幻想郷を一方通行に   作:ポスター

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7話

初めてフランは館の外に出て、嬉しそうに周りを見ていた。

 

フラン「わー………、眩しい」

 

一方通行「まァそォだろォな。あンな暗ェ場所にずっと居りゃあな」

 

そして二人は門にたどり着く。

 

するとそこには美鈴と咲夜が居た。

 

咲夜「なぜ魔理沙が彼処まで進めたか教えてもらえる?」

 

美鈴「えっ。あ、あのですね。それは………」

 

咲夜「なに?」

 

美鈴「きゅ…………、急に猛スピードで突っ込んで来たんですよ!!」

 

咲夜「そんな事貴方ならどうと言う事は無いでしょ?」

 

美鈴「………………………………………」

 

咲夜「やっぱり…………、寝てたのね!!」

 

どうやら怒られてた。

そんな事を気にせず一方通行とフランは通り過ぎようとしたら声をかけられた。

 

咲夜「全く!!_____________ん?一方通行と、妹様ッ!?」

 

一方通行「あン?」

 

フランを見た瞬間美鈴と咲夜は驚愕していた。

 

そして咲夜は二人の前に立つ。

 

咲夜「どこ行くつもり?」

 

一方通行「散歩に行くだけだっつの」

 

フラン「うん。散歩だよー」

 

美鈴「…………でも流石に……」

 

咲夜「妹様はダメです」

 

そして二人の後ろで美鈴は困っていて、前に立っている咲夜はそのメイド服に仕込まれたナイフに手を伸ばした。

 

一方通行「どけ。コイツと約束したンだよ、外に連れ出してやるってなァ」

 

咲夜「だからと言って…………」

 

美鈴「良いじゃないですか別に」

 

美鈴が前に出て来て話して来た、どうやら美鈴は自分達の見方になってくれるらしい、そして咲夜は悩んでいた。

 

咲夜「……………………はあ、分かったわ。どうぞ」

 

フラン「わ~い!!」

 

美鈴「良かったですね」

 

咲夜はナイフから手を離して道を開けた。

そして見方してくれた美鈴は笑っていた。

フランはニコニコしながら一方通行と手を繋いで歩いて行った。

 

咲夜「お嬢様に何て報告しようかしら…………」

 

美鈴「普通に報告したら良いじゃないですか。妹様は散歩にお出掛けしました、と」

 

二人の背中を見ながら会話していた。

フランが外に出ることは危ないと知っているが、もう止めることは出来ない、だって、あんなに幸せそうなフランを見てしまったから。

 

咲夜「ええそうね。そうさせてもらうわ。じゃ、普通に報告しに行ってくるわ」

 

美鈴「行ってらっしゃーいっ!」

 

そう言って咲夜は屋敷の中に歩いて行った、そして美鈴はいつもどうり、門の横に立って警備をしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

色んな所を歩いた。

 

そして最後に行き着いた場所は

 

フラン「ここは、どこ……?」

 

一方通行「湖だろ」

 

そうここは湖。

 

透き通る水に綺麗な青空。

そして眩しい太陽。

 

ここはとても綺麗な場所だった。

 

フラン「それにしてもこんなに歩いたのは初めてだなー」

 

一方通行「あンな所に何年も居りゃあこンなに歩けねェしな」

 

一つの日傘を二人で入りながら綺麗な湖を見ていた。

 

だが一方通行が、あることを切り出す。

 

一方通行「なァフラン。俺はそろそろやらなきゃいけねェ事があるからオマエ達の前から去らなきゃいけねェ」

 

フラン「えっ?そう、なんだ…………」

 

下を向いてしょんぼりするフラン。

だが一方通行は落ち込んでしまっているフランを優しく頭を撫でる。

 

一方通行「実は俺には住む家がねェンだ。だから俺が住める家を探してるンだよ。だがこれが終わったら俺は暇になるだろォな……………」

 

フラン「ん?」

 

一方通行「分からねェか?家探しが終わったらまた会えるって事だよ」

 

フラン「そうなの!?またアクセラレータに会えるの!?」

 

一方通行「あァ。だからそンな顔するな」

 

優しく撫でてたがいきなりフランにチョップして意地悪そうに笑う。

そしてチョップされた頭を押さえながら笑うフラン、また一方通行に会えるとゆう事が嬉しいらしい。

 

