浦原さんの口調難しいなぁ
追記:師匠の漢字間違えてたので訂正
特に荷物もなかったので、そのままパツキンにーさんについて行く。
にーさんは浦原喜助さんと言うらしい。
敬語使わなくても良いッスよ-、と微妙な敬語で言われたので、タメ語+師匠呼びで対応することにする。
「あれ、俺って何の弟子になったんだ?」
「んー、ボクと同じ位頭回る人が居れば研究進むかなーって思ったんで、色々教えますよ」
道すがら尋ねると、そう返された。
成る程、学者さんかなんかか。
めっちゃ期待されてる(白目)
服がボロボロだからと服を買ってくれた。
やっすい古着で良かったのに、新品を買って貰ってしまった。
何とか店で一番安いの二セットにはして貰ったが、一寸申し訳ない。
ふと交渉の内容を思い出して気付く。
三食ってどうすんだ?
(料理するタイプには見えねーけどお手伝いさんでも居るのか?若しくは恋人か奥さん?
対応考えとかねーと…)
おやつにと饅頭を幾つか買って歩いて行くと、自宅兼仕事場とやらに着く。
街と同じで、The・日本家屋って感じだな。
近くの牢屋の管理も仕事だそうで。
道理で近くに民家が無い訳だ。
中に入ると、畳まれた布団以外は、あまり生活感の無い部屋が見えた。独り暮らしっぽいな。
台所は調理器具一式が揃っているものの、殆ど使用された形跡が無い。
「申し訳ないんスけど、布団譲って貰うのに手間取ってまして。
暫くはボクの使って下さい」
「えっ、師匠はどうすんだ」
「地下の研究室に毛布あるんでそれで」
「いやそこは俺が毛布だろ普通、寧ろ屋根あるだけで十分だわ」
「いやいや境サン子供ですし」
「いやいやいや、師匠より弟子が上とか駄目だろ」
……結局折衷案として、師匠が敷き布団+毛布、俺が床で掛け布団に挟まって寝ることになった。
布団縦に半分にしてもこの体格ならすっぽりだからな。
頭回るって言うだけあって師匠口喧嘩強いわ。
道中で買ったお饅頭をいただきつつ、さっきの疑問をぶつけてみる。
「師匠、飯どーしてんの?料理する人には見えないんだけど」
「近くの店で食べたり、日持ちするもの買い込んでますね。
研究ぶっ続けでやりたいときは仕事無い限り外出ないッスから」
「えっ」
「えっ」
あー…この人あれだ、私生活どーでも良いタイプの研究者だ(頭抱え)
雨戸閉めっぱとか万年床じゃないだけマシなのか?
「…師匠」
「何スか?」
「お小遣い無しで良いから食費に回してくれ、俺が材料買ってきて料理するから」
「え、良いッスよ別にそんな」
「師匠が体壊したら俺も困るから。
何だったら洗濯と掃除もやる、家事全般やる」
あれだ、正義の味方(幼)ってこんな気分だったのかね。
俺が家事やんないといけない感凄い。
何とか押し切って、食材費持って現在買い出し中。
序でに店の人に今って何年?と聞くと明治だと言われた。
現世の方は造り主達の歴史に近い進みをしてるのかもな。
師匠が肉食べる人か聞くの忘れたので、魚の煮付け、和え物とご飯、みそ汁を作る。
二人分弱なのでそんなに手間は掛からない。
造り主達の半分位は料理してたからな、どうにか暗くならない内に作り終わった。
仕事をしていた師匠を呼んで料理を囲む。
「「いただきます」」
「! 美味しいッスね。」
「おぉ、よかったー」
記録様々だな、これは。
師匠めっちゃ笑顔だわ。
「何処で料理なんて覚えたんです?」
「飯屋の人が作ってるの散々見てたから見様見真似」
「ふむ、覚えるのが上手いのは良いことッスね」
ひえっ……ごめんなさい嘘ですぅ…
記録閲覧してるだけですぅ…
いやまあ頭のスペックは多分良いと思うけどさ。
とりあえず飯屋にありそうなメニュー回しつつ新しいの小出しにしていけばいいか。
食べ終わったら食器を洗って風呂を焚く。鉄砲風呂ってやつ、か?
師匠、俺の順で入ったが、順番で一悶着あった。
「俺のがきたねーんだから少なくとも今日は俺が後!」とごり押ししたら通った。やったぜ。
風呂を出て、買って貰った襦袢・下ばきと着流しに着替える。
布一枚よりは落ち着くな。
着てた方は裂いて襷にでもするか?
日も落ちてるので先寝てろと言われる。
師匠はまだなんか仕事するらしい。
うし、寝よう
明日っから居候としても弟子としてもきっちり働くからな、睡眠はしっかり取ろう。
「お休みなさい、師匠」
「はい。お休みなさい、境サン」
この主人公にはとことん苦難を背負わせます。ごめんな!
食い物は20世紀序盤参考、服は江戸庶民ですかね……あんまり詳しくないので調べては居ますが、描写の正しさには自信が無いです…