番外編 幻想入りのお話   作:月陰 甕

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番外編 幻想入りのお話1 第3話からの続きです。


第4話

少女は夢を見る。あの日のことを。

私はさとり妖怪だった。だが、周囲の人間からは親しい仲にあった。それは私がまだ「さとり」として覚醒していなかったからであろう。

胸の「目」は開いているにもかかわらず、人間の心を読めずにいた。

私には仲の良い人間の友達がいた。私と背丈も同じくらいの人間の男の子。お姉ちゃんと一緒に三人で遊ぶのが日課となっていた。

「今日は何をしようか?」「うーん、それじゃ僕はかくれんぼがいい!」「よしそれじゃじゃんけんで鬼を決めよう!」

そんなたわいのない日常がいつまでも続くと思っていた。

私が男の子と遊んでから10年が過ぎた。私もそれなりに成長し、男の子も立派な青年に、軍の有志に選ばれるほど立派な軍人になっていた。

お姉ちゃんは「さとり」として覚醒したらしく、それからはあまり人と接していない。人間と接するのが怖くなってしまったらしい。

私も「さとり」として覚醒したら人間が怖くなるのだろうか…。そんなことを思いながら、いつもの待ち合わせ場所に向かう。

「ごめん、待った?」

「いや大丈夫だよ」

黒い帽子に軍服姿の彼は笑って答える。胸には一級軍人の証である金の勲章がぶら下がっており、腰にはサーベルを刺していた。そしていつもと同じくたわいのない会話が始まる。最近の近況や辛かったこと、面白かったことを話すのが私たちの今の日課となっていた。

「それでね、そのあとおじさんが駄洒落を言ったら、みんな静まり返っちゃて滑ったのなんのって面白かったの、みせてあげたかったな~」

「それは面白そうだね、今度行った時に見てみたいな」

「でしょ~、それでねその次に…」

私が次の話題に触れようとしたとき、彼の暗い顔が一瞬見えた気がした。

「…どうかした?」

「いや…、ちょっと暗い話になっちゃんだけど思い悩むことが色々あって軍人もちょっと大変なんだ。」

「…私で良ければ聞くよ!話してみて!」私はずいと胸を張って見せる。

彼の顔がその姿にフッと綻ぶ。彼はこちらから目線を外し、静かに話し始める。

「…最近、人と妖怪の対立が際立っているのは知っている?産業開発は国家のためと言いながら、実際はその実妖怪の住処への

侵攻、妖怪の排除のための兵器開発が目的なんだって。妖怪っていうのは昔から人々を脅かす悪いもの、そういう一部の考えを持った連中にとって…妖怪は外の国からの戦争を仕掛ける者たちと同じ扱いなのかもしれないね。」