一方通行「ったく。あ、俺が家見つかったら家の場所教えてやるよ」

 

フラン「ホント?」

 

一方通行「次はオマエが俺に会いに来いよ。いつでもオマエが入れるように鍵は開けとくぜ」

 

フラン「うん!!次は私がアクセラレータに会いに行く絶対ね!!」

 

ニコニコ笑いフランは一方通行と約束をする。

 

もう一度会うと言う約束を。

 

そして一方通行は持っていた日傘をフランに渡し、湖の方へ歩いていく。

 

フラン「待ってアクセラレータ落ちちゃうよ!!」

 

一方通行「俺がオマエに試練を与えてやる」

 

フラン「…………試練?」

 

フランは片手を伸ばして止まれと言ったが、なぜか一方通行は試練と言う変な事を口にした。

自分は湖に落ちそうなのに、だが一方通行は続けて話す、どうやら湖に落ちるという概念は頭に無いらしい。

 

一方通行「ここから一人で紅魔館に帰れ。それが俺がオマエに与える試練だ」

 

フラン「えっ?」

 

フランは二つの事に驚く、

一つは自分はここから一人で紅魔館に帰ると言うこと、そしてもう一つは一方通行が湖をまるで普通の道のように歩いていること。

 

一方通行「分かったかァ?」

 

フラン「う……うん、でも何で一人で?」

 

一方通行「俺が側にいて何でもやっちまったらオマエは成長できねェ。だからこの試練はオマエが成長する第一歩だ」

 

そう、この試練はフランを普通の女の子にするという考えのもと、出来た試練なのだ。

一人で外に出て、一人で帰る。このぐらいはできて欲しいと思った。

どうやらフランは一人になるのが怖いということは一方通行はもう分かっていた。

なぜそれが分かったのか?それはフランがずっと自分の側から離れなかったからだ。

食事の時も、お風呂の時も、寝る時も、読書する時も、ずっとフランは一方通行の側に居た。

だから一人になっても大丈夫にするため試練を与えたのだ。

 

一方通行「出来るか?フラン」

 

フランの立っている場所から少しの遠い場所で止まり吸血鬼の少女の方を向いて話す。

フランは少し考えていたが答えは出たらしい。

 

その答えは……、、、

 

フラン「うん出来るよ。アクセラレータが居なくて寂しいけどまた会えると思うと大丈夫!!」

 

一方通行「そォか。じゃあなフラン。紅魔館の奴らにはよろしく伝えといてくれ」

 

フラン「分かった!じゃあまたねアクセラレータ!!」

 

そして、水面の上に立っていた一方通行はドッバーンッッ!!っと大砲でも撃ったかのような音と共に水飛沫を撒き散らし飛んで行ってしまった。

残ったフランは日傘を握りしめて紅魔館へ帰って行った。

一人はやっぱり寂しい。

この周りに誰も居ないという空気は何百年経っても慣れることは絶対に出来ないだろう。

でも大丈夫。平気だ。

例え今、目の前に居なくても記憶の中に彼が居る。

あの真っ白な彼の声を覚えている。

それにまた会えるのだ。そう約束した。

 

この世で唯一自分の"理解者"になってくれたアクセラレータといつかまた会える。

それさえ分かっていればフランは、どんな困難にも立ち向かうことが出来る。

 

フラン「私、強くなってみせるよ。アクセラレータのように……、優しくて強い人に、ね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

美鈴「あれ?フランお嬢様なぜお一人何ですか?一方通行さんは?」

 

一人で帰って来たフランに驚き駆けつけた。

だがフランは笑いながら話す、今まであったことを

 

フラン「あのね、アクセラレータの家が見つかったら会いに来いって言ったんだ」

 

美鈴「そうですか。でしたら皆で一方通行さんの新居に祝い品を行きましょう」

 

フラン「うん行こ、皆で一緒に!!」

 

笑う。ただ嬉しいから笑う。

 

これが普通なんだ。

これが普通の女の子と言う事なんだ。

 

一方通行は化け物と呼ばれていた少女を普通の女の子にしたとゆうよりかは……………、

 

 

フラン(楽しみだなあアクセラレータにまた会うの……………)///

 

恋する乙女にしただけなのかもしれない?

