……っと、言っても妹紅には興味無かったですか?
さてさて、皆さんに言いたい事はいっぱいありますが
また1ヶ月もまたしてしまったので言いたい事はしたのあとがきに書きます。
多分、誤字や脱字があります。
ですから、発見した場合は私に報告してくれると助かります。
手紙に書いてあった事を読み、こころと霊夢は流石に驚かずにはいられ無かった。
しかし、一方通行はただ面倒くさそうに舌打ちをするだけだった。
霊夢「どうする一方通行?」
一方通行「クソったれ……。強制参加なンて書いてようが俺は断る」
だが、と頭を掻いて
一方通行「あのクソ野郎の計画は全てこの俺がぶっ潰すっめ決めててなァ………」
霊夢「アンタが言うそのクソ野郎ってのは、あの地獄のような異変を起こしたヤツで良いのよね?」
一方通行「あァ」
霊夢「そう………。まあ、ともかくやるの?」
一方通行「ハッ……、やってやるよ、徹底的にな」
こころ「私もやるよ!!」
頭の仮面が狐の仮面に変化させ、手を上げる。
すると何故か一方通行は口角を上げてニヤっと笑っていた。
そして、こころに近付く。
こころ「?」
一方通行「オマエも参加すンのか?」
こころ「うん!!」
顔は無表情のままだ。
だが、心の中では笑っているように感じた。
一方通行はやる気満々のこころの頭に手を伸ばし、撫でてあげる。
そして。
一方通行「_________悪ィな」
こころ「えっ?___________ッ……!!」
突如こころは意識を失い膝から崩れ落ちる。が、しかし一方通行は地面に倒れる前に横抱きし、無事地面に倒れる事を防ぐ。
霊夢「アンタ……、なにをしたの?」
一方通行「気絶させた」
霊夢「なんで?こころにそんな事する必要ないでしょ?」
一方通行「あァ、そォかもしれねェな」
こころを縁側に目覚めないようにそっと置き部屋の奥にあった薄く赤い布を風のベクトルを操り自分に向かって飛ばす。
そして、その布を見事キャッチしてこころに掛けてあけげて、その上に腕に装着してた発見装置を置く。
霊夢「ふーん……。その子には結構優しいのね」
腕を組んで一方通行の行動を見ていた霊夢。
一方通行「チッ……。俺はただ、ガキが戦いの表に出るのが邪魔だから寝かし付けただけだ」
ポケットに手を突っ込み霊夢の方へ向く。
霊夢「ハイハイ、分かった分かった」
一方通行「霊夢。オマエは参加すンのか?」
霊夢「やるに決まってるでしょ。異変解決は私の役目よ」
一方通行「そりゃあご立派なこったァ」
霊夢「でも二人でってのは無理過ぎない?相手は十万でしょ?」
一方通行「人数は心配無用だ。どォやら紫が手伝ってくれるヤツをスカウトして来るらしい」
霊夢「あの紫がそんなことをねー。意外っちゃあ意外だけど、今回ばかりはありとあらゆる物を利用しなきゃダメだもんね」
一方通行「この紙はもォゴミだな」
紙をくしゃくしゃに丸め込み博麗神社の一室のリビングにあるゴミ箱に向かって投げ入れる。
一方通行「とりあえず霊夢、人里の奴らに家に入れって言ってこい。だが妖怪には何も言うな」
霊夢「え?」
一方通行「多分、人里の妖怪は全て暴走者だ」
霊夢「っ!?……何、言ってるの……?」
一方通行「はァ~……説明してやるからちゃンと聞けよ……」
ため息を吐き、一方通行は霊夢に説明する。
博麗神社に向かおうとした瞬間、にとりに呼び止められ新たな解析結果を言われる。
一つはアレイスターが言ってたように黒い玉が一定の時間、体内にあるのその生物は絶命する。
次に二つ目だ。それはとても驚く結果だった。
何と、あの黒い玉はタイプは二つあるとゆう。それに気付けた理由はあの集めた黒い玉の七つの中に一つ、違う設計をされた物が混ざっていたから。
