ありがとうございます。
それと、新年明けましておめでとうございます。
また1年よろしくお願いします。
それと、予定より4日ほど遅れてすみません。
それでは第6話です。
どうぞ
俺が喫茶店「スティーレ」で働いてから一週間ほど経った。
なんとか仕事にも慣れてきた。今日もいつも通り、出勤した。
「おはようございます」
「八幡くん。おはよ」
「おう、比企谷か」
「比企谷君。おはよう」
日向さんと秋月さん、星川さんの順で挨拶を交わす。
「あの、この机の上にたくさんのフィギュアとぬいぐるみ置いてありますが…」
「それ、私のだよ〜」
「すごい量ですね、日向さん。こんなにあったら、金欠とかになりません?」
「そうなの。今、ちょうど金欠で困ってるの。新作ゲームとか出るからどうしようって思ってるの」
「…ってバイト代とか入ったばっかだろ?」
「ゲーセンで使っちゃって…」
秋月さんの問いに日向さんはそう答える。
「それでこんなに…」
「明らかに使い過ぎだな」
「つい、熱くなっちゃって…」
「そうですか」
「気になるなら、見てもいいよ」
「これは…アイ○ツ!の美少女フィギュアか…」
「うん。でも、これは店長か麻冬さんのどちらかにあげようと思ってね…」
「美少女‼︎」
「アイ○ツ!」
ディーノさんと星川さんはすごい反応をみせる。
「うおっ!」
「相手が麻冬さんでも美少女フィギュアは譲れまセン…」
「3か月スパンで嫁が変わる奴には渡さないわ」
「こうなったら実力行使デス!」
「望むところね」
そう言ってディーノさんと星川さんはフィギュアを賭けて勝負し始めた。
「なんか始まった…」
「そうだな」
俺と秋月さんがそう言葉を交わした時に桜ノ宮が事務所に入ってくる。
「あの…おはようございます」
「おう」
「あ、苺香ちゃん!おはよ!」
桜ノ宮 「おはようございます。あの…店長さん達は何をやってるんですか?」
「美少女フィギュアを取り合ってるところだ」
「そうなんですね…」
「苺香ちゃんも何か欲しいものとかある?」
「え、いいんですか⁉︎」
「うん。八幡くんもいる?」
「じゃあ、このラブ○イブのフィギュアをもらってもいいですか?」
「いいよ」
「それにしてもゲーム上手なんですね!こんなに欲しい物がたくさん取れるなんて凄いです」
「いや…景品とかはどうでもいいんだけどね。難易度が高いものを見るとつい挑戦したくなってね…」
「えっ」
「その気持ち、分かりますよ。俺の場合は金だけ持っていかれることが多いですけどね。そういえば、最近ゲーセンに行ってないな…」
「じゃあ今日、仕事上がりにゲーセンに行く?」
「行きたいです!」
「八幡くんも行くよね?」
「日向さんや桜ノ宮がいいならいいですけど…」
「私はいいですよ」
「じゃあ、決まりね」
「私も行くわ」
「あれ?ディーノさんとのフィギュアの取り合いは終わったんですか?星川さん」
「ええ。私が取ったわ」
「よかったですね」
「じゃあバイトを終わらせて、ゲーセンへ行こう!」
「はい!」
そう言って、日向さんと星川さんは仕事に戻り、桜ノ宮は着替えにいった。
「秋月さんは行きます?」
「俺は遠慮しとく。それより、あいつは金欠じゃなかったのか?」
「日向さんのことですね。まぁ大丈夫だと思いますよ。少しぐらいはお金もあると思いますし」
「そうかもな。まぁ、それは置いといて、比企谷も早く着替えてキッチンに入ってくれよ」
「分かりました」
そう言って、俺は着替えてキッチンへ入った。
☆☆☆
そしてバイトが終わった。
「それじゃ、ゲーセンへレッツゴー!」
「私、ゲーセンって初めてです」
「そうか。楽しめるといいな」
「はい!」
そう会話をしながら、俺達はゲームセンターに向かう。
「着いた〜。じゃあ、何から始める?」
「あれなんてどうでしょうか?」
「プリクラね。苺香ちゃんはやったことあるの?」
「いえ、ないです。ゲーセンに行くのも初めてです」
「じゃあ、初めての記念に一緒に撮ろう!」
「はい!」
「八幡くんも一緒に撮るよ」
「いえ、俺は遠慮します。女性同士で撮ってきてください。俺はここで待っているので」
「ダメ。せっかく八幡くんも来たんだから一緒にプリクラを撮りに行くよ」
「は、はい」
「じゃあ、さっそく撮ろっか」
「私、緊張します」
「そんなに固くならなくてもいいよ」
「さすがに4人も入ると少し狭いですね。俺は後ろに行きますね」
「そうだね。私と麻冬さんは前で、苺香ちゃんは八幡くんの隣ね」
「はい」
「それじゃあ、撮るよ」
そう言って、俺達はプリクラを撮った。
