大乱闘スマッシュブラザーズX 天頂と神 作:ブルー・ハイパー
「…ゲーム・オーバーだ。」
今、ぼく達は、ピンチに陥っている。
トドメを刺されるところだ。
「ネス!!」
「駄目だ、このままじゃ間に合わない!!」
「ケケケケケ…、そのゲーム、俺達も混ぜてもらおうか。」
突然現れるとても大きいドラゴン…。
だけど、このままじゃどっちにしても止めを刺される…。
と思ったその時だった。
「…Hey!! クロスファイアに気取られ過ぎだぜ!!」
「何ッ!!」
…ソニックだ。英語交じりの言葉。やっぱりソニックだった。
男は慌てて回避し、間一髪攻撃は避けられたが…、
「くたばれーーーッ!!!」
しかし、今度はクロスファイアって奴が拳で攻撃…。
流石に避けきれずに男は…、
「ゴボァーーー!!」
当然、拳の一撃をまともに喰らってしまう。
しかし、クロスファイアって奴の攻撃、あんなパンチまともに喰らったら骨折はしてそう…。
「あ……、あ…」
顔に大きな傷を残して男は倒れた…。
しかし、顔面に殴るなんてこりゃまた酷い…。
「氷の柱が目茶苦茶あるからぶっ壊してみたら中に誰かいたのかよ。」
「相変わらず喧嘩っ早いッスね、兄貴は…。」
「…見て!! まだ影虫が残ってるよ!!」
安心するのも束の間だった。
まだニセドンキーとニセディディーが残っているからだ。
「さて、そいつ等もぶっ飛ばしてやるぜ!!」
「兄貴もやるなら俺もやるッス!!」
相当手強かった赤い影虫…。
だけど…、
「…どういう事だ!? 影虫が崩れていく…。」
「これはライス・シャワー様の貴重な実験動物だ。簡単に戦わせたりはしないよ。」
信じられなかった…。何せぼくの目の前に現れたのは…、
「ガノンドロフ!! なぜお前がここに!?」
「私はライス・シャワー様の命令により動いている。今日はこの貴重な影虫の回収を命じら
れている。次会うときは覚悟したまえ…。」
…ガノンドロフだったからだ。相変わらずその姿は邪気で満ちている…。
そしてガノンドロフはそのまま暗黒の中へ消えて行った。
「ガノンドロフ…、今度は一体何が目的なんだ!?」
「…アイツ、ライス・シャワーの元で動いてみるみたいだな。」
突然、クロスファイアが割り込むようにリンクに話しかけてくる…。
「クロスファイアって言ったな? ライス・シャワーって奴を知ってるのか?」
「詳しいことは知らんが、アイツはこのガキの闇を使って復活したらしい…。
コイツはライス・シャワーが復活して以来、未だに意識を取り戻していないんだ。」
「…とにかく、今はその子も俺のファルコン・フライヤーで休ませよう。個室なら幾つかは
あるしな。」
「悪りぃな、兄ちゃん。」
「それから、
「やっぱり、眺めとかいいなぁ~…。個室もホテルみたいでオシャレだし。」
正直ファルコン・フライヤーに乗ったのは初めてだ。
個室は全部で8室あって少し小さいけど全然気にならないくらいオシャレ。
お風呂場は1室しかないから男女交代制なんだ。
「疲れたわ…。風呂にでも入るか。」
このファルコン・フライヤーって乗り物。
普段の姿で人間と同じ大きさだからちょうどいい感じになっている。
だけど、疲れてるせいで今はそんな事どうでも良かった。
しかし、風呂に入ろうと扉を開けた瞬間だった…。
「ひ…、ひゃうッ!!!!」
「な、な、な、な、何でガキが入ってんだよ!? 今は男の時間帯だろ!!!!?」
「し、知らなかったんですよッ!!!」
何と、あのガキが先に入っていた…。
そりゃもう大慌てでどうすればいいか分からなくなり、今にも気絶しそうだった。
「…。」
とにかく扉を閉めた。
ガチャンって音が大きく響いた。部屋に戻ることにした。
「なぁ、レイジング・ブルってのはどこにあるんだ?」
「ここから北西へ真っ直ぐ進めば40分くらいで着きますよ師匠。」
「だから師匠じゃない!!」