彼は力なく笑って言う。そこには彼の疲れた表情が見えた。

「…それじゃ、国家からみたら私たちはのけ者なんだね。」私は半分自虐混じりに答える。

「…」彼は押し黙る。まるで心の中で何かに葛藤するように反芻した後、重い口を開く。

「軍の人間は…国家に従わなくてはならない…。例え、それが間違ったことであったとしても、自分の理念に叶わないことであったとしても…」

私は何と答えてあげればよいかわからなかった。ただ、彼の傍にいて彼の葛藤を少しでも理解してあげることがせめてもの救いだと思った。

私は震える彼の身体に触れようと手を伸ばし、そして触れた瞬間、見えてしまった。彼のことが。

「なあ、お前軍人なのに妖怪を狩ったことないんだったよな。ほら試しに仲良くしているさとり妖怪だっけ?あいつでも狩ってみろよ。

なに一匹狩っちまえば、千匹狩ろうがなんとも思わなくなるぜ。」

「俺は…」

「妖怪との共存を目指す?どうやって共存できるっていうのさ。所詮、奴らは妖怪、俺らを食料としか見ていない捕食者だ。

だったらやられる前にやるのが筋ってもんだろう?これも国家のため、軍人の使命だ、はは。」

一瞬のフラッシュバックに私は頭がよろめき、ついていかなかった。私は、今視たものを心の中でゆっくりと思い出す。今のは…、だとしたら彼は…。

ふと思って彼の方を向く。彼と目が合い、彼はこちらをただじっと見つめる。その姿に、私は…恐怖を感じた。

私を狩ろうとするただ悲しい目がそこにあるのを感じて、私はその目を見つめ返すことしかできなかった。

時間にして数秒時間がたった後、彼が尋ねる。「視たのか?」

私は何と答えていいのかわからず、後ずさりをする。彼の心がゆっくりと変わっていくのが視えた。その心の様を見ていたくなくて私はもう一歩後退する。

「…君が視たものは事実だ。そしてもう一つ付け加えるのならば俺は君が「さとり」になったら狩ることにしていた。「さとり」はさとり妖怪としての覚醒の証。一人前の妖怪を狩らなければ、軍人の恥さらしだからね。」

彼はそう言って腰のサーベルを抜く。その心は…私の知っている彼ではなかった。

「…すまない。」

そう言って彼は私をサーベルで突き刺す。私の中で…何かが壊れる音が聞こえた。「ザシュッ」という鈍く肉を突き破る音が人気のない周囲に響く。

だが、そのサーベルは私を貫いてはいなかった。私を後ろに押し倒し、代わりにその小さな肩がサーベルに貫かれていた。

「お姉ちゃん…!」

私の前にはいつの間にかお姉ちゃんが立っていた。その方からは真っ赤な血がお姉ちゃんの服を染め始めていた。

「1人で出歩いてちゃ危険だと思って、来てみて正解だったわね。」そう言うとお姉ちゃんは、ジッと彼を見つめる。

突然の知り合いの出現に一瞬戸惑いを見せたが、彼もジッとお姉ちゃんを見つめる。まるでお互いの心の言葉を交わすように。

「…わかったわ。」お姉ちゃんは言った。直後、お姉ちゃんの肩からサーベルが引き抜かれる。と同時にお姉ちゃんがよろめき、私はお姉ちゃんを受け止める。

その肩からは想像以上の出血をしており、お姉ちゃんは意識を失っていた。

そして彼はもう一度攻撃をするためにもう一度構えをとる。その顔には悲しげな表情が浮かんでいた。

私はもう一度彼の心を読もうとする。が、読めなかった。私の「目」をふと見ると「目」が…閉じていた。

体は彼の心を知りたがっているというのに、私の「心」は彼を拒んでいるからだろうか。そんなやりとりを刹那に考えている間に私の目の前に彼の斬撃が迫っていた。

「そこまでよ」

どこかしらか聞こえたその声に呼応するかのように、私と彼の眼前ちょうどその空間が割れ、彼のサーベルを何者かが受け止める。その突然のことに

彼は驚き距離をとる。彼は突如現れた空間の主に問いかける。

「八雲…!」

「はあい、八雲紫よ。でも、今回はちょっとイレギュラーすぎるんじゃないかしら。よりにもよって貴方が…」

「黙れ」その言葉にわずかばかりの静かな怒り、戸惑い、悲しみが感じられた。

「…ま、人間なら素直にそちらにいるのが妥当ね。それからこの子たちは預かっていくわ。おそらくもう二度と会うことはないでしょう」

そう言って、空間の主は彼に向き直る。彼は無言のまま、構えを解くのをやめない。その葛藤が見破られないように、弱い自分を見せないように。

「…それじゃあね、貴方にも…良い幸運がありますように」

空間の主はそう言うと、自分の出していた空間をとじる。と同時に私たちの下の地面が割れ、同様の空間が開き私たちの身体を飲み込んでいく。

空間に飲まれ切る直前、彼の表情には…涙が浮かんでいるように見えた。

 

飲み込まれた空間の中で、私は空間の主と対面していた。

「…貴女は先の出来事で「心」にダメージを負っているわ。「目」と「心」は密接につながっているの。「心」がこれ以上ダメージを受けないように「目」をとじる防衛反応を見せたといったところかしら。今は「さとり」になった反動でまだ「心」があるけど「目」を閉じた影響により、徐々に「心」を失うわ。平たく言えば、感情を失うということかしら…。」