 

 

そして一方通行が去った紅魔館はいつもどうりに時間が過ぎていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

湖からド派手に飛んだ一方通行は背中に竜巻を作り空を飛んでいた。

 

だが、あることに気付く。それは………………

 

一方通行(俺が今行こうとしてる場所は人間の里?だっけか。もしかしたらこのまま行ったら不味いか?)

 

このまま、

つまり飛んで人間の里に着いたらどうなるか、っと言うことだ。

 

一方通行(この世界の連中は超能力の事を知ってンのかァ?)

 

飛びながら考える。

 

面倒ごとになると本当に面倒だから。

結果。一方通行が出した答えは、

 

一方通行(……チッ。歩いて行くとしますかァ)

 

背中の竜巻を解除して一直線に地面に降りた。

 

一方通行「よっ……と。結構周りは荒れちまったが、まァいっかァ」

 

降りた場所は道の開けた森の中だった、でも一方通行のせいで周りはボロボロになってしまった。

 

一方通行(ここから人間の里までどれぐらいだァ?)

 

なんて事を考えてると、一方通行の前におかしな連中が出てきた。

 

???「見つけたぞ偽者!」

 

???「止めなよ、チルノちゃん」

 

???「……お腹空いたー」

 

一方通行(なンだァコイツら?)

 

小さい女の子が三人一方通行の前に突然現れた。

青い服装の女の子が一方通行に指を差して、

 

???「あたいと戦え!!」

 

一方通行「断る」

 

真っ正面からの決闘の申し込みを、一言で断る幻想郷最強の能力者、そして女の子三人を無視して歩いて行ったら後ろから尖った氷が六つ飛んできた。だが、一方通行に当たらず空に向かって氷は飛んで行ってしまった。

 

???「あれ?」

 

???「やっぱり止めなって。この人にチルノちゃんは勝てないよ」

 

???「そーなのかー」

 

一方通行(……………あのクソガキ、なンつーパワーだ)

 

振り返り素直に驚く。

氷系の能力者には学園都市で飽きる程会ったがこれ程強い氷系の能力者に会うのは初めてだ。

 

一方通行「おいクソガキ。戦えって言ったよなァ?」

 

???「ああ言った!!後あたいはチルノだ!!」

 

一方通行「そンな事はどうでもイイ。気分が変わった。しょうがねェから戦ってやるよ」

 

チルノ「フッフッフッ。望むところだ!!」

 

???「自分で申し込んだんだから望んで当然でしょ……全く」

 

???「そーなのかー」

 

チルノと名乗った子の後に居る二人は、少し後ろに下がりチルノの戦いを見守る事にした。

 

チルノ「偽者!!あたいはお前に勝つ!」

 

一方通行「偽者ォ?さっきから言ってるがなンのことだ?」

 

チルノ「お前は幻想郷最強の能力者らしいがそれは違う!!あたいが最強だ!!」

 

一方通行「最強がそンなに欲しィかよ。別に俺は最強なンていらねェがそう簡単にはあげられねェなァ!!」

 

チルノ「だったら奪うだけだ!!」

 

先ほど同様、尖った氷を周りに生成し一方通行に向かって飛ばしてきた、だが同じ事、また反射してチルノの方へ飛ばせば終わり……と、思いきや

 

一方通行「なるほどな。そォいうことも出来ンのか」

 

チルノ「ハッハッハッ!!凄いだろ!?」

 

自分の方に飛んできた氷を、能力で作った氷の剣で破壊した、どうやらチルノの能力は氷を飛ばすだけの能力じゃ無いらしい。

 

一方通行(だが、これ程のパワーがあるならもっと他にもできるだろ。もしかして、コイツ………………)

 

チルノ「おりゃぁーッ!!」

 

考え事をしていると、チルノは氷の剣で一方通行を切りつけようとしたが、当たる直前、氷の剣は粉々に弾けて散った、そしてチルノは背後に少し吹っ飛んだ。

 

一方通行(____________バカだ。今ハッキリと分かった)

 

チルノ「また当たらなかったか……………。だが、次こそ!!」

 

一方通行「………………終わりだ」

 

チルノ「ッ!?」

 

大きな氷を一方通行に落とそうとしたが、なぜか急に体が動かなくなってしまった。そして一方通行は片手をチルノの方へ伸ばして手を強く握った、するとチルノは身動きすらできなくなってしまった。

 