一つのタイプは普通の力増幅機だ。だが、もう一つのタイプはスイッチであの黒い玉の効果が作動する仕組みだと言う。
にとり曰くタイプ2は、その黒い玉が作動するスイッチを押すと起動し能力や力を増幅させる。そして多分暴走させるのだろう。
だが、問題は一つ。
スイッチを押さない限り黒い玉は起動せず、ずっと暴走しないでその生物の体内にあるとゆう事。
つまり、暴走しない限り暴走者と分からないので見付けようにも見付けられない。
霊夢「……だけど。それで何で人里に居る妖怪達が暴走者だって言うの?」
一方通行「勘だ。だがこの勘が正しけりゃ、暴走させるスイッチは多分、里に向かって来てる暴走者達だ」
霊夢「…………分かったわ。妖怪達には何も言わず人間達を家に避難させるわね」
そう言うと家から霊夢は陰陽玉、お祓い棒、封魔針、お札などを持ち出した。
そしてそれを服の中にしまい、人里に向かって飛び立った。
一方通行「後、数分後か」
風に吹かれながら霊夢が飛んで行った方へ視線を向ける。
一方通行「守ってやる。あのクソ野郎の計画からアイツらを!!幻想郷を!!」
彼は眼を鋭くさせて再度、強く心に誓う。
自分が悪党だとしてもクズだとしても、守ってみせる。
例え、それで俺が朽ち果てても。と
もうすっかり人里には人影は無かった。
物凄く早く、霊夢が家に避難させてくれたんだろう。
そしてその避難させた霊夢はというと。
霊夢「…………ふぅ」
里の大通りのド真ん中で手にお祓い棒を持ち腰に両手を当てて立っていた。
そしたら霊夢に人間を家に避難しろと命令をした男、一方通行が目の前三メートル付近に空から着地する。
霊夢「アンタの言うとり人間全員家に入ったわよ」
ふん、と鼻から息を吐き一方通行の隣に移動した。
一方通行「ご苦労ォ」
霊夢「何かムカつくわね。まあ、いいわ。アンタに報告する事があるわ」
一方通行「あン?……報告だと、言ってみろ」
霊夢「ええ、一つ目はこの里に居た私達と同じ特殊な能力を持ってる人達にね、私はもしも暴走者が里に入ってしまったら退治してと言ってきたわ」
一方通行「イイ判断だ。だが、そいつらは一体どンな奴らだァ?」
霊夢「一人は寺小屋の先生と、もう一人はその友達の不死身の案内人」
一方通行「慧音と妹紅か……」
さっき出会った二人との情報が一致したため、その二人の名を、呟く。
霊夢「ふ~ん……、あの二人とはもう会ってたのは良いけど、何もして無いでしょうね?(フラグ立てる的な意味で)」
一方通行「何もしてねェよ。で?それだけか報告ってのは」
霊夢「いいえ、二つ目もあるわ。それが結構面倒と言うかラッキーと言うか……」
一方通行「なンだよ、早く言え」
困ったように笑いながら手を弄る霊夢。
霊夢「えーっと………里に居た妖怪何だけど。人間が慌ててるのを見て、里から出て行っちゃった☆」
一方通行「…………、」
霊夢「そんな目で見ないでよ。私だって結構頑張ったのよ?」
無言でギロッ、と睨まれ頬に冷や汗を流しながら言い訳をする。
そしたら一方通行は深いため息を吐き
一方通行「まァ…オマエの言ったとうり、ラッキーって事にしておいてやる」
スイッチである人里に迫りくる暴走者を、里内に居る妖怪達に近付けないようにしようとしたが。
この計画が崩れた。しかし、これが逆にラッキーだ。
だって里内に居た妖怪達と迫り来てる暴走者が会えば、妖怪達は暴走して固まって一斉に人里に向かってくる。
つまり簡単に一掃できると言う事だ。
だが、上手くいけばの話だがな。
霊夢「そうしときなさい」
一方通行「オマエ、ナニ様?」
大きな態度をとる霊夢にイラっとし、ゆらりと首を傾げる。