徐々に彼女の言っている言葉もわからなくなるくらい、頭の中がぼやけてくる。これが「感情」を失うということなのだろうか。

「大丈夫。今は「心」に傷を負っているけど、いつか絶対にその「心」を取り戻す日が来るわ。私の勘は当たるのよ♪それから、貴方のお姉さんは私がしっかり治しておいてあげる…。だから…今は安心して休みなさい。…おやすみなさい、こいし。」

 

 

ハッと目が覚めた時、私は泣いていた。何故だろう何か悲しい夢を見ていた気がするというのに…思い出せない。

ぼーっとした意識の中、私は体を起こし周囲を見渡す。ここは…、そういえば狸の妖怪さんにここに連れてこられて、それでお姉ちゃんと一緒にその狸の妖怪さんの帰りを待っているんだったっけ。寝ぼけた意識のまま横を見ると、そこにはお姉ちゃんが小さな寝息を立てて寝ている。

ふと玄関の時計を見ると深夜の丑三つ時前の時刻を指していた。そうか、お姉ちゃんと夕食をとってその後片付けをしてそのまま寝てしまっていたのか。

そういえば、今日で狸の妖怪さんが部屋を出てから3日目が経つ。…。

私は「目」を閉ざし、「心」を失ってから表情や考えが希薄になった。何に対しても無関心、興味を持っても長続きがしなく、まるで味っ気のない食事をするかのような毎日に辟易していた。いや、辟易する私自身すらも気にならないほど無関心になっていた。

私の目に映るのは、今はお姉ちゃんだけだった。それが唯一の救いだった。それ以外は、路傍の小石と何ら変わらない。

…いや、もう一人いた。あの狸の妖怪さん。何故かあの妖怪さんは私の目に映る。それは…何故だろう。…何故、何故、何故?

私たちに優しくしてくれたあの人に似ているから…?…あの人?

何かを思い出せそうな気がするのだが…、思い出そうとすると胸の内が苦しくなる。まるで思い出すのを拒むかのように、私の身体が震える。

ダメだ…。これ以上、何かあってお姉ちゃんを悲しませちゃいけない。きっと思い出さなくて良いことなのだ。それならば、もう一度眠って忘れよう。

夜中ということもあり、昼の気温とはかなり温度差がある。一段と冷たい空気の中私はもう一度眠ろうと思い、毛布をくるむ。

とその時玄関の近く、窓の向こうからちらっと明るいものが見えた。そのまばゆい光は夜の闇に対比し、かなり際立っている。

明るく光るそれは窓の方で光り、前後左右にゆらめく。まるでこっちへおいでと手招きするように。

私は、ゆっくりと体をベッドから起こし、お姉ちゃんを起こさないようにそっと玄関に向かう。それが何なのか、興味が湧いたわけではない。

私は「それが何なのか知らなくてはならない気がして」、それが手招きする外へと向かう。

玄関の戸を開けると外の空気は冷たい…ものだと思っていたが、温かった。それは手招きしているあの光が「篝火」でその熱が夜の冷気を緩和させていたからだった。

私はその「篝火」をじっと見ていた。何故か、私はその「篝火」を知っているような気がする。遥か昔に見た、懐かしい記憶。その記憶が私に問いかけさせる。

「…あなたは…誰…?」

「…こいし…」

「篝火」がかすれた声で私の名前を呼ぶ。その聞き覚えのある声…、私の胸がまた苦しく脈を打つ。苦しい、痛い、悲しい。

私の身体は拒絶反応を見せる…でも、それでも私は問いかける。

「あなたは…誰?」

私の問いかけに応えるように「篝火」が姿形を変える。その姿に私の心は…もう一度開いた。

まるで時が逆戻りした時のように、あの時の感情がフラッシュバックする。苦しい、痛い、悲しい。でも今はそれ以上に…目の前の青年の姿に涙していた。

「…こいし、僕だよ」

知っている声が聞こえる。その声は確かに私が知っている青年の声だった。昔からよく遊び、泣いて、怒られて、そしてお互いのことをよく知っている、暖かい日の光に触れた時のようなこの温もりは…まぎれもなく彼だった。