「できたー!ふふっ。苺香ちゃんは目を閉じちゃってるね。でも可愛いわね。八幡くんもいい感じに撮れてる」
そう言って、日向さんは俺と桜ノ宮と星川さんににプリクラの写真を渡した。
「なんか、恥ずいな」
「これがプリクラなんですね!」キラキラ
「良く撮れてる」
桜ノ宮と星川さんは嬉しそうにしていた。
「じゃあ、プリクラも撮ったことですし、次はどこにしますか?日向さん」
「その前に八幡くん。なんで私の事、苗字で呼ぶの?同い年なのに」
「え?それって、下の名前で呼べってことですか?」
「うん。苗字よりかはいいかな」
「じゃあ、夏帆さんで」
「さんも取ってほしいかな」
「それは、さすがにちょっと…」
「いずれは、さんをつけないで呼んでね」
「…善処します」
「比企谷さん。私のことも下の名前で呼んでください!私も比企谷さんのことをした名前で呼びますから」
「そう言われてもな…苗字の方がしっくりくるんだよな。桜ノ宮の場合は。苺香って俺が言うのはちょっと変だろ?」
「へ、変じゃないです!これからも下の名前で呼んでほしいです」
「そ、そうか。で、この流れだと…」
「私のことも下の名前で呼んでね」
「やっぱりそうなるか…分かりました。でも年上なので麻冬さんと呼びますね」
「それでいいよ。私も比企谷君のこと、下の名前で呼ぶから」
「わかりました。それでこれからはどうします?」
「そうだね。じゃあ、踊ってきてもいい?」
「踊るんですか⁉︎」
「うん。苺香ちゃんも一緒に踊ってみる?」
「え?でも私は、よさこいしか踊ったことないです」
マジか...
「そ、そうなんだ…」
「じゃあ、とりあえず行きましょうか」
「そうだね」
そう言って、踊る機械の方へ俺達は向かった。
「あ、これこれ」
「この機械で踊るんですね」
そう桜ノ宮が言った後、日向さんが踊り始めた。すると日向さんの踊りを見るギャラリーが一気に増えた。
「なんか、ギャラリーが増えてきたな」
「はい。でも夏帆さんの踊り、凄いですね。人がたくさん集まるほどですから…」
「それもあるけど、このギャラリーのお目当てはアレね」
「なるほど…そういうことか」
「どういうことですか?八幡さん」
「…言いにくいんだが、まあギャラリーが見てるのは夏帆さんのアレが揺れる姿だってことだ」
「そういうことだったんですね///」
そう俺達が話していると日向さんは踊りを終えて
「楽しかった〜」
そう言って俺達の前まできた。
「夏帆さんの踊り、凄かったです」
「ありがとう」
「あの、これどうぞ」
俺はそう言って鞄から飲み物を取り出して、日向さんに渡した。
「あ、ありがと」
そう言って、日向さんは俺からスポーツドリンクを受け取った。
「それで、この後はどこ行きます?」
「そうだね。とりあえずゲーセンの中を見てまわらない?」
「はい!」
「麻冬さんと八幡くんもそれでいい?」
「いいわよ」
「じゃあ、俺もそれで」
そう言って、俺達はゲーセンの中をみてまわり、途中にマリオカ○トや射撃ゲームなどをやった。桜ノ宮は初めてだったので凄く楽しそうにやっていた。そして、いい時間になったので解散となった。俺はというと、桜ノ宮と一緒に帰っている。
「今日は楽しかったですね。八幡さんはどうでした?」
「そうだな…楽しくないこともなかったな…」
「素直に楽しいって言わないんですね」
「俺がそんなキャラじゃないことは知ってるだろ」
「それもそうですね。ふふっ」
そう言って、桜ノ宮は笑っていた。俺と桜ノ宮がそう会話していたらもう駅に着いていた。
「じゃあ、またバイトでな。苺香」
「はい!…って今、下の名前で…」
「まぁ、さっき呼べって言われてたからな。でも、やっぱり変じゃないか?」
「全然、変じゃないです。大丈夫です」
「そうか」
「それじゃあ、私は帰りますね。失礼します」
「ああ、気をつけて帰れよ。苺香」
「はい!」
そう言って、桜ノ宮は笑顔で改札を通りホームへと向かっていった。俺はその姿を最後まで見届けた。その後
「今日は楽しかったな。俺が下の名前を呼ぶ日が来るなんてな。しかも、女の子の名前をだ。これは大きな変化なのだろう。でも悪い気はしなかった。こんな生活がずっと続くといいかもな」
そう俺は小さく呟き、家へと向かった。しかし、その期待を裏切るあの出来事が起こることを八幡はまだ知る由もなかった。
...続く
ここまで読んでくれた方々ありがとうございます。
八幡達は下の名前で呼び合うようにしました。
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よろしくお願いします。
それではまた次回。第06話でお会いしましょう。