大乱闘スマッシュブラザーズX 天頂と神   作:ブルー・ハイパー

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夜中に書いていた奴なのでもしかしたら脱字等があるかもしれません。


E5 黄金世代 鬼丸「爆」

「ここを抜けたら次は渓谷だな。そこから山に登ってベートーベンの王宮へ入るみたい

 だが…。」

 

竜はファイヤー・バードからもらった地図でまずは渓谷へ向かう。

しかし、近くに山は見えず、しばらくは歩きっぱなしの旅になるだろう…。

 

「クソ…。ちょっと疲れてきたのだ…。」

「全く…、もう終わりッピか? だらしないッピね。」

「何だと!? さっきからピーピーうるさいのだ!! 焼き鳥にするぞ!!」

「ヒェ~!! 怖いッピ…。」

 

「全く…、これが犬猿の仲って奴か…。」

「もともとクッパも短気だからな…。ある程度は予想してたけど。」

 

アイクとマリオがそう呟く。

するとレッピがある奇妙な事に気付く。

 

「ん? そういえば、さっきから同じところ何回も歩いてるッピ。」

「おかしいな…。俺らはさっきから真っ直ぐに歩いてるはずなのに…。」

 

そこにまたもやキング・コマンド・ドラゴンが現れる…。

 

 

「グハハハハ…。ベートーベン様に刃向う愚か者め。まんまと引っ掛かったな。」

「道を変な風にしたのはお前なのか? 許さん!!」

「そうだ、お前達をある程度歩かせて瞬間移動させ、ふり出しに戻してやったのさ。」

「貴様…、ワガハイと勝負しろ!!」

 

「いいだろう…。相手になってやるぜ!! 俺はショパン、『王龍ショパン』だ!!

 お前達の骸にその名を刻んでおけ!!」

 

こうしてショパンとクッパとの戦いが始まった。

お互い、ヘビー級の体格とパワーを持っている。

この戦いはいわゆるヘビー級デスマッチとなるだろう…。

 

「こんな奴、一瞬で燃えカスにしてくれるわ!!」

 

先制攻撃はクッパ。

力を溜め、炎を吐きだそうとする。この攻撃の体勢にショパンは…、

 

「弱小野郎が放つ炎なんて熱くも何ともねーよ。さぁ、やれるものならやってみろよ!!

 正直、避けるの面倒臭いんだよな…。」

 

しかし、ショパンは避けるどころか面倒臭がって避けようともせず、耐えようとしたのだ。

 

「フン、避けなかった事を後悔しても知らないぞ。これでも喰らえーーーーッ!!」

 

そしてクッパはファイアブレスを発射。

亜空軍の時同様、威力はいつもよりすさましくなっている…。

 

 

 

 

 

「グゥ…、アッチィーーーーーーーーーッ!!!!!」

 

この炎をまともに喰らってしまったショパンは大火傷を負ってしまう…。

鎧を着込んでいながら、大火傷を負わせるクッパの炎は侮れない威力だという事が伺える。

 

「クソ…。まさか鎧を着込んでいながら、火傷を負わせやがるとは…。何て炎だ…。」

「どうだ? 避けようとしないからこんな事になるのだ。」

「こうなったら…、アイツ等を呼ぶしかない。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「カモーーーーーン!!! フォルテッシモ、カンタービレ!!!!」

 

ショパンがそう叫ぶと数秒後に新たなキング・コマンド・ドラゴンが現れた…。

 

「カンタービレとフォルテッシモだ。こうなったら3対1で確実に潰してやる!!」

「貴様、汚いマネをしおって~!!!」

 

「俺様は『偽りの王(コードキング) フォルテッシモ』。そして力だけが全て!! 格下のお前など、

 一瞬で捻りつぶしてくれる!!」

「そして我が名は『偽りの王(コードキング) カンタービレ』。ベートーベン様に刃向う愚か者は我が

 潰すのみ。」

 

「クッパ!! 俺も力を貸す…」

「いいのだ!! 3人相手でちょうどいいハンデなのだ!!」

 