チルノ「………………苦……しい……ッ!?」

 

一方通行「風のベクトルを操作して、360度全てから風圧が来てるから苦しくて当然だ」

 

チルノ「だが。せめて、これを喰らえェェェェッ!!!」

 

最後の気力を振り絞り上から大きな氷を落とした。

だがその氷は一方通行に当たる直前に粉々に散った。

 

一方通行(……これぐらいにしておくかァ)

 

能力を解除してチルノを離して上げた。

 

チルノ「……くっ。まだまだ………これからだッ!!」

 

???「もう止めなよチルノちゃん!」

 

緑の髪をした女の子がまだ戦おうとしているチルノに止めろと伝えたが

 

チルノ「まだ、あたいは…負けてない!」

 

一方通行「…じゃあ、まだやるってかァ?」

 

チルノ「もちろん!………」

 

強く睨みながら一方通行はチルノに言う。そしてチルノは明るく答えようとしたが、途中までしか言葉が出なくて自分でも驚いた。何故、途中までしか言葉がでないのだろか、そんな事を考えるよりも早く、体が膝から崩れ落ち、膝をついた状態でボケーっと一方通行の顔を見ていた。

 

一方通行「あァ?なに座ってンだよ。立て」

 

チルノ「………」

 

そして次は全身がガタガタ震えている、何故自分が膝から崩れ落ちたり全身がガタガタ震えているか分からない、だが一つ分かるのは、今、目の前に居る化け物が

 

チルノ(……怖い)

 

初めての恐怖、その感情に全身が支配されていた。

そしてゆっくりと歩いて来た、幻想郷最強の能力者が

 

一方通行「まさかオマエ、ビビってンのかァ?」

 

チルノの表情を見て分かった、どうやら目の前に居る女の子は恐怖しているらしい、この一方通行に。

 

???「止めて下さい!この子を、チルノちゃんをこれ以上傷付け無いで!」

 

両手を広げて一方通行の前に立つ緑の髪の少女。

 

一方通行「別にこれ以上やらねェよ、面倒だし」

 

???「良かった~」

 

一方通行「だが、少しソイツと話てェから、どけ」

 

???「?…分かりました」

 

一方通行の前に立っていた少女はどいた、そして一方通行はチルノに目線を合わせるように片膝をついて座った。

 

一方通行「おいチルノ、オマエに話がある」

 

恐怖して震えているチルノに一方通行はあることを話すそれは……

 

一方通行「俺が、オマエを強くしてやるよ」

 

一方通行はチルノの顔を見ながらそう言った。言われたチルノは恐怖を感じながらも、疑問に思ったため『えっ?』っと返した。そして驚くのはチルノだけでは無い、チルノの仲間である他の二人もだ。

 

???「どういうことですか?……それは…」

 

一方通行「言葉の通りだ」

 

???「つまりチルノを強くする、っと言うことー?」

 

一方通行「あァそうだが、問題か?」

 

???「大問題ですよ!!この幻想郷が誇る(バカ)に何かを教えるなんて!」

 

???「あたいは(バカ)じゃなーい!!」

 

チルノ復活!!っと言いたいが…………

怒って復活とは。まあチルノらしいと言えばチルノらいし。

 

恐怖が吹っ飛び復活した氷の妖精の少女はは緑の髪の毛の少女の前に腕を前に組んで立ち言い争っていた。

取り残された金髪の少女は一方通行の手を掴んで居た。

 

一方通行「あン?どうしたァクソガキ?」

 

???「ねえねえ、アナタって人間?」

 

一方通行「人間ではねェ。そして妖怪でも無いぜ」

 

ルーミア「そーなのかー。私はルーミア、妖怪だよ。よろしくー」

 

一方通行「急な自己紹介だなァ。まァ、ヨロシク」

 

いつから癖になってしまったんだろうか………………、

 

何故か知らないが一方通行は少女の頭を撫でていた。

そしてチルノと緑の髪の毛の少女の口論も終わり、さっきの話に戻った。

 

チルノ「なあなあ、本当にお前はあたいを強く出来るか?」

 

一方通行「あァ出来る。オマエの弱点を知ってるから俺の教えでその弱点を無くせばオマエは強くなる」

 

チルノ「あたいに弱点?フッ、そんなもの_________」

 

一方通行「オマエの弱点。それはオマエはバカと言うことだ」

 

