大乱闘スマッシュブラザーズX 天頂と神 作:ブルー・ハイパー
「よし、この調子ならもう少しでオラクル本部だ!! マブダチを助けて本部をぶっ潰す!!」
非常に荒く運転している為、しっかり捕まらないと振り落とされてしまう状況だ。
しかも現在は時速250㎞。そんなスピードで振り落とされればとても堪ったものではない。
「キシシシシ…。お前達にはここで消えてもらうぞ!!」
「クソッ!! 追手が来やがったか…。皆、振り落とされないようもっとしっかり捕まってろよ。」
プロメテウスは更にスピードを上げる…。
しかし、追手の使い魔の方もスピードを上げて飛んで追いかける。
「キシシシ!! これでも喰らえーーーッ!!」
そして使い魔は槍から光線を放つ。
その光線は大型バギーのタイヤに直撃し、パンクしてしまう…。
「何ッ!!! コイツ、バギーをパンクさせやがるとはな…。」
そしてその大型バギーはバランスを崩してしまい、オラクル本部に直撃し、爆発…。
逃げることができず、爆発に飲まれてしまったプロメテウス達。
「皆ッ!!!」
爆発を見ていたソニック達も急いで戻る…。
「ハハハハハ!! 案外あっけなく終わったな。」
「…残念じゃが、拙者達は生きているのじゃい。」
「まんまと騙されたな、残念ゾイ!!」
「き、貴様等…、どうやってあの爆発を…。」
するとそこには爆発飲まれたはずのプロメテウス達…。
よく見ると…、
「おのれ…。あの小娘がバリアを張っていたのか…。」
sayaが爆発する寸前にウィング・ウォールで風のバリアを形成し、皆を守っていたのだ。
「間一髪だったぁ…。皆無事で良かったよ!!」
「おのれおのれおのれーーーッ!! 斯くなる上は…、数で押し切ってやる…!!
我が仲間よ、オラクルを壊滅させようとする愚か者を叩き潰すのだ!!」
『ズドドドドドドドドッーーー!!』
「何だ、何だ!?」
使い魔の向こうから、大勢の使い魔たちが押し寄せてくる。少なくとも300体はいるだろう…。
押し寄せる勢いでプロメテウス達を潰すつもりなのだろう。
「これで貴様等は終わり…」
「死ねーーーーーぃ!!!」
使い魔を阻むのは5000GT。プロメテウス達と距離が遠いので少し見えにくいが。
ソニック達と共に戻ってきたのだ…。そして咆哮を轟かし…、
「…くたばれ、クソがぁーーーーーッ!!!」
「うわーーーーーーーーッ!!!」
使い魔を1人残らず屍にするのだった…。以前、sayaに放った技と同じものだ。
「あやつは辺りの弱者を屍にする危険な能力を持っているんじゃい。」
「しかも、敵味方問わずに屍にするからな…。レイジング・ブルを追放されたのはそれが理由だっ
てよ。おまけに体に凄い量の機械を背負ってるなぁ…。」
「うん…。なんとなくそんな感じはするけど。」
5000GT。彼の破壊力は侮れない…。
「雑魚も一掃したし、本部に突入と行くか…。」
当の5000GT本人は何事も無かったかのように本部の中へ入っていく。
sayaやプロメテウス、デデデ達も後に続くのだった…。
「クソ…。次から次へと小賢しいマネしやがって…。」
「小賢しいとは失礼な、我は堅実に戦っているだけなのだよ。」
「このクソったれがぁーーーーー!!!」
とうとうブチ切れて我を忘れ、目茶苦茶な攻撃を連発するクロスファイア…。
これは想定外だったアシッドも激しい連続攻撃を次々と受けてしまう。
「おのれ…。シャンデリアを連続で壊して、戸惑っている内に攻撃を浴びてしまうとは…。」
「クソがぁーーーー!!!」
そして顔面に強烈な一撃を叩き込めるクロスファイア…。
「あぁ…。よくも…、」
