脳内の絵が動かないので絵を文字化するのが非常に辛い
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本作品に出てくる日付やら設定には作者の妄想が混入しております。
ご了承ください。
言峰綺礼を通報してから直ぐにキャスターへ連絡しお願いしていた事を実行して貰う。落ち着いた所で携帯で衛宮宅へ電話。
数回のコール音の後に電話口から聞こえて来たのは遠坂さんの声だった。
「もしもし」
「もしもし。遠坂さん?」
「あら、中真じゃない。こっち出てからそんなに時間経ってないけどどうしたのよ」
「あー、言峰神父居るじゃん? 聖杯戦争の監視役? だっけ?」
「そうよ、性格最悪だけどね」
「うん、そいつ通報しといたから」
「は?」
「ついでにキャスターにも手伝ってもらって匿名で色々と通報して貰ってるから警察も直ぐに動くと思うよ」
「ちょっと何言ってるの?」
「魔術協会? とかに動いてもらう必要があるなら早めに連絡してあげてね? 多分警察の方が早いだろうけど。それと奇襲に注意、そいじゃ~ね~」
「ちょ、っちょっと待ちな」
まだ聞きたい事があったんだろうけど一方的に電話を切ってホテルの部屋を出る。エレベーターで最上階まで上がり関係者用のドアから屋上に出る。
ホテルの屋上に吹く風は季節も相まって室内で暖まっていた体温をどんどん奪っていく。羽織っていたジャンパーを改めて締めながら待機していたライダーへ駆け寄る。
軽くライダーと行うべき事を確認してペガサスに跨り【インビジ】をかける。この魔法は対象の体と身に着けているものを合わせて透明になるという単純なもの。
しかし効果は絶大でこの世界で色々と試したが機械の類にも全く映らない。それ故に透明中に事故に会うと悲惨な目にあってしまうが……。
兎も角、ライダー、ペガサス、俺に【インビジ】をかけて最寄りの警察署の屋上まで移動。そこから警察のパトカーの動きを追って教会が包囲される所まで追尾。
パトカーが到着した頃には言峰神父は既に教会に居なかったが、キャスター経由で通報した内容が効いたのか警察が教会地下に囚われてた成人女性1名と鎖に繋がれていた年齢不詳の恐らく子供男女合わせて12名を救出。
この事件は直ぐに報道され翌日には言峰神父は指名手配される事となった。
翌日、ライダーと共に衛宮宅に行くと鬼の様な形相の遠坂さんがお出迎え。開口一番で俺の行動にキレてた。
「アンタ何考えてあんな事してんのよ! しかも携帯の電源切ってたでしょ! 信じられない!」
「だー、もう、唾飛ばすのヤメーや! 唾!!」
顔を真っ赤にして息を荒げている遠坂さんに注意しつつライダーと共に家へ上げてもらう。居間に通されるとソコには昨日のメンツに加えて見知らぬ女の子が。
「えっと? 初めまして?」
「初めまして。貴方が第三魔法で私達一族の悲願『天の杯(ヘヴンズ・フィール)』を再現出来ると言った人?」
「ほ? いや? 心当たりがあるだけで再現出来るかっていうとー……(あれ? でもLCL化というかインパクトを起こす切っ掛けになる使徒が俺の中に居るって事は可能なのか? アンチATFがあれば人は形保てなくなってLCLへ帰るならそもそも……)」
「ふぅん、リンが言った通り心当たりがあるのは本当なんだ」
思考の海に飲み込まれそうになってた所を銀髪少女の声で現実に戻ってきた。取り合えず自己紹介してみる。
「ドーモ、銀髪少女サン、中真有香デス」
手を合わせて45度のお辞儀をする。
「??? えっと、どうも、イリヤスフィール・フォン・アインツベルンです」
銀髪少女、もといイリヤスフィールちゃんも手を合わせてお辞儀してくる。可愛い。
その仕草に俺も周りもほんわかしつつ通された座布団へ。貰ったお茶をすすると少し冷えた体が温まりほっとする。
