とある陰陽師の物語   作:百夜真琴

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どうもお久しぶりです!
百夜真琴です!
投稿が不定期すぎてやっとの10話。
長かったですね。
今回は10話と言ういい区切りという事もあり、いつもより長くなっていると思います。
では本編へどうぞ!


10話

東京を出発した俺たちは義政様が用意してくれた車に乗り北海道へと向かった。

車の中、雪乃と未来そして天都はスヤスヤと寝ていて俺含む稜と浩介は起きている。

浩介は何度か寝ようと思ったのか目を閉じるもすぐに開けソワソワとしている。俺と稜には緊張していると目に見える。

俺は緊張をほぐそうかと話しかけようと思うとそれより先に稜が動いた。

「浩介、緊張してるのか?お前らしくないな」

稜は浩介を煽るように話している。この発言はいつもの浩介ならんなわけあるか馬鹿などと喧嘩が始まる………はずなのに

「悪いかよ…失敗するかもしれないと思うも怖いんだよ…」

俺と稜は言葉が出なかった、どのような言葉をかけてやるべきか分からなかった。

この時、鬼と契約する怖さということを改めて実感した。

「大丈夫だ、俺や陽介、他の奴らもついてるんだから。安心しろ。」

稜の言葉を聞き少し安心したのか浩介はありがとうと一言言いゆっくりと目を閉じ眠りに入った。

その後俺と稜は少し話あることを決めると到着まで時間があるので眠りに入った。

この時東京で俺たちと同じように鬼の話を聞き契約に向かう者たちがいるとも知らなかった………

 

〜東京、とあるホテルの一室〜

「…以上が、義政様より頼まれた伝達内容でございます。」

案内人である夜空は義政により頼まれた内容を伝え終わると読み上げていた紙を閉じた。

聞いているのは6人。

ソファで偉そうに座り聞いている者、その後ろに静かに立って聞いている者、ケータイを触り聞いているか分からない者。枕を抱いてスヤスヤと眠っている者。2人がけのソファに2人で座って聞いている者。

「皆様契約に向かわれるようでしたら先に出発された三神様方と合流をお願いします。」

契約の場合現在契約済みの陽介の同行が必要だからと合流するようにと伝え、相手に敬意を払うようにゆっくりと頭を下げていた。

「は?俺様が合流するわけないだろ。」

自身のことを様付けをして合流を拒否するいかにも偉そうな態度でソファに座る男がいた。

銀髪の短い髪に赤い瞳、片耳にはピアスをつけていていかにも偉そうな格好をしている。

「俺様がクソな陽介の手を借りる?そんなことをするわけがねぇな」

威勢のいい発言とともにソファから立ち上がったこの男は月影風雅。実力があり多くの者を見下しており、その性格からか陽介達とは仲が悪い。

「しかし、義政様より合流しないのならば契約には行かせられないと…」

夜空は風雅を止めた。それは当然のことだった。鬼との契約に失敗すれば精神が乗っ取られる可能性があるからだ。

しかし、夜空の止める声は届くことなく他の者達の声に阻まれた。

「問題ないに決まってるじゃん。そんな脅し聞いてちゃキリないよ。」

ケータイを触りながら話を聞いていたこの女、赤い長髪をなびかせ青い瞳を画面からこちらに向けると笑いながら続け

「もし本当でも私たちの力なら問題ないし。」

見た目からは陰陽師には見えないこの女は中村彩乃。6歳の時ずば抜けた力を見せて天才少女と呼ばれていた。

天才と呼ばれていたからと言って失敗しない保証はない。そう思い夜空は反論しようと口を開こうとしたが

「煩い……人が寝てるんだから静かにして…契約とかそんなの興味ないんだから。」

話を遮るように発言したのは先ほどまで枕を抱いてスヤスヤと眠っていた男。

この男は御幣島祐樹。少し長い黒髪を後ろで束ね、赤い瞳を持つ顔の整った少年。十二神将候補の中で最年少の彼は何事にも興味がなくいつも眠そうにしている。

最年少だが候補に選ばれるくらいなので実力は相当なものだろう。先ほどまで寝ていた彼は目をこすり欠伸をすると続けて

「僕がどう動こうが僕の勝手、他人に決められたくない」

文句を言うようにその一言だけ言うとまた枕を抱いて眠りについた。

祐樹が話し終わったのを確認してから風雅の後ろに立っていた1人の男が一歩前に出て夜空に敬意を払いながらも自身の意見を述べ始めた。

「我々6人の意見は風雅様と同じです。義政様の名には従わず私たち力で鬼と契約いたします。」

意見を言い終わるとニコリと微笑みながらすこし頭を下げていた。

風雅や彩乃、祐樹とも違い敬語を使い紳士的な行動をするこの男は野良竜司。風雅への絶対的信頼を置き執事のように身の回りの世話をしており、彩乃たち4人にも風雅ほどではないが敬意を払い同じ態度を取っている。

「川上様、八戸様も同じ意見であっておりますよね?」

竜司は確認するかのようにソファに座っている2人の女性に声をかけた。

右手に座る桃色の長い髪をハーフアップにし桜の髪飾りを付けており、他のものより落ち着いた雰囲気の女性は川上千里。

うさぎのぬいぐるみを抱きながら話を聞いていた彼女は話しかけられるとニコリと微笑み自身の意見を口にした。

「私はみんなと同じ意見だよ…ねぇ、キララ」

同じ意見と述べた後自身の抱えているぬいぐるみに向け賛同を求めていた。

うさぎのぬいぐるみは千里の言葉に答えるように動き始めた。

うさぎのぬいぐるみだと思っていたが違った。ぬいぐるみではなく千里が使役している式神だった。

彼女は12人の中で一番使役している式神が最も多い。その数は40

プロの陰陽師でもこれほど指摘している者はおらず多くの者から一目置かれている。

左手に座る水色の長い髪を藤の花の簪でゆい和装をしており、彩乃や千里と違う雰囲気が漂っているこの女性は八戸祐美。

「うちは皆さんの意見に賛同します。うちは風雅さんらについて行くだけやさかい。」

ゆっくりと話終わるとニコリと微笑んでいた。

6人の意見は全員同じだった。

案内人の夜空は必死に考え直すように止めようとしたが思い届かず6人は契約に向かった。

この後、この行動が引き金になるとも知らずに

 

〜北海道、札幌市〜

 

17時間かけ、浩介の家に着いた俺たち。これから現十二神将である浩介の父康二さんから話を聞く。

浩介は深呼吸すると家の扉に手をかけた

 

動き出す2組、契約はうまくいくのか?




如何でしたでしょうか?
やっと十二神将候補全員出せました。
キャラ多くしすぎる者じゃないですね…
さぁ次の話は戦闘シーンが多いかも。
その前に遅すぎるキャラ紹介。
お楽しみに!
百夜真琴でした〜〜
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