幻想郷を一方通行に   作:ポスター

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そろそろシリアスにしたいなぁ~

続きをどうぞ。

























10話

白い怪物こと、一方通行が能力を使えなくなってから二日目。

朝、もう恒例となった皆での朝食。

そしてその後、霊夢と魔理沙は暴走者を正気に戻すため、まだ暴走をし続けてる者を探しに行った。

勿論、一方通行は能力が使えないしまだ傷が治らないため今日も絶対安静。

 

 

 

一方通行「……………寝るか」

 

 

 

 

一方通行は今、自分が借りている部屋で寝ようとした時に、だ。

扉をノックして、ウサミミの制服少女が入ってきた。

 

鈴仙「傷薬持って来たよ」

 

一方通行「あァ、そうか」

 

鈴仙「あぁ、そうか。じゃないでしょ!背中見せて!」

 

そう言われると、一方通行はTシャツを脱いでうつ伏せて寝転がる。

そして、鈴仙は彼の背中に傷薬を塗っていた。

 

鈴仙「…………………そろそろ治りそうね」

 

一方通行「だったら良いがなァ」

 

鈴仙「先生の薬を信じて無いの?」

 

一方通行「あいつの薬は良く効くって事ぐらい理解してる」

 

塗り薬を塗っている最中にだ。

ウサミミに制服のような格好の彼女は頬を染めて、

 

 

鈴仙「…………ねえ、昨日の事なんだけど」///

 

一方通行「その事なら話してねェよ」

 

鈴仙「…………そう。なら良いけど」

 

流石に昨日の事は自分でもやり過ぎたと思っている。

だから、だ。

誰かにその事を知られると非常に不味い。

しかし一方通行は昨日の事を誰にも喋ってないと言ったので鈴仙は一安心する。

 

そして、傷薬も塗り終わり一方通行はTシャツを着る。

 

これでこの部屋に居る理由は無くなった。

 

だが、

 

鈴仙「その、一方通行。少し話さない…………?」

 

一方通行「あン?何を話すンだァ?」

 

鈴仙「そうねー。あ、一方通行の居た世界の事を話してよ」

 

一方通行「俺が話すのかよ……………」

 

相手が勝手に吹っ掛けて来たのにまさかの自分が話さなくてはいけないなんて。

でも、一方通行は怪我を負っていて、今日も外に出れない。

なので、今現在彼は非常に暇なのだ。

 

だから、断る理由はなかった。

 

 

一方通行「………俺が居た世界の話か。聞いてもつまンねェぞ?」

 

 

鈴仙「それは私が決めるから、早く早く」

 

 

彼女は興味津々だったのだ。

永琳が言うように強い能力者だったらどんな環境で過ごしてたのか…………と。

 

一方通行は舌打ちを打った後に口を開いた、

 

 

一方通行「俺が居た所は学園都市って言うクソったれの町だ」

 

鈴仙「………ん?一方通行は自分の居た世界は嫌いなの?」

 

一方通行「はっ、あンな所を好きでいるヤツは頭がおかしいぜ」

 

鈴仙「???」

 

随分と前に居た世界を意味嫌っていた。

その事に鈴仙は首を傾げる。

 

鈴仙「それはどういうこと?」

 

 

一方通行「学園都市には人体実験を繰り返すイカれた科学者がわンさか居る」

 

鈴仙「………………人体実験」

 

人体実験。

この言葉だけで分かった。

何故、一方通行がその『学園都市』という場所を嫌っているのかを。

そんな中で生きて来たんだ。彼は。

 

 

一方通行「だから簡単に首を突っ込むな、オマエらは光に当たって生きれりゃ良いンだよ」

 

そう言って寝てしまった。

どうやら一方通行はとんでもない闇を抱えてるらしい…………。

そしてその夜。

皆で食事をしてる途中に霊夢は今日の成果を話す。

 

霊夢「やっと人間全員直せたわー」

 

永琳「お疲れ様」

 

魔理沙「こんなに疲れたのは久し振りだぜ……」

 

人間全員は元に戻せたらしい。

後、残ってる妖怪と妖精

 

 

そして………………

 

 

一方通行「神だと?オイオイどンだけここはメルヘンなンだよ」

 

霊夢「ホントに居るわよ、神」

 

一方通行「マジかよ………」

 

まさか神が居るとは思わなかった。

明日から一方通行も外に出て戦える予定で霊夢と一緒に行動する事になった。

どうやら、魔理沙には助けたい奴がいっぱい居るらしく、別々で行動する事になった。

本当は一方通行は一人で行動すると最初に言ったのだが病み上がりなので一人では駄目と皆から反対された。

 

そして話はこの異変を起こした犯人に変わる。

 

魔理沙「なあ、誰がこんな事をしたと思う?」

 

霊夢「どうせ(ゆかり)でしょ」

 

魔理沙「オイオイ即答か。少しは考えようぜ?」

 

霊夢「どうせ皆の考えも一緒でしょ?」

 

魔理沙「ま、まあ……うーん、うん」

 

永琳「そうね…………」

 

鈴仙「はははっ………………」

 

黒幕は八雲紫(やくもゆかり)で決定らしい。

だが、その者を知らない一方通行は

 

一方通行「おい、紫とは誰だ?」

 

素直に質問した。

もしもソイツが黒幕ならば情報は少しでも欲しいのだ。

 

そして、彼の質問に霊夢は

 

霊夢「八雲紫。この幻想郷を創った一人と言われてる妖怪よ」

 

一方通行「あァ?世界を、作る………?」

 

魔理沙「こんなこと聞いただけじゃ信じられ無いと思うがお前は既に出会ってるだろ?この世界には運命を操るとかありとあらゆる物を破壊するとか、そういった常識では考えられない能力を有する者が数多く存在している」