「…もう二度と会えないんじゃないかって思ってた。お姉ちゃんが私をかばった時から、ううん、貴方が私に斬りかかった時から、もう私のことなんて友達として見ていないんじゃないかって」

私は泣きじゃくりながら言葉をつぐむ。もう嗚咽で自分でも何を言っているのかわからない。

彼はそんな私をゆっくりと抱き留める。

「…辛い思いをさせてしまってごめん。僕はあの時、軍の命令に従うか君との友情を守るかわからなくなっていた…、そして君を殺そうとしたあの日から僕の心にも穴が空いてしまった。きっと僕たちの友情はお互いに切ってはいけないものだったんだ。それを自ら断ち切ってしまった僕の方こそ殺されるべき者だったのかもしれない…。」

彼はゆっくりと語る。そんな彼の姿が小さく震えているのがわかった。

「でも、君が生きているならば…いつかまた巡り合える。そう信じて、僕は待ち続けた。この肉体が滅びても君に会ったら言いたいことが、いや言わなくてはならないことがあったんだ」

彼の身体がゆっくりと透き通っていくのが目に見えた。そして彼は私に向き直る。その顔は涙であふれていた。

「僕と…友達でいてくれて本当に…ありがとう」

そう言うと彼は泣き顔に精一杯の笑顔を作った。私もそれに合わせて泣いている顔に精一杯の笑顔を作る。そう彼の旅立ちを祝うように。

そして彼は、私たちの友情を祝福するように。

彼の身体がゆっくりと透き通り、闇に消えていくまで私たちは言葉を交わすことなくただただ見つめ続けた。心が読めなくても、私たちの友情はすぐそこにある。

きっと彼はそう言ってくれる。だから、私も彼との友情を決して忘れることはない。この「心」で彼と私は繋がっているのだから。

 

 

自分の住処の手前、その森の中に妖怪狸は佇んでいた。そして、ぬえに見せた一枚の写真を見る。そこには、1人の青年が写っていた。

ぬえと会う前、妖怪の組織をつぶしてから妖怪狸は人間に化け、ある人物の行方を追っていた。名も知らぬ、そして唯一手掛かりがあるとすれば「さとり妖怪」と仲を持っていた人物、ということではあったが、思いの外早くその人物を見つけることはできた。…が、彼は死亡していた。

聞いた話によると、「軍の中でも妖怪と人間の共存を謳った異端者であり、彼の思想が軍に広まるのを恐れて内部のものが暗殺したらしい」とのこと。

故に彼に関わる資料はほぼ残されていなかったが…、彼の実家での写真が遺留品として残されていた。

その現存の唯一の手掛かりこそが彼女の「心」を救える唯一のものであり、そのためにはぬえの能力を使い、彼女の奥底に眠っている「彼」の意識を引き出す必要があった訳だが…、ぬえめうまくやりおったなと半ば感心していた。