「それで、昨日はどうだった? 奇襲されなかった?」
「神父からは別に……」
「そうね、綺礼の奴からは奇襲されなかったわ。その代わりバーサーカーには奇襲されたけど」
「あれはびっくりしましたね~」
「ねぇリン、貴方の妹ってやっぱり天然? バーサーカーの一撃を受け止めてびっくりで済ませるってどう考えても変なんだけど」
「私だって納得いってないわよ! 桜も何軽く影から出したリボンで受け止めて、剰え弾き飛ばして『びっくりした~』で済ますのよ! これも全部アンタのせいじゃないの?! 元先生!?」
「えぇ~、だって行き成り先輩に狙い定めて襲ってきたし、私は反撃してないんですから良いじゃないですか姉さん」
「自己防衛なら良いんじゃね?」
「そういう事じゃないわよ!」
息を荒げる遠坂さんを他所に桜さんと意気投合してみせる。かなり腹立たしいのだろう喚いてるがフォローは任せた士郎君&アーサー王、ついでにアーチャー。
話を聞いてみるとどうやらレリエルからリボンの出し方、使い方を教わっていたのでソレでバーサーカーに対処したらしい。カラカラと笑い顔の裏で内心汗をかいてしまう。
レリエルが同類って言ってたのはどうやら虚数空間を使う部分が似てるのでその使い方を教示したとの事……何してんのレリエルさん。というか桜さんサーヴァントに正面から勝つって……俺ボロボロになりながらやっと勝ちを拾った程度なのに……。
眩暈と嫉妬を感じながら桜さんのスペックの高さにクラクラしながら素知らぬ顔でイリヤスフィールさんと話を進める。
「それでイリヤスフィールさんは何でここ(衛宮宅)に?」
「シロウと話をする為よ。そしたらリンが貴方が来るのを待ちましょうって言いだして」
何のこっちゃ? っと首を傾げてると桜さんからフォローが入った。
「何でもイリヤさんは先輩のお姉さんらしいんです。それで皆話に頭が追い付かなくなってしまったので間に大人を入れようって」
「それで俺? 他に居なかったの?」
「ウチにより着く大人って藤ねえ位だからなぁ……」
藤村先生が居るなら良いんじゃないかなと思いつつ、見るからに肩を落とした士郎君を見ると藤村さんは頼りないって思われてるんだろうなぁ。そして殆ど話したことの無い俺を頼るって事は士郎君は思った以上に頼れる大人が少ないと……本格的に病気だな。
「ん”んっ! それじゃあ乗りかかった船だし、イリヤスフィールさんの話から片付けるかね」
「対応はするんだ」
「遠坂さんや流石にこの状況でスルーする程、俺は大人げなくはないぞ」
イリアスフィールさんに事の詳細を聞いて情報を整理すると以下のようになる。
・イリヤスフィールは衛宮切嗣の実子である
・衛宮切嗣は第四次聖杯戦争の参加者である
・イリヤスフィールの母、アイリスフィール・フォン・アインツベルンは第四次聖杯戦争で亡くなっている
・衛宮士郎は衛宮切嗣の養子である
・衛宮切嗣は第四次聖杯戦争後、実子であるイリヤスフィールを迎えには来なかった
そして士郎君から聞いた情報はこう。
・じーさん(以下、衛宮切嗣)は身寄りの無い士郎君を引き取った
・年に数回海外へ渡航している
・病気を患い病死している
話を聞いた限り時系列順に並び替えると……。
・イリヤスフィールは衛宮切嗣の実子である
・衛宮切嗣は第四次聖杯戦争の参加者である
・イリヤスフィールの母、アイリスフィール・フォン・アインツベルンは第四次聖杯戦争で亡くなっている
・衛宮切嗣は身寄りの無い士郎君を引き取った
・衛宮士郎は衛宮切嗣の養子である
・年に数回海外へ渡航している
・衛宮切嗣は第四次聖杯戦争後、実子であるイリヤスフィールを迎えには来なかった
・病気を患い病死している
はて? これを見ると海外へ渡航しているのにイリヤスフィールさんの所に顔を出さなかったって事は、そもそもイリヤスフィールちゃんが居た国に行かなかった?
