの小間など幾らでもいる。」

 

そして現れたのは『偽りの王(コードキング) モーツァルト』。

明らかに前回の時とは違うオーラを放っている…。

 

 

「我が左腕モーツァルトよ、愚か者を葬り去るのだ!!」

「…了解。さぁ、龍以外は消え去るがいい!!」

 

モーツァルトの槍がGENJI、竜以外を王宮から吹き飛ばし、飛ばされたマリオ達もダメージを

受けてしまう…。

かなり遠くへ飛ばされたせいで戻ってくるにはかなりの時間がかかる。

 

「龍の技を持つ奴以外を戦場から吹き飛ばすのか…。だが、俺が…」

 

しかし、残されたGENJIと竜も苦しみだす…。

 

「ドラゴンは我に従うのが運命。よくやった、モーツァルトよ…。」

 

モーツァルトは龍の技を持つ者以外を戦場から吹き飛ばし、尚且つ残された龍の技を持つ者

の自由を封殺し、戦えなくしてしまうという恐るべき力を持っている…。

 

「フフフフフ…。今までのドラゴン達を破って来たと言えど、この程度では話にならんな…。」

 

 

 

 

 

 

 

「…誰が話にならないだと!!?」

 

「何? 誰だ!!?」

 

 

「ガハハハハ!!!!」

 

クッパだった。クッパだけはあまり遠くへは飛ばされなかった…。

 

「クソ…。もう一度吹き飛ばして…、チッ。さっきの攻撃でパワーを使いすぎたか…。」

「こんな奴パンチでKOにしてくれるわ!!!」

 

クッパはすぐさまモーツァルトに殴りかかり、モーツァルトは大ダメージを受ける…。

 

「アイツ、パンチだけでドラゴンにダメージを与えるなんて…、何て奴だ。」

 

GENJIも今の攻撃を見てまたもや驚愕している…。

そして時間が経つにつれて…、

 

「おのれ…。」

「これで終わりだーーーッ!! くたばるがいい!!!」

 

そして止めの一撃を喰らったモーツァルトは声も出ずに光の粒となり、消えていった…。

 

 

 

 

「…見事だ。流石は大魔王クッパだ。…しかし、次はどうかな?」

「どんな奴でも来い!! 一瞬で捻りつぶしてくれるわ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「出でよ、ソニック・ザ・ヘッジホッグよ!!」

「何だとッ!!?」

 

何と、現れたのは天頂(ゼニス)の象徴『ゼロ文明』の力に魅入られたソニックだった…。

顔つきが凶悪になり、周りには同じくゼロ文明の力に操られたクッパの手下達もいる。

 

「貴様…、ワガハイのかわいい手下達に何をしたッ!!?」

「見ての通り。少しばかり我の小間とさせてもらっているだけだ。」

 

「貴様…。ふざけやがってーーーーッ!!!」

 

怒りに身を任せ、ベートーベンに殴りかかろうとするが…、

 

 

 

「Hey!! ベートーベン様には手出しさせないぜ!!」

「グブゥッ!!!」

 

しかし、ソニックに腹を殴られてしまい、動きが止まってしまう。

 

「貴様…、何のつもりだ…!?」

「クッパ、お前はベートーベン様に手出しできずにここで終わる。それがお前のDestiny。」

「運命、運命!!」

 

 

戦況をひっくり返され、悪戦苦闘のクッパ。

ソニックと手下を元に戻すことはできるのだろうか!?

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