そしてやっぱり一発ぐらいは殴ってやろうと思った瞬間、この場にもう一人登場する。その者とは
ウェーブがかかった金髪に、片側だけ垂らした三つ編みに白いリボンの付いた黒い三角帽子。そして白ブラウス・黒系の服、白いエプロンを着た少女。
霊夢と会ってから次に一方通行が会った人物。
魔理沙「よーうっ二人とも!!この私、霧雨魔理沙が参上だぜ!!」
大きな声が上から響き渡る。
そして、一方通行と霊夢は声のする方へ向く。
すると空中に浮いてる箒の上に立っている魔女っ子、魔理沙の姿を発見する。
霊夢「魔理沙来てくれたの!?」
友の姿を見て、思わず嬉しくなってしまった。
魔理沙は箒の高度を少しずつ下げながら霊夢達に近付き、地面付近に箒が着くと飛び降りた。
そしてふわふわと降りてきた箒を手に持ち、片手で持ったまま地面に立てる。
魔理沙「おうよ。紫が手伝ってくれーっ、て言うから仕方が無くな」
霊夢「そう……、でも何を手伝うか分かってる?」
魔理沙「ああ勿論だぜ。この里に暴走者が十万くらい来るんだろ?全く、まだ居たとはな…………」
霊夢「ええ私も暴走者がまだ居たとは驚いたわ。しかし十万よ?大丈夫?」
魔理沙「心配御無用、大丈夫だぜ。一応アリスも呼んである。多分その内着くだろうぜ」
霊夢「だとしても…………ねえ」
一方通行「考えて込むのは後にしろ霊夢。魔理沙、オマエはどォする?」
魔理沙「ん?何をだ?」
一方通行「俺達がやンのは防衛戦だ。そして守る所は二つある。一つは表で、もう一つは内側。つまり里の中だ」
魔理沙「ハハハっ!!決まってるだろ、私は表を守る」
霊夢「なら私も表を守るわ」
一方通行「と、なると表は三人か……、後一人欲しいなァ」
自分は絶対表、と決めてたから数に入れる。
しかしこの里は上から見ると四角い。
だから最低四人は必要だ。でも、今居る人数は三人。
慧音や妹紅には里内を守って欲しいから数に入れられない。
どォする。そう考えてると
「なら……私が後一人になりましょうか?」
またまたもう一人に来た。
三人は声のする後ろに振り向くと
少し遠い距離に
銀髪のボブカットで、もみあげ辺りから三つ編みを結っている。そして青と白の二つの色からなるメイド服であり、頭にはカチューシャを装備してる紅魔館のメイド長
一方通行「……あン?」
霊夢、魔理沙「「咲夜!?」」
十六夜咲夜がそこに居た。
咲夜「どうも皆様お久しぶり。里がピンチと聞いてお嬢様が行けと命じたため、しょうがなく来たわ」
手でスカートの裾、両方を摘まみ上げ。腰を少し低くして丁寧に挨拶する。
霊夢「まさか。アンタが来るとはねー……」
魔理沙「意外過ぎるぜ……」
咲夜を良く知る二人は驚きを隠せずにいた。
一方通行「そンなのはどォでもイイ。咲夜、オマエさっきの言葉は本気か?」
咲夜「ええ…本気よ。後、それと少しの時間でパチュリー様が応援に駆けつけて下さると思うわ」
この場に集まった者達は
一人は最強の巫女、もう一人は幻想郷最強の能力者、もう一人は最強の魔女、そして最後の一人は最強のメイド長。
今、此処に錚錚たるメンバーが集まる。
魔理沙「おいおいパチュリーが来るのか?ははっ!雨でも降りそうだぜ」
霊夢「パチュリーが、ねぇ。良く来る何て言ったわね」
咲夜「本当はお嬢様と妹様が来る筈だったけど、御二人は日の光に当たると不味いから」
一方通行「そりゃ吸血鬼だならなァ…日に当たったら大問題だ。っつゥか、あの二人が来たら追い返すがなァ」
魔理沙「何でだ?あの二人凄く強いぜ?」
一方通行「ガキは邪魔なンだよ……、そろそろ始まる所にはな」
咲夜「言っとくけどね一方通行。貴方よりお嬢様達は歳が遥かに上なのよ」
一方通行「俺がガキっつってンのは容姿と中身だ」