でも子供が居る親が子供に会いに行かないって有るか? 普通に考えれば会いに行くと思うんだけどな。
「イリヤスフィールさんはお父さん……切嗣さんと仲が悪かったんです?」
「……わかんない。キリツグってしょっちゅう家に居なかったから……でも帰ってきた時には私と遊んでくれたりはしてたわ」
「家族仲は良かったのか。うーん、切嗣さんって士郎君からみてどんな感じ? 子煩悩お父さんとか、人間関係ドライとか」
「じいさんは……どうなんだろう? 何か色々と達観してたのは見て取れたけど」
「ん~? 子供が居る親としちゃぁ……(会いに行かないってのは無いよなぁ)……ん~、士郎君ちょっと切嗣さんのパスポートあったら見せて」
「ぱ、ぱすぽーと?」
「もう処分しちゃってる?」
「いや……どうだろ。多分あると思うけど……」
そう言うと士郎君は立ち上がって居間を出ていく。ノートPCを開いて今までの情報を整理しながら衛宮切嗣の情報をネットで集める。
……実はこの辺の操作は半自動で碇夫妻がやってたりする。昨日改めてガフの部屋へ赴いて碇夫婦と意見交換してたらやり方次第で現実世界での情報のやり取りが出来るんじゃないかって事で両手の主導権を向こう側に渡す事を意識してみたらアッサリ成功。
効率&高速化の為にノートPCを使ったらあっけなく向こう側からの情報共有が出来てしまった。ガフの部屋へ行って戻ると最低でも現実時間で1時間以上必要になるから情報のやり取りがスムーズになるのはとても有難い。
でもって自分の意志がある状態で手が勝手に動くってのは凄く不思議な感覚だが頭の良さではあの二人に勝てそうにないので頭脳労働が得意な二人に両手の操作を預けてノートPCに色々書きこんでもらってたりする。冷静な第三者の意見ってマジでありがたい。
そんな訳で俺が頭の良いムーブをしている様で実は碇夫妻の功績だったりする。が、傍から見たらそんな事は分からんので問題なし。後は神父の問題が片付けば終わりかなー何てのんきに考えていたら士郎君が戻ってきた。
「はい、これ。爺さんが使ってたパスポート」
「ありがと」
腕の主導権を戻してパスポートを受け取る。ページをめくって行くと複数の渡航記録。
「エジプトにドイツ? 年に数回……結構な頻度でイリヤスフィールさんの実家ってのは?」
「ドイツだけど……」
「って事はイリヤさんが居たドイツに行ってるのに会ってないってのは……変じゃない?」
「でもキリツグは一度も会いに来なかったわ……」
「イリヤ……」
士郎君がイリヤスフィールさんを慰めてるのを横で見ながら再度両手の操作権をあちら側へ渡す。ノートPCに書き出された言葉は『情報が足りてない』。
何に対しての情報が足りないかをズラズラと書き出されたのでソレ等を知っていそうな人物に心当たりが無いか聞いてみる。
「んじゃ、1つずつ聞いて行こう。まずイリヤスフィールさん、切嗣さんとの家族仲は悪くなかったという印象だけど君の家族って両親以外はどうなの? 祖父母とか」
「お爺様が居るけど……」
「ほう、祖父ね。それじゃそのお爺さんと切嗣さんの仲は良い?」
「……多分良くないと思う……」
「何で?」
「何でって……キリツグが前の聖杯戦争で聖杯を持ち帰らなかったからだと思うけど」
「ふむ……家族仲は良かったが養父……イリヤスフィールさんから見ての祖父とは折り合いが悪かったと」
両手が仮説をPCに書き出すのを見ながら次の質問を士郎君へ投げる。
「次の質問。士郎君さ、切嗣さんって病死って言ってたけど何の病気?」
「え? いや……病気とは言ってたけど詳しくはじいさんも話さなかったし……その、分からない」
「なるほど」
「じゃあ遠坂さんに質問」
「へ? 私?」
「霊薬ってある?」
「霊薬……そうね。ある所にはあるわよ。それなりの値段はするけど」