「しかし、びっくりしましたよ。ブルー・ファルコンも収納できて、個室もあるなんて…。
すごい技術で出来てますね。」
「そうか?」
「はい!!」
「しかし、あの猿め…。アウトレイジを救出したら、また拙者の修行場に戻りおって。
まぁ、あんなでかいのがここに乗ったら堪ったものではないがな。」
「…五郎丸さんよ、それよりアンタはどうするんだ?」
一方、個室で寛いでいる五郎丸とプロメテウス。
快適そうに過ごしている。
「しばらく、お主らに同行するよ。その間修行場はあの猿にくれてやるんじゃい。」
「アンタもいろいろ大変そうだな…。」
「そういや、夢の中でガノンドロフっておっさんに妨害されたな…。ライス・シャワーと
かいう奴に何か吹き込まれて消えて行ったけどな。」
「何!? ガノンドロフが!!?」
俺はガノンドロフに妨害されたこと、ゼニスの力を手に入れた事をマリオ達に言っている所。
だけど、マリオ達はガノンドロフを知っていたみたいだ…。
「ガノンドロフは魔王でありながら、また俺達と共にタブーを倒した1人だ。どうして鬼
丸の邪魔を…。」
アイクもガノンの裏切りに疑問を持つ…。
「これからワガハイ達はどうすればいいのだ?」
「…だったら、ワシらと共にゼニスに捕らわれたクリーチャー達を救っていただけないだろ
うか?」
おカシラが突然マリオ達にクリーチャー救出の提案を出す。
確かにマリオ達なら捕らわれているクリーチャーを救い出せるかもしれないが…、
「俺達が!? この世界はベートーベンのようなゼニスって奴らに苦しめられている
のか!?」
「…この世界では、ゼニスによってクリーチャーが次々と『アンノウン』『アンノイズ』に改造
され、支配されているんだ。」
「俺とおカシラはクリーチャーを解放し、ゼニスを倒す為に戦っているんだ。」
「…しかし、ゼニスの戦力は圧倒的でワシらだけではとても歯が立たない。
どうか皆の力を貸してほしい!!」
「…当然だ。俺は戦う。」
「僕も!!」
マリオとルイージは協力してくれるらしい…。
「ボクも戦うッピ!!」
「よっしゃ、俺も戦うぜ!!」
「まぁ、やる事は特にねぇし、俺も混ぜてもらおうか。」
パルポン、竜、レッピ、アイクも協力してくれるらしい…。
だが…、
「何でワガハイがそんな事を…。」
クッパだけは協力してくれる気は無い…。
「…もし、ゼニスを倒してくれたら、お礼をしよう。」
「何? お礼だと!?」
面倒臭がっているワガハイにオニナグリはそう話を持ち込んできた。
まぁ、貰えるものは何でも貰うのがワガハイの主義だからな…。
「厳密には、ゼニスを倒した時にもらえるおまけみたいなものだけどな。
何でも、ゼニスの宝物庫には何でもお宝と高級食材が眠っているという話らしい。
ゼニスたちはその宝と食材で遊んで暮らしているってのを聞いたことがあるんだ。」
「うおぉぉぉ!!! それなら断る理由は無い!! ワガハイも協力しようではないか!!」
「…ホント、単純ッピ。」
「全くだ。アイツはそういう性格だからな…。」
「だから、騙されやすいんじゃないッピか?」
「ハハッ、言えてる、言えてる。」
「…なぁ、おカシラ。さっきクッパに吹き込んだことって…。」
「ん? ホントの事だぞ。」
「マジで!!?」
「しかし、あの
「兄貴、女子風呂見ちまったんスか!?」
「うるせぇな。偶然だよ、偶然。」
「兄貴のラッキースケベ!!」
「…死ねぇーー!!!」
「ぎゃーーーーーーーーー!!!!」
「ん?
「上手く言っているつもりですか?」
「い、いや、そういう訳では…。」
百万超邪 クロスファイア
・アウトレイジの中でも特に戦闘力が高いクリーチャー。
・スピードにも優れているので気配を消しつつ、背後から繰り出される一撃は超強烈。
・アウトレイジは皆、自由気ままに戦い、暮らすことを好む。
技名
・ミリオネアバースト
・アクアミラージュ・ドロップ
・クロスハリケーン