霊夢「容姿には目を瞑りなさいよ、吸血鬼なんだ______ 」
久々に再開し、話してるなか突然
「ガァァァァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」
と、轟く雄叫びを四人は耳にする。
一方通行「………来やがったなァ、クソ野郎どもが」
霊夢「その様ね……」
魔理沙「少しの会話も許してくれないらしいぜ。お客さんたちは」
咲夜「そう。ならそのお客様を全て消してから、ゆっくりと楽しい会話でもしようじゃない」
とても重く張り摘めた空気に変わる。
もう皆、完全に臨戦態勢に入った。
一方通行「さァてと。じゃあ誰がどこ行くか決めンぞ」
霊夢「じゃ、私は南」
魔理沙「私は東だ」
咲夜「それじゃあ私は、西ね」
一方通行「と、なると俺は北か」
それぞれ、どこを守るか直ぐ様決めた。
本当にもう後、数分後に始まる。
たった数人でこのデカイ人間の里を守り抜く、防衛戦が。
一方通行「オマエら、持ち場につけ。もォ時間がねェ」
自分が向かう方角へ向いて話す。
すると咲夜が、
咲夜「ふふっ……時間が無い?大丈夫よ、私が移動時間を飛ばしてあげるわ」
霊夢「そんな事出来るの………、もう反則ね」
魔理沙「それをお前が言うか霊夢」
四人はもう自分が向かう方角へ向いていた。
一方通行「じゃあ咲夜。頼む」
咲夜「ええ了解。だけど時を飛ばす瞬間は一斉によ」
霊夢「ならカウントダウンをすれば良いじゃない」
魔理沙「そうだな。それじゃ私からいくぜ!!_______さんっ!!」
浮かした箒に跨がりニッ、と笑う。
霊夢「_______にぃ!!」
身構え、体を能力を使用して宙に浮かす。
一方通行「________いィち」
面倒くさそうにしながら、首の関節をコキコキ鳴らす。
が、それが終わると赤い瞳をギラギラさせながら見開き口角を限界まで引き上げる。
咲夜「_______ゼロ!!!」
足に力を加えた時に言葉を発した。
瞬間、ヒュンッッッ!!!!と皆の姿が消える。
まるで音速レベルの何かに攫われたみたいに
一方通行「おォ…こりゃ楽だ。もォ着いちまってたぜ」
人間の里の北の方角の壁の外に、着いていた。
前を見ればやはり自然の景色が広がってる。
一方通行「……はっ、来たなァ。クソったれどもが」
百五十メートルぐらいだろうか。そのぐらいの距離に暴走者と見える者を目撃する。
魔理沙「……よ~っ、と。大分移動時間を飛ばしたな。結構早く着けたぜ」
勢い良く飛んでいて止まるのに苦労したが、何とか止まれた。
そして魔理沙は箒の高度を上げ、箒の上に立つ。
魔理沙「おー………結構居る、ってレベルの数じゃないぜ。あれ」
遠くが見えるように上半身を前のめりにする。
そしたら見えたのは一方通行と同じだ。
暴走者の群れ。それを見た。
霊夢「今考えるとホント面倒よねー_____」
ふわふわと自分の持ち場で体を浮かせていた。
霊夢「____だってこんな数が、一斉に来るとは想像して無かったもの」
木を薙ぎ倒しながら里に進む暴走達。
それを見て霊夢はため息を吐いた。
咲夜「皆の移動時間。ちゃんと飛ばせたかしら?」
人間の里を囲むように建てられた壁の上にナイフを構えて立つ。
咲夜「_____って、考える暇はもう無さそうね」
音がする。聞こえる。
荒く、激しく、轟く、轟音が。
もう直ぐ近くまで来てるのだ、暴走者達が。
それぞれは確認した。
眼を光らせた、普通の妖怪より何倍も図体がデカイ
完全に暴走した妖怪、数千を。
これより。人里、完全防衛戦が始まる。
一方通行「さァて!!ミンチになる覚悟は出来てンだよな!!クッソ野郎ォォ!!!」