「…よくも我が美しき顔に傷をつけたな!!! 絶体に生きては返さん!!!」
「よく言うぜ。さっきまでフルボッコにされてたくせによ。」
「黙れ!!! これでも喰らうがいい!!!」
するとアシッドは宙に浮き、杖からとても大きい雷を放とうとしている…。
「これが…、上級魔法の一つ……、雷魔法だ。」
「そんなもん、弾き返して…」
「グボゥ……!!!!」
「あいにくだが、雷魔法は発動にタイムラグが無いのでね…。どの魔法よりも早く放てるように
なっているのだよ。」
「クソ…。今度はこっちがフルボッコにさせるのかよ…。」
雷魔法の影響で体が麻痺してしまい、動けなくなってしまう…。
懸命に動こうとするも、威力が強いせいで全く動けない。
「早く捕まったアウトレイジの皆を助けないと!! …そして、クロスファイアさんも…。」
「どこまで続くんだ!? この階段。螺旋状の階段のせいで目が回りそうだ…。」
するとプロメテウスがふらつきかけてしまう…。
ふらつき、下手すれば、階段から落ちてしまう。
そして階段に手すりといったものは無い。完全にふらつけば非常に高い確率で落ちてしまう…。
「No,problem! それなら問題ないぜ。俺、実はアウトレイジになってから飛べるようになっ
たんだ。」
同時にソニックはジャッキーに姿を変え、皆を乗せてどんどん上に飛んでいく…。
ソニックは、ジャッキーになると武器阿修羅の大猿と同格の大きさになるのだ。
「ほぅ…。クリーチャーでもない者がアウトレイジの力を手にするとはな…。」
そして螺旋状の階段を抜けたその先は…、
「う、うぅ…。」
「ク、クロスファイア!! 大丈夫なのか!?」
クロスファイアとアシッドがいた…。
しかし、クロスファイアは麻痺しているせいで動けない。
「…余計な虫けらが7匹出てきたか。まぁいい。まずはクロスファイアを仕留めよう…。」
するとアシッドは再び雷魔法を発動してしまう…。
これに反応したのは…、
「…終わりだッ!!」
「…フラッシュ!!」
sayaだ。光魔法で目をくらませ、間一髪攻撃は外れた…。
「あやつ…、雷魔法を操れるほどの力があるのか…。」
「え?」
「雷魔法、爆発魔法。この2つは魔法の中でも上級魔法に属するかなり強力な魔法攻撃じゃい。
気を付けて戦うのだ。」
「…小娘ごときに用は無い。クロスファイアよ、消えてもらおうか…。」
しかし、アシッドはsayaに構う事なく真っ先にクロスファイアを倒すつもりだ…。
しかも…、
「そんな!! バリアが張られててこれ以上近づけないよ!!」
バリアを覆ってしまい、saya達はアシッドに近づくことができない…。
そして…、
「消えろ…。」
『ドカーーーーーーーーン!!!!』
最後の一撃を喰らってしまったクロスファイア。
苦しみながら、その場で倒れてしまう…。
「…これでフィニッシュだ。」
そしてクロスファイアを瓦礫やアシッドの造りだした岩が潰してしまう…。
「い、嫌…、嫌ーーーーー!!!!」
「う、嘘だろ!? クロスファイアが…。」
「何という事じゃい…。」
「死んじゃ嫌ゾイ!!」
「この野郎…、よくもクロスファイアを…。」
そして一番悲しい気持ちになっているのが…、
「ハハハ…ハハ…。嘘…だろ? クロスファイアーーーーーッ!!!!」
…プロメテウスだ。誰よりも長く一緒に戦い、誰よりも一緒に笑ったりしてきた彼だからこそ、
ショックも計り知れない…。
「どうした? クロスファイアの死に怖気付いたのか!?」
「…許せない…。」
「ん?」
「貴方は絶対に許さない!!」
「貴様はこの俺が打つ!!」
クロスファイアを殺し、狂気に満ちているアシッド…。
アシッドを7人は止めることができるのか!?