 

確かに、だ。

この幻想郷には妖怪も神も妖精も存在している。

ならば、世界を創るとかそういった能力があっても不思議ではない。

 

 

一方通行「なンでそいつだと思うンだ?」

 

その質問を聞いてため息をついてから、霊夢はこう答えた。

 

霊夢「その八雲紫っていう妖怪以外、こんなバカみたいな真似をできる奴がいないからよ」

 

霊夢は『当たり前でしょ?』とでも言いたげな表情であった。

 

霊夢「ともかく紫も探す事にしましょ」

 

魔理沙「分かったぜ!」

 

永琳「薬はいっぱい作っとくから安心してね」

 

鈴仙「もちろん私はそのお手伝いですよね………?」

 

永琳「貴方にそれ以外の仕事があると思って?」

 

鈴仙「ははははは。はぁー……………」

 

皆やる事を決め、明日の為に準備をしてお風呂に入った後、寝た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして次の朝。

今日、霊夢に無理やり起こされて機嫌の悪い一方通行は林の中を歩いて居た。

 

一方通行「朝っぱらからうるせェよ、霊夢」

 

霊夢「全然起きないんだからしょうがないでしょ!!」

 

口喧嘩をしながら歩く二つの影。

片方は紅白の巫女の少女、霊夢。片方は白が特徴な中性的な顔が整った怪物、一方通行だ。

二人は林の中を進む最中に時々暴走者に会ったりしたが前みたいにガンガン襲っては来なかった。

 

一方通行「随分少ねェな暴走者」

 

霊夢「当たり前でしょ、頑張って戦い続けてたんだから」

 

一方通行は誰かに尾行されてる事に気づく。

 

一方通行(後方から気配が…………)

 

霊夢「どうしたの?」

 

一方通行の態度が急に変わり霊夢は隣に居る白い彼に声を掛けた。

すると、だった。

一方通行は突然急に別々に調査しようと提案して来たのだ。

それを霊夢は一度断る。

心配だったのだ。

確かに能力が使えるまで体も体力も回復した。

しかし、それでも病み上がり。

『ベクトル操作』という反則級の能力を有していても『もしかしたら…………』と考えていたのだ。

だが、断られても一方通行はもう一度全く同じの提案を霊夢にする。

 

 

そして、ため息が一つ。

それは霊夢のため息だった。

 

そして、霊夢はその提案に乗った。

 

 

 

 

 

 

博麗の巫女が一方通行の前から去って直ぐの話。

 

 

 

一方通行「…………出て来い」

 

???「あらあら、いつからバレてた?」

 

一方通行「ずっと前からだ」

 

一方通行の前にスキマができ、その中から金髪ロングの女性が出て来た。

 

一方通行「誰だオマエ」

 

???「どうせ知ってるんでしょ?」

 

一方通行は目の前の現れた怪しい雰囲気を漂わせる女性に敵意を向ける。

だが彼女は普通に話してきた。

 

一方通行「八雲紫か」

 

紫「正解。そうこの私が八雲紫。この異変をこの世界で一番知る存在よ」

 

一方通行「つまりオマエがやったって事か」

 

紫「いいえ私じゃなわ。貴方が知る『人間』がこの異変を起こしたのよ」

 

一方通行「俺が知る奴が……?」

 

この『幻想郷』は一方通行が居た世界からすると未知の世界。

異世界と言える所だ。

そうだから自分が知ってる人物が今現在この世界に起きてる地獄のような異変を起こしたと言われても誰がやったのか分からなかった。

 

 

一方通行「何故、俺達を付ける?」

 

紫「付けてないわ。貴方を見てたのよ」

 

一方通行「俺を見てただとォ?」

 

可笑しな答えが帰って来た。

尾行してたんじゃなくて見てたらしい。一方通行を。

 

紫「でも残念。今の貴方じゃ私を倒せないわ」

 

一方通行「じゃあ今やってみっかァ?」

 

上体を少し前に倒し両手を開き指の間接を鳴らす。

今からでもその容易く絶命させる両手が八雲紫を襲おうとしていた。

 

しかし、だった。

 

紫「貴方にはもっと強くなって貰わなきゃ困るのよ、私は」

 

一方通行「そりゃどォ言うことだ?」

 

紫「全く。腹が立つことに私にもあの黒い玉が体内にあるのよね」

 

一方通行「あン?だとすると何故オマエは暴走してねェンだ?」

 

紫「あんなので暴走する訳無いでしょ」

 

一方通行「八雲紫。教えろ、この異変とやらをやったのはどこの誰だ?」

 

紫「それは自分で考えなさい」

 

急に紫の後ろにスキマが開きその中にゆっくり紫は入っていった、が……………

 

去る瞬間。八雲紫という大妖怪は、

 

 

紫「また会いましょ。一方通行」

 

柔らかく笑ってたことに疑問を感じた。

だがそれよりも疑問に思ったのは、

 

一方通行「俺は一度もアイツに自分の名を名乗ってねェぞ?何故アイツは俺の名を知ってンだァ?」

 

その後、霊夢と合流して暴走者を次々と倒して行った。が、一方通行は八雲紫と出会った事は話さなかった。

 

 

そしてそれから日は経ち、幻想郷は少しずつ昔の様に戻って行った。

暴走者はまだ見付かって無いたくさん居る。

だがその者らを皆を正気に戻してこのクソったれな異変を解決する。

それが一方通行の今の目的になっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とある場所で、

 

紫「貴方の計画どうりにはさせない」

 

???「君に私が止められるかな?」

 

 

 

 




黒幕の正体を暴くのは誰だ

そして紫と話してる奴は誰なのか………

次回、この物語は一気に進み始める…




次回をお楽しみに( ´∀`)
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