何と、クッパは3対1の不利なバトルを呑むというのだ。

3体のキング・コマンド・ドラゴンはいずれも強力なドラゴン…。

そんなドラゴン3体相手に1人で戦うにはあまりにも不利だ。

そんな事は戦っているクッパ自身が一番よく分かっている事だ。

 

「これに勝ったらお前達がかけているふざけた術は消して、大人しく渓谷まで連れて行って

 もらうのだ。」

 

しかし、それを分かっていながら、敢えて不利なバトルを呑んだのだ。

しかし、3体揃った時の強さは桁外れの強さだ…。

 

「これでも喰らえ!! ファイアブレ…」

「甘い!!」

 

炎を吐こうとしたが、カンタービレに攻撃されてしまい、失敗に終わる。

そしてこの隙を突かれてしまい…、

 

「一斉攻撃だ!!」

 

そして3体のドラゴンの破壊光線をまともに喰らってしまったクッパ…。

 

「その程度か? 力の無い格下。ハンデとか言っておきながら、全然戦えてねぇじゃないか。」

「クソ…。さっきまでとは…比べ物に…ならない位の強さ…なのだ…。」

 

力に拘るフォルテッシモ。

3体の強力な攻撃とコンビネーションを前にクッパは一瞬で立ち上がれなくなった…。

 

「やはり…、不利な戦いを呑むべきでは無かったというのか…。おの…れ…。」

 

クッパは気絶してしまい、絶体絶命。

マリオ達もカンタービレが張ったバリアのせいで近づく事ができずに絶対絶命。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「今、助けにいくぞ!!」

 

突然、人型のクリーチャーが空から現れ、バリアめがけて突っ込んでいく。

そして人型クリーチャーの空中からの集中砲火をまともに受けたバリアは粉々に砕け散った…。

 

「貴様…、こいつらの仲間か!?」

 

 

 

「…いや、違うな。だが、ピンチになっているコイツ等を助けねぇ訳無ぇんだよ!!」

「では、貴様は何者だ!?」

「俺の名は鬼丸、『黄金世代(ゴールデン・エイジ) 鬼丸「爆」』だ。よく覚えておけ!!」

「何が鬼丸だ!? 格下に用は無い。消えろ!!」

 

フォルテッシモはすぐ鬼丸に破壊光線を仕掛けたが、鬼丸は前回のソニックと同じように

破壊光線を鮮やかに避けていき、そこから剣で体を貫かれたフォルテッシモ…。

 

「き、貴様…。おのれーーーーッ!!!!」

 

そしてフォルテッシモは光の粒となって消えた…。

フォルテッシモが居なくなった事でコンビネーションのバランスが崩れてしまったショパン達。

 

「仕方無い…。一旦撤退だ!! カンタービレ!!」

「…了解。」

 

そしてショパンとカンタービレはやむを得ずに撤退した…。

撤退された事により、かかっていた術も消えた。

 

「鬼丸、今の戦い方はかなり危険だったのじゃ。」

「お、おカシラ…。仕方ねぇだろ、ピンチの時に飛び込まないでどうするっていうんだ!?」

「全く…、ワシが小さい時からお前を看ていた頃から変わらんな、お前は…。」

 

「だけど、いざという時は冷静になれ。ピンチの時こそ冷静になって辺りを見ればきっと逆転

 の道はあるはずじゃ。」

 

 

「そんな事よりアンタ達は…、一体何者ッピ!?」

 

「俺の名前は鬼丸。」

「そしてワシはオニナグリじゃ。」

 

「あれ程の力があるなら、是非協力してもらいたい事がある。我らはベートーベンを倒す為に

 奴の王宮へ向かっている。そなた達にも協力してもらいたい。」

 

「ベ、ベートーベンだと…!? おカシラ!!」

「…うむ。やっと見つけたぞ。」

 

「…分かった。ベートーベンには借りがあるんだ。是非とも協力してさせてくれ!!」

 

こうして鬼丸とオニナグリを仲間に加えたマリオ達はベートーベンを倒す為、渓谷へ向かう。

しかし、クッパが気絶してしまい、出発するのはまだ先になるようだ…。

 

 

「…。」

 

その様子をじっと見つめている者が…。

果たしてその者は一体何者なのか!?

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