「…それは間違いね。」

心のつぶやきを見透かされたその声に、妖怪狸はビクッと体を震わせる。気が付くと、桃色髪の少女が傍に立っていた。

「…中で寝ていたのではなかったのかの?」

「…あれだけ激しい篝火だと起きてしまうわ」

桃色髪の少女は半分眠たげな表情をしながら、欠伸を一つした。その胸に携える「目」は逆にしっかりと開いてこちらを見据えている。

「して、間違いというのは?」

心を見透かされるのであれば、何を考えても無駄だと思い、妖怪狸は素直に心の疑問を口にする。

桃色髪の少女は、その「目」を妹の方に目を向け、こう告げる。

「…「彼」は最初からそこにいたわ。あなたのいうぬえという妖怪が最初は「彼」に化けるつもりだったのでしょうが、その妖怪の「篝火」につられたのかしらね。

妖怪の「篝火」を吸収し、具現化するなんて人魂の成せることではない気もするけど…、あの子に会いたいという気持ちがそうさせたのかもしれないわ」

「それでは…、ぬえは…」

「…安心して。ただ妖力が吸収されたぐらいだから、彼女自身が吸収されたわけではないわ。それに、ほら突然のことにてんやわんやしてる」

そう言って桃色髪の少女はクスクスと笑った。

その呟きに妖怪狸はもう一度、緑色髪の少女の方を向き直る。よく見ると、彼女の周りの景色がゆらゆらと揺れている。突然のことに困惑している様子が目に見て取れるが、それでも二人の邪魔はせぬように音や気配はうまく消していた。ああ、確かに滑稽だと妖怪狸は呆れ顔をする。

その様を見て桃色髪の少女はもう一度笑ったのち、フッと表情を改め、妖怪狸に向き直る。

「今回は…私たちのために本当に色々として下さり…、「感謝」…の言葉では言い表せません。本当に…ありがとうございました」

そう言って桃色髪の少女は深々と頭を下げる。

その姿に一瞬キョトンとした後、妖怪狸は照れ臭そうに応える。

「なに、少しばかり気が向いただけじゃよ。それに儂がしたことはすべてきっかけにすぎん」

「そのきっかけでも、私たちにとってみれば希望でした。あの子も「心」を取りもどすことができましたし、私も組織から助けていただきました…!」

少女は深々と頭を下げたまま涙を浮かべる。その姿に…、顔面を真っ赤に染めながら妖怪狸は応える。

「…まあまあ、それくらいにせんか。あまりおだてられてはこちらも本調子ではなくなるからの」

「でも…」

「儂ができることは本当にきっかけにしかすぎん、結果が良い方向へ転がったのは何にせよ、お嬢さんたちのそうなりたいという心がさせたのじゃよ」

その言葉に、桃色髪の少女はふと妹を見る。妹は泣き顔には似合わない笑顔を浮かべている。その「目」はまだ閉じており、「さとり」としての再覚醒はまだ先だろう。でも、確かにあの子の「なりたい」という心、そして彼との友情があの子に「心」を取り戻させたのだろう。

桃色髪の少女は彼と対面した時のことを思い出す。貴方はあの時私に「あの子にごめんと伝えてくれ」と頼んだけど、もう…その必要はないわね。あの子はもう貴方との思い出を胸に真っすぐ歩いて行ける。だから…見守っていて、あの子の未来を。

「…お嬢さん??」

不審に思った妖怪狸がいつの間にかこちらに向けて顔に手を向けて左右に振っていた。

「え?ああ、大丈夫です。少し眠くなってきたのかもしれません。それでは、私は妹ともう一度眠りに行きます。」

「ああ、今日はもう疲れたじゃろう、ゆっくり休むがよいわ」

「…貴女は?」

「…あー、今から小芝居に行かせて空回りしてしまった妖怪の愚痴を聞かねばならんのでの。今日は久しぶりの夜通しというやつじゃて」

あからさまに面倒になったという顔をする妖怪狸の顔を見て、桃色髪の処女はくすっと笑う。その反応に妖怪狸も片目をつぶり、ニカっと笑って見せる。

それぞれの思い思いの夜は更けて、雲一つない、今宵は非常にきれいな月が4人の妖怪を照らす。




こんばんは!4話目です。
こいしにスポットを当てた4話となりましたがいかがでしたでしょうか…!
こいしの目を閉じた設定は多種多様な解釈がありますが、こちらの解釈はやはり人間との絡みが欲しかったのでこんな感じになりました。
自分で書いてみても、オリキャラはは書きづらかった…(笑)。

そしてぬえマジでごめん。見せ場を考えていましたが、オリキャラにすべて持っていかれていました泣

いよいよ次回で最終回になります。それでは5話目でお会いしましょう!
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