前話のミスについては誠にすいませんでした!!!!!!!!
今回で足りない考察要素補完するからユルシテ……ユルシテ……
追記:句読点調整
一護が渡した容器を手に何事か考え出している頃、俺はコロンビアをキメていた。
偽装鏡面のモードが
青乃の目が若干生ぬるい。なんでさ。良いだろ嬉しいんだから。
抗議の為に両手を構えてキーボードの表示を要求する。
俺の視界への干渉で空中に表示してもらうのだが、これ実質ARだよなぁ………メガネ由来じゃないから犬は見えんけども。
周囲の警戒を青乃に任せ、半透明の青白い板に指を滑らせる。
打った感覚も音も無い───カチャカチャカチャ…ッターン!という効果音は索敵の邪魔なのでオフだ。隠れてる今は最適なコミュニケーションツールと言える───が、キーボード上部に文字列が出力されていく。
〔なんだよ、嬉しいんだから良いだろ〕
『うん、けど
俺の視界から読み取っているのだろう、青乃の目も向けずシステム経由の音声で破晶が返答してくる。
〔変装の一貫だからな、差はでかくしとくに限る。つーか、それ言ったらお前だって身長縮めるっていう反則級の変装してるし〕
『人間は老い以外じゃ中々縮めないからね。変装というより換装っぽいけど』
〔丸々取っ替えてるしな〕
現在の俺達は協力者達へコンタクトを取り終わり、後は逃げ隠れしつつ仕留めるチャンスを探るだけとなった為に外見を変えて過ごしている。
俺は始解によって拡張された偽装鏡面の機能で髪と目の色を変化させていた。
前髪と横髪は切って整えたんだが、後ろは括る場所を変えるだけで切らないで欲しいと破晶が言うので緩く束ねている。
……毛が抜け始めたら下ろしておきたいな、一気に抜けそうだし。
言動は性格の差が分かりやすい虚無の申し子だ。
あわよくば変性意識として防壁にならんかな、と思っているが……只の演技だから無理か。
青乃の方はこれまた拡張された実体化機能で新しい姿を使っている。
ロボット縛りが消えたようなのだが、非生物であることには変わり無いらしい。被造物縛りとでも言うべきか。
コアとしての役割と俺のSDPを考えれば正にドンピシャの姿だった。
目の紋様だけはもうどの姿でも出る様だが、そんなに目立つものでもないから大丈夫だろう。
元々の背丈が二メートル前後だから、今の姿では青乃だとは思われない筈だ。顔も違うし。
『それで、何がそんなに嬉しかったの』
〔一護が喜助さんの弟子ってこと〕
そう、弟子。俺は見事用済みになったのだ。手間が省けた。なので嬉しい。
『………いいの?』
〔いいぜ。死亡工作が楽になるしな〕
『そっか』
気遣いありがとな、けど大丈夫だ。
今はそれよりも発言を分析される方が怖い。
〔俺今から別行動するから。一護には出て来ないだけでここに居るって言っといてくれ〕
『了解。一護の陣営の人間にはどう対応しようか』
〔あいが表に立って欲しい。俺は早めに面が割れると怪しまれそうだ〕
『わかった』
青乃の返答を聞き届け、キーボードから手を離し走り出す。
腰に軍刀式で佩いていた無銘刀は、既に破晶が本体だけ回収してくれたようだ。接触音が減るよう加工済みのベルトと鞘だけが残されていたので、最初から全力で一護の側から遠ざかった。
斑目一角と別れた黒崎一護を、囁く事で敵の少ない道に誘導していく。
こっそりと言ったから気を遣っているのか、返事は極々小さな声でしてくれるので助かった。
お仲間───志波も巻き込み済み確定か───や花太郎君にはボク達の事をすぐ言っていたけれど、情報量は抑えていたし姿を見せろとも言わずに済ませた。やはり頭の回転は良い方らしい。
と、思ったんだけどね。
強さで言えば中ボス以前だろう恋次とボロボロになるまでやり合うとは…………感情的というか、彼なりの筋を通すタイプって事なんだろう。
あと崖から突き落とされたら戻るどころか勢い余って上空にすっ飛んでくタイプ。
人としての境と比べても圧倒的な才があるのに………とても危うい子だ。
ボクの仕事は境の代理として彼を死なせないよう立ち回らせる事と、彼を送り込んだあの人の意図の把握/達成なので、花太郎君に黙って回道を重ね掛けした。
霊力の質で怪しまれようとも言い訳は考えてあるから、認知されても本当は構わないのだけど………彼は馬鹿じゃないから与える情報は選びたかった。
そうして出来る限り存在を伏せて隠していたお陰で、
ギリギリ年越し間に合いました………来年も宜しくお願い致します。
今回の作業用BGM:「救/済/の/サ/イ/レ/ン」
恋次戦は特に介入しないのでバッサリ行きます
マルチ投稿の件は忘れてください………向こうの小説機能貧弱すぎてこっちで使ってる(使う)ギミックが半数以上再現不可になるので………