「その製造場所とか売買されてるところってエジプト?」
「霊薬……エジプト……、あ! アトラス院?」
「お? 心当たりがあるんだ」
「魔術協会の三大部門の一角よ。アトラス院、別名「巨人の穴倉」って言う……そうね、部署……違うわね。部門があるのよ」
遠坂さんの話を聞きながらまた両手が仮説を組み上げていく。欠けてる情報を補填する為に前回の戦争の結末を場に居る全員に投げかけるとバラバラの答えが返ってきた。
証言は遠坂さん、イリヤスフィールちゃん、それにアーサー王の3名。つーかアーサー王は前回の戦争にも参加してたんかい。
心の中で突っ込みを入れつつ話を聞いた結果、共通するのは衛宮切嗣が戦争の優勝者という一点。優勝した後の情報がバラバラ。
「ふーん……あ、因みに士郎君が切嗣さんに会ったのは何時?」
「へ?」
「養子縁組するって事は何か理由があったと思うんだけど、話て良いなら教えて欲しいんだけど」
「ああ、昔火災があったんだ。元々の家族はそこで死んでる。じいさんとはソコで会った。その後、起きた病院で養子にならないかって言われたよ」
「ほーん。因みに日付とか覚えてる?」
「えっと確か……」
士郎君の情報からネット検索したら結構な記事が出て来た。えーっと、何々?
西暦2004年1月30日の深夜に突如起きた大火災。原因を調査するも原因不明。推測の域を出ないが街の地下を巡っていたガスに引火、地域一体が爆発したのではないか。
……中国かよ。他にも宇宙人の仕業とか、政府の陰謀説まで怪しい情報が出るわ出るわ。
ある程度検索を終えてから出来上がった仮説を読み上げる。
「衛宮切嗣氏は聖杯戦争を勝ち抜いた後、優勝賞品である聖杯に対して何かしらのアクションを取った。このアクションが『何か』は情報不足で不明なので一端横に置いておくとして、聖杯戦争の爪痕として火災が発生。
この火災によって士郎君と切嗣さんが養子になる切っ掛けになる。そしてこの時、火災の時かその前後で切嗣さんは体を病んだと考えられる。
火災で切嗣さんに助けられた後、病院で目覚めた士郎君は切嗣さんの提案を受けて養子縁組を了承。名前が衛宮士郎になる。
士郎君と切嗣さんの二人が暮らす中で切嗣さんは度々渡航を繰り返す。この渡航は恐らく目的は2つ。
1つ目は『イリヤスフィールさんとの再会』で渡航記録を見る限り会いに行ってたと思う。けれど実際には会うことが出来なかった。普通に考えるとイリヤスフィールさんの祖父が会う事に反対してたとか、家に上げなかったって所が考えられる。
2つ目は『体の治療』でアトラス院の霊薬を求めて活動していたんじゃないかな。実の子供と養子、形は違えど頼るべき大人が自分しか居ないという状況下でなら延命を求めるのは至極当然だと思う。
だが切嗣さんの思いとは裏腹にこの2つの願いは叶う事は無く、イリヤスフィールさんには会えず、彼の体調が戻る事も無く先に寿命が来てしまったと……」
場の空気が重い!
「ま、まぁ仮説だから違ってる部分もあるかもしれないけど、概ねこんな感じじゃないかな」
「そっか、やっぱじいさんも長生きしたかったのかな……」
「……」
士郎君はしみじみしてるし、イリヤスフィールちゃんは俯いて黙っちゃったよ。うーん。
「ちょっと喋って疲れちゃったから休憩させてもらっていいかな? 少し庭先でリフレッシュしてくるわ」
そう言って周りの反応を待たずにさっさと居間から出て宣言通りに中庭へ出て深呼吸をする。お通夜みたいな雰囲気は苦手なんだよな。
後頭部をかきながら大きく欠伸を一つ。そのまま深呼吸して全身を伸ばす。澄んだ空気が肺を満たして長い会話でぼけっとしてた頭が覚醒していく。
「家族……養子か」
実子が居るのに養子を迎える。何で養子なんて育てる事にした?
