Schutzengel―シキドさんと僕   作:マケ犬

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オマージュなんで!
パクリじゃなくてオマージュ!!


合コン

 これは僕が大学1回生春の話だ。友達も彼女もいないしょうもない大学生活を始めた頃、適当に入ったサークルの合コンで彼女に会った。

 誘われたのは完全な数合わせだったが、誘ってくれた先輩は面白い人で自分とも気さくに話してくれる人だった。その先輩からじきじきに誘われたのもあって知り合いのいない合コンに参加した。

 先輩に「面白いやつが来る」と、言われたのもあった。今思えば完全な当て馬だった。

 

 さて、合コンだが結果を言うと全く参加できなかった。

「君、二人で飲まない」

 美人な長身の女性から言われた言葉に一瞬理解ができなかった。しかし先輩は「おっけー!!二人ともカウンターでごゆっくり!」とニヤニヤしながら言い、周りもあからさまにほっとしていた。

 そこから彼女と二人で飲むことになったのだ。

 

 僕が当て馬にさせられたと気づいたのはその時だった。どうやらこの先輩は狂ってると有名らしく、珍しく参加したかと思うと僕を指名したらしい。

 その時は怒りも沸いたが今となっては感謝するほどだ。

 

これが僕とシトギ先輩との出会いだった。

 

 

 さて一先ず僕の話をしよう。大学生になり、時間だけは有り余っていた僕は何かに打ち込むこともなく、友達もいなかったのでほとんどの時間をパソコンにかじりついていた。

 

 特にハマったのは未解決事件や心霊現象だった。子供の頃の体験もありオカルト話にはどっぷりとハマっていた。しかし、近くの心霊スッポトに行くこともなくただSNSの人の創作や体験談をチャットで聞いたり、有名な話の記事を見て心躍らせる程度だった。

 そんな中自分の学校にオカルト関係の部があることを知って勢いで入部。そして合コンで彼女に会ったのだ。

「あなた、最近おばあ様が亡くなったりした?」

 長身の彼女の綺麗な顔にドギマギしていた時最初に言われたのがそれだった。最初はこれが合コンの受けるトーク集に乗っている切り口なのかと思って記憶をたどっていたが、「え、えっと」と、どもっていると「した?」再度聞かれ

「えーっと、ばあちゃんはないです。じいちゃんが高校生の頃に」

と、焦りながら答えた。

「ふーんそれ以前は?」

「子供の時に曾祖父が」

「ふーん」

 そういうと彼女は綺麗な凶暴な笑みで

「君、いいよ。私と似てる」

 

 そう答えた後彼女はどんどん飲みながら僕に家族構成や知人について聞いていた。途中から「俺は―」など口調が荒くなっていたのが気になったが、一番気になったのは。

「お前は男の癖に憑いてるのが女だからそんなんなんだ。そして俺は男」

 

 身長が160無い程度で女みたいな顔をしている僕と身長が高くキリッとした彼女を見ていたら納得できそうだが、流石に憑いてると言うのはなぁと思った。

 

 合コンの後日、先輩に聞くと「あいつは視えるって言ってんだよ。なんだ?守護霊とかそんなん。昔それで少しあってなー。あいつはサークルの注意人物」と、笑いながら言っていたが、

「昔って言うのは?」

「タブーでーす」

そう言うと話は終わりという感じで

「次の合コンどうする?お詫びに違う面白い奴連れてくるよ」と言った

「次の人はまともなんですよね?」

「殺人鬼」

人の良さそうな顔で言う先輩に僕は丁重に断りを入れた

 

 




もうパクリでもいいです
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