弱点なんてない。

とバカにしながら話そうとしたら一方通行に決定的な弱点を言われた、そう!皆知ってるとうりチルノはバカ!しかも普通のバカでは無い、超がつくほどだ。その決定的な弱点を一方通行は無くすと言い張るが、どうやると言うのか……る

 

???「フフッ。この人にまで言われたねチルノちゃん」

 

チルノ「うーッ!!!あたいにバカじゃなーいッ!!」

 

両手を強く握り、怒りに任して叫ぶ。あまりにもうるさいため一方通行はチルノが叫んでる途中で音を反射して自分だけうるさく無いようにしたが、残りの二人は一方通行の分までチルノの怒鳴り声を聞いた。

 

???「うるさいよチルノちゃん」

 

???「耳がキーンとするー」

 

一方通行「ともかくその弱点を認めろ。じゃなきゃ強くなれねェぜ」

 

チルノ「……………ウッ。分かったよ。あたいはバカ!」

 

強くなれないと言われたからか、あっさり認めた。

そして一方通行はチルノを冷静に分析して話す。

 

一方通行「オマエの能力……いや、この幻想郷の能力者達はとてもチート染みた能力ばっかりだ。だがオマエは弱ェ、その理由はなァ自分の能力を限界まで極めて無ェからだ」

 

どんな雑魚みたいな能力でも、極めれば最強の武器になる、と言う事だ。

 

???「確かに……。チルノちゃんはフルパワーで能力を放ってるだけだから、工夫して能力を使えば……」

 

一方通行「あァ、強くなる……その前にオマエの名はなンだァ?」

 

大妖精「あっ!自己紹介が遅れました、私は大妖精です」

 

一方通行「大妖精?それが名かァ?」

 

大妖精「はい!」

 

人の事を言えないが、変わった名前だなぁと一方通行は思った。そして話はチルノの方へ戻る。

 

一方通行「まァ…あれだ、もっと工夫して能力を使えってことだァ」

 

チルノ「分かったー!、一応覚えとく」

 

一方通行「何様だ、クソガキ」

 

大妖精「そうだよチルノちゃん、師匠にその口の聞き方は無いよ」

 

一方通行、チルノ「師匠?」

 

大妖精「えっ?違うんですか?」

 

どうやら大妖精の頭の中では一方通行はチルノの師匠になったらしい。だが大妖精は間違ってはない、一方通行はこれからチルノの師匠になるのだ。

 

チルノ「……………しょうがない。あたいがお前を師匠と認めてやる!!」

 

一方通行「本当によォ……………。さっきから何様のつもりだクソガキ!!」

 

指を差して偉そうに言ってるチルノに、能力込みの一方通行のチョップが頭に直撃。

 

頭部に激痛が走ったチルノは頭を押さえながらしゃがむ。

 

チルノ「うー……。"アイツ"の頭突きと同じぐらい痛い」

 

ルーミア「そーなのかー」

 

一方通行「オマエさっきからそればっかりだなァ」

 

まだ手を掴んでいるルーミアを見ながら話す。そして痛みが引いたのか、チルノは立ち

 

チルノ「ともかく!次会ったら勝って最強はこのあたいになってやる!!」

 

次の試合を申し込んで、飛んで行ってしまった。

 

大妖精「もうチルノちゃんったら……。ではまた会いましょう。ルーミアちゃん、チルノちゃんの後を追うよ!!」

 

ルーミア「分かったー。バイバーイ」

 

大妖精とルーミアは一方通行に手を振って別れを告げた後、急いでチルノを追って飛んで行った。

 

一方通行「……ったく、あンな騒がしい連中の相手なンて二度とゴメンだ」

 

紫「あら?ああいうのはお嫌いなの一方通行?」

 

また突如、音も立てず気配すら感じさせずに現れる紫に一方通行は驚かずに大妖怪の方を振り向いた。

 

一方通行「後ろから現れるとか、随分悪質なストーカーだな」

 

紫「ストーカーじゃないわよ。失礼ね」

 

一方通行「で?ストーカー妖怪。なンの用だ?」

 

紫「だから違うって………。ああもう良い、これを貴方に渡しに来たのよ」

 

何かを企んでる様な笑みを浮かべながら八雲紫はある物をスキマから取り出す。

 

それは……、、、

 

 

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