幻想郷を一方通行に   作:ポスター

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6話

無事、魔理沙から本を守った一方通行はまた椅子に座り読書を始めたが紅魔館一同はそんな白い彼ををじーっと観察していた。

 

が、

 

一方通行「ン?…………なンだよ」

 

自分に向けられた視線に気付き質問をする。

 

パチュリー「確認するはね、貴方の能力はベクトル操作であってるのよね?」

 

一方通行「あァ。それがどォした?」

 

パチュリー「じゃあ、あの黒い翼はなんなの?」

 

その質問に紅魔館の皆は興味津々だった。

それはそうだろう。

だって突然人間からあんな翼が生えたんだから。

 

一方通行「………知らねェンだ、俺でも」

 

「「「えっ!?」」」

 

一方通行の発言に紅魔館の皆が同時に驚いた。

 

レミリア「知らないの?自分の力なのに?」

 

フラン「んー?じゃあなんであの翼の使い方は分かるの?」

 

一方通行「突然俺の背中に現れたンだよあの翼は。そして使い方は本能的に分かった」

 

パチュリー「不思議ねー。そんな事が起きるなんて」

 

小悪魔「もしかしたら一方通行さんの能力はベクトル操作じゃ無いのかもしれませんね」

 

「「「「「えっ?」」」」」

 

疑問に思った者が一斉に小悪魔に振り向く。

振り向かれた小悪魔は焦っていた。

 

小悪魔「わわっ!?そんな一斉に見ないで下さいよ。ただ適当に言っただけですよ」

 

パチュリー「なんだ……。脅かせないでよ」

 

咲夜「ですがあの力、ベクトル操作とは言えませんよね。それとは別の……なにか異なる力に私は感じました」

 

美鈴(???……全然分からない……)

 

一方通行(……チッ。あの翼の正体をつきとめねェとな)

 

それぞれの考えたが答えは出なかった。

 

そして、一方通行の話はまだまだ続く。

 

咲夜「ねえ、疑問に思ったけどベクトル操作ってどんな事が出来るの?」

 

一方通行「向きを操るぐれェだ」

 

咲夜「具体的に話して」

 

一方通行「あァー……。例えば風の向きを操って空気を一箇所に集め圧縮することにより高電離気体(プラズマ)を作ったり、体の中に流れている生体電気を操り痩せる事が出来たり_____________________ってなンだよ……?」

 

『痩せる』と言うワードが出た瞬間皆の一方通行を見る目が変わった。

 

一方通行(生体電気を逆流させて殺すって言うよりイイと思ったンだが。不味かったかァ?)

 

レミリア「その話……本当なの?」

 

一方通行「あァ…………」

 

答え瞬間皆が一方通行の周りに集まった、そして次々と質問をしてきた。

 

レミリア「じゃあ痩せたいと思ったらすぐ痩せれるの!?」

 

フラン「他には何が出来るのー?胸とか大きく出来る?」

 

咲夜「生体電気を操れるのよね、だったら肩のマッサージとかも出来るの?」

 

パチュリー「じゃあ一方通行が痩せてる理由は能力のおかげなの?」

 

小悪魔「痩せれる能力なんですか?そうなんですか!?」

 

美鈴「いつでも痩せたいと思ったらすぐ痩せれるんですか?それとも時間は少し掛かるんですか?」

 

一方通行「俺は聖徳太子じゃねェンだ。一人ずつ質問しろ。数人に同時に答えられるかっての」

 

紅魔館メンバーそれぞれの質問が投げ掛けられる。

しかし、彼が自身で言った通り一方通行は聖徳太子ではない。

一人で数人同時に話をできないのでいっぺんに答えられない。

 

そして。

皆は落ち着き、一人一人の質問に一方通行が答えた。

 

一方通行「まずはレミリアからだ。生体電気を操って痩せされるから一気に痩せさせる事は出来ねェ、もしも一気に痩せさせようとすると体に影響が起きちまう、生体電気を使ってるからなァ」

 

レミリア「ふ~ん…なるほどねぇ」

 

一方通行「次はフランだ。やろうと思えば出来る。だが、俺はそンな事しなくてイイと思うぞ」

 