例えば嫁さんとの間に子供が出来なかったなら分かる。でもイリヤスフィールちゃんが居るのに士郎君を迎えてる。
「―――っあ」
思い出した。火災の原因を作ったのは衛宮切嗣氏で士郎君は被害者。
確か火災現場で誰か生きてないか探し回って士郎君を見つけて引き取るって話だったはず。つまり贖罪の意味もあったのか。
あれ? なーんか忘れてないか? 何だっけ?
暫く庭先を見ながら何かを思い出そうとしているとライダーが来て声をかけてきた。
「有香、彼等の話は一段落つきました。皆が貴方を待ってますよ」
「お? んじゃ戻るか」
ライダーが玄関へ向いた後に続いて歩く。多分この後、ヴァナディールの事に関して色々聞かれるんだろうなと、重い足取りで歩いていたら……右脇腹から槍が生えた。
「いっ―――っつ!」
「有香!」
直ぐ様ライダーが俺の異変に気付き反転、此方へ鎖付きの短剣を投げるがソレが俺の後ろに居る奴に届くよりも先に槍はより深く俺の腹へと突き刺さり襟首を握られ俺が盾にされてしまう。
盾にされた事でライダーの短剣が俺の左わき腹へ突き刺さりうめき声が漏れる。更に襟首を掴んでいた手は襟首を捻り首を絞めて来た。
脳への血流を止められ、たったの10秒程で目の奥の血管の脈動が分かるほど脳が酸素を求める。
「ライ……ダー」
その一言を最後に有香の意識は落ちてしまった。はやる気持ちを抑えながら両手に構えた短剣に力を入れ地面を蹴る。
まるで地面が爆発したような後を残して彼の腹を貫いたランサーの後ろを取る。しかし短剣を振るうよりも早くランサーは有香を中心に体を入れ替え彼を盾にする。
思わず振るう短剣を止めて距離を取ってしまう。あぁ、彼の血が流れる。
駄目だ。なんて―――――――――もったいない。
「やっぱりテメェ……最初の時より早くなってやがるな」
「何の事でしょう?」
「とぼけるかよ。まあ良いさ。今、用があるのはコイツだけだ」
「させません」
ランサーが動くよりも早く、鋭く。上から右から左から後ろから。あらゆる方向から速さを使って短剣で、鎖で、時に砂利で。
鎖の結界を作りながらランサーの動きを阻害する、駄目、彼の血が流れる。あぁ、何て、何て美味しそうな―――――――――。
血の匂いだけで動きが早くなる、限界を超えて動ける。今すぐあの槍を抜いてその血を啜りたい。
「邪魔デス。ランサー」
「っっが!」
鎖の結界を十全に使い、加速した全体重を乗せてランサーを蹴り抜く。蹴る瞬間に有香を取り戻しランサーはそのまま蔵まで吹き飛んだ。
取り戻した彼は意識が無い。貫かれた脇腹からは彼の生命が溢れてる。
体が熱い。息が荒れる。霊基が溢れそうになる。
「ライダー!」
「……セイバー」
気が付けばセイバーが近くに来ていた。
「大分気が立っている様ですが……中真有香は……」
「先ほどランサーが襲撃してきました。一応迎撃はしましたが……逃げた様ですね」
「そうですか、兎に角、中に戻って治療をしましょう」
「……えぇ」
リアルが忙しい&色々考える事があるので更新ペースは相変わらずですがどうにか続けています。
一応終わりがチラホラと頭の中で見えて来たので完結には行けそうです。
酷評も反映出来るかはさておいて、対応はすべき箇所の気づきとなるので実は結構ありがたく拝見してます。
ただ最近モチベがリアル事情で上がらないので評価やコメント等を出来ればお願いします。