フラン「うー。分かった…………」////

 

一方通行「咲夜の質問は簡単だなァ。その悩みはすぐ解決できるぜェ」

 

咲夜「つまり出来るのね。なら、今度頼もうかしら?」

 

一方通行「あー…………くそっ。だンだン面倒になってきたァ。次はパチュリーか。好きでこうなったンじゃねェ、以上」

 

パチュリー「へー、細いの気にしてるのね…………フッ」

 

一方通行「小悪魔はバカ。以上」

 

小悪魔「えぇ!?何でですかぁ!?」

 

一方通行「美鈴の質問はレミリアに似てるなァ、痩せるには時間が掛かる」

 

美鈴「確かに似てますね…そうですか分かりました」

 

全ての質問に答えた(小悪魔を除く)、そして質問を答えた一方通行は疲れていた。まさか痩せると言うワードでまさかこうなるとは……

 

一方通行「クソったれ……疲れたァ…」

 

レミリア「一方通行が急にあんな事言うからよ」

 

一方通行「あァ?なンか変な事言ったかァ俺ェ?」

 

美鈴「女性に向かって痩せれるって言ったじゃないですか」

 

一方通行「だからどォした?」

 

咲夜「それが原因って事よ」

 

一方通行「あン?チッ、くっだらねェ」

 

パチュリー「くだらなく無いわよ。女性は皆体のあちこち気にしてるのよ」

 

小悪魔「どうせ、一方通行さんには関係無いですけどねー」

 

そして一方通行の周りから離れて椅子に座りながら話す。

 

一方通行「そンなモンかねェ…………」

 

フラン「あのねアクセラレータ、女の子は痩せたいと思ってるし、可愛くになりたいとも思ってるの」

 

一方通行「あァ?オマエら十分可愛いだろ」

 

紅魔館一同「……」/////

 

その言葉に紅魔館一同は照れていたが言った本人は何事もなかった様に本を読もうとしていた。

 

レミリア「ねぇ一方通行、さっき言った事本気で思ってるの?」///

 

一方通行「あン?……あァ」

 

レミリア「……」/////

 

本を開いた瞬間に言われたので本を閉じて質問に答えた、そしてレミリアは頬を赤く染め、手で顔を隠していた。

 

フラン(もう…アクセラレータったら、急にああ言う事言うんだもんなぁ……嫌じゃ無いけど)////

 

咲夜(……ダメだ、意識し過ぎて顔見れない)////

 

パチュリー(初めて男の人に褒められた……結構良いものね)////

 

小悪魔(ッ~~~!……嬉しいような、恥ずかしいような……)////

 

美鈴(まただ…凄くドキドキする、これってもしかして……)////

 

そしてレミリアに続き皆頬を赤く染めていた。普通この状況を見たら誰でも気付くだろうが一方通行は……

 

一方通行「あァ?何黙りこくってンだァ?」

 

紅魔館一同(お前があんな事を言うからだ!!!)

 

と、心の中で叫んだ、と言っても聞こえ無いがな。

そして一方通行はある事を思い出す、それは

 

一方通行「そォ言えば咲夜、コーヒーまだか?」

 

咲夜「えっ!ああ…そうね(今それどころじゃ無いのにーッ!!)」///

 

一方通行「…………忘れてたのか」

 

咲夜「今すぐ持って来るわよ。それより美鈴には話があるわ」

 

美鈴「は、はい……(絶対怒られるなぁ………)」

 

そして咲夜と美鈴は椅子から立ち上がり、この図書館から出て行こうとしていた。

 

パチュリー「コーヒー好きなの?」

 

一方通行「あァ、まァな。好きか嫌いがで言ったら好きの類いだ」

 

レミリア「でも、いくら好きと言っても飲み過ぎは毒と思うけど?カフェインって過剰摂取すると結構危ない目に遭うわよ」

 

一方通行「ほっとけ。アイツのコーヒーがうめェのが悪ィ」

 

小悪魔「カフェイン中毒者ですね」

 

フラン「カフェイン中毒者?」

 

そして。

出口に向かって歩いてる最中の美鈴と咲夜はそんな話し声が聞こえ、、、

 

美鈴「________ですって!良かったですね咲夜さん!」

 

咲夜「そんな事より早く門に戻りなさい!じゃないと刺し殺すわよ!!」///

 

美鈴「えぇ!?わっ、分っかりましたぁぁぁぁッッ!!!」

 

図書館から出て、少し歩いてたらそんな事を顔を真っ赤にした咲夜に両手に何本ものナイフを指の間で挟むように持って言われたので美鈴は思いっきり全力で走って自分の仕事場所。門へと向かって行った。

 

咲夜(ふぅー……全く。今日は変に疲れる日ね)

 

一方。

美鈴は、、

 

美鈴(にしても咲夜さん珍しく顔真っ赤にしてたな。まさか、咲夜さんも……?)

 

そして、少し時が過ぎた。

皆それぞれやることがあるため一方通行とフラン以外椅子から立ち上がり自分の居場所へと戻っていった。

 

一方通行(これで終わり……か。まァ、この世界は大体分かったが、なぜアレイスターはこの世界を選ンだンだァ?)

 

大量に持ってきた本を全て読み終えた。

どうやら、この幻想郷は今までも不思議な事がいっぱい起きるらしい。

が、『だからこの世界を破壊して自分の好きな様に改造してから自分が思い描いた世界でも作りたいのか?』

……っと、一方通行は思った。

 

一方通行(クソっ……、あの野郎ォ今度こそぶっ殺してやる!!)

 

もうアレイスターの事を考えるのは止めた。

『次会ったら殺す』これでもう良いだろっと思い後はボケーっとして咲夜のコーヒーを待つことにしたのだ。

 

咲夜「遅れてごめんね。はい、コーヒー」

 

一方通行「咲夜……、オマエ毎回毎回時間止めて移動してンのかよ」

 

少しの時間を止めて図書館まで移動してきた事に一方通行は呆れていた。

そんな一方通行の隣に居たフランが、

 

フラン「ねえねえ、咲夜。フランにはないの?」

 

咲夜「御用意してます。どうぞ、紅茶です」

 

フラン「やったっ♪」

 

一方通行「メイドってのも案外大変そうだな」

 

咲夜「慣れてしまえば楽よ。まあ、それはどんな仕事にも言えることだけどね」

 

念願のコーヒーを飲んだ後にそんな事を言っていた。そしてレミリアと咲夜は図書館から出て行った。

 

一方通行「さァて、じゃ行くとしますかァ」

 

フラン「ん?どこに?」

 

本を片付けようとしたらフランが手伝ってくれて、すぐ片付けられた、そして両手をズボンのポケットに突っ込んで隣に居るフランに振り向いて話す。

 

一方通行「あァ?…約束忘れたのかァ?」

 

フラン「!?もしかして外に……!!」

 

一方通行「あァ、行くぜ」

 

フラン「やった~!」

 

二人は図書館を出て行き、長い廊下を歩いていった。

 

小悪魔「聞きましたパチュリー様?」

 

パチュリー「えぇ、でも一方通行が一緒なら大丈夫でしょ」

 

小悪魔「ふふっ……楽しかったですね」

 

パチュリー「そうね、次は私が一方通行を呼ぼうかしら」

 

小悪魔「おっ!パチュリー様、あの人の事気に入ったんですか?」

 

パチュリー「……少しね」

 

小悪魔(凄いなー、一方通行さんは。まさかパチュリー様が魔理沙さん以外の人に興味を持つなんて……)

 

パチュリー「なに突っ立てんの?仕事しなさい」

 

小悪魔「はい!分っかりましたーッ!」

 

そして小悪魔はパチュリーに頼まれた本を取りに飛んで行き、パチュリーはいつもどうりに読書に没頭していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、そして。

所変わってここは紅魔館の玄関。そこに二つの影が……。

 

一方通行「緊張してンのかァ?」

 

フラン「うん。でもアクセラレータが一緒だもん、すぐにこの緊張も解けるよ!!」

 

一方通行「そォか。なら行くぞ、外へ」

 

吸血鬼は太陽の光に弱いとゆうことを知ったので日傘を探したらとても可愛らしい日傘を見つけた。

 

そしてその日傘を差して二人は外へ散歩に出かけた。

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