もう暴走者達との距離は二十メートル。
一方通行はたった一発。地面を踏んだだけで、辺り一体をまるで下から突き上げたように振動させ衝撃波で吹き飛ばす。
暴走者達は遥か彼方に飛ばされた。
多分、頭から地に落ちて命を落とすだろう。
でも、その一発の攻撃を何とか回避した暴走者達はまだまだ居た。
でも、それがどうした。
その者達の前に塞がるのは幻想郷最強の能力者だ。
一方通行は一匹も里の入れず、向かってくる暴走者全てを原型が無くなるほどぐちゃぐちゃに裂いて、殴って、蹴り付けてみせた。
だが、百、二百、三百、と殺しても
何匹も何匹もまだまだ里に向かってくる。
一方通行「チッ………切りが無ェな」
まるで獣のように襲い掛かってきた暴走者の顔面を鷲掴みする。
その時、一方通行はある事に気付く。
一方通行「……あン?……コイツ、生体電気も血流もあンぞ……」
今掴んでる暴走者だけでは無い。完全に暴走した者。
つまり、一定の時間体内に黒い玉があった者達は死ぬと言われた暴走者だ。
だが完全に暴走した暴走者の心臓が動いてる。
一方通行「もしかしたら黒い玉が、体を動かすため生かしてンのかもしれねェな」
掴んでた暴走者の血流を逆にして内臓と血管を根こそぎ爆発させた。
反動で血が飛び散るが一方通行には一滴も付いていない。
一方通行「……考え込むのは後にすっか。今はコイツらを一気に片付ける事だけに集中だ」
両腕を大きく広げた。
そして出来たのは一帯を飲み込みそうな程巨大な竜巻。それが暴走者を中に吸い込み細切れにした。すると竜巻の色が血の色に染まる。
一方、魔理沙は
魔方陣を何個も展開して、一斉に発動させて暴走者達に白く光る弾幕を降り注がしていた。
魔理沙「どうだ!!これで少しは居なく………、ならないんだよなこれが」
空を箒で自由に飛び回りながら何度も何度も魔方陣を展開しては発動させて暴走者を消していた。
しかし数は減るどころか増えていく。
やはり本当に十万もの数が来るのかもしれない。
でも魔理沙は諦めない。もし、自分が諦めたら人間達が死んでしまう。
だから、と。戦い続ける。
魔理沙「魔符「ミルキーウェイ」!!食らえぇぇぇええええええッッ!!」
緑と青の星の形をした弾幕を魔方陣から放たれる。
まるで流れ星のように降り注ぎ暴走者の数を少し減らした。
魔理沙「…………。まだ居るか。弾幕はパワーだ!覚えとけぇぇぇぇ!!!」
箒をまるでサーフボードのように乗りこなし、背に巨大な魔方陣を展開する。
そして七色に輝く弾幕を乱れ打つ。
大地を揺らす勢いで弾幕は地に打ち付けられ、そこらに人一人がすっぽり埋まる穴を開けていく。
魔理沙「舐めるなよお前ら。私は結構強いぜ!!」
口を大きく開き、跳躍して魔理沙に向かって暴走者が来る。
でも魔理沙は逃げない。
スカートの中からミニ八卦炉を取り出し
魔理沙「そしてこれが今日最初の!!マスタースパークだ!!」
超極太の白く輝くレーザをミニ八卦炉から放つ。
するとレーザに当たった多くの暴走者達は塵と化した。
魔理沙「?……おー、一方通行も派手にやってるな」
一旦、箒を空中で停止させ物凄い音がする方向へ向く。
そしたら見えた物は超巨大な赤色の竜巻。
こんな派手過ぎる事、一方通行以外出来ないと考え台詞を吐く。
魔理沙「ははは、弾幕はパワーだが。派手さも必要だよな!!」
笑いながら魔理沙は箒に立ち乗りして、また空中を自由に飛ぶ。
そして里に近付く暴走者を片っ端に弾幕で撃ち抜く。
魔理沙が空中を自由に飛び回って戦ってる一方、霊夢は
霊夢「これでも食らいなさい!!」
片手にお祓い棒、もう片手に何枚ものお札を持ち地上を駆け抜けて戦っていた。
遠くに居る暴走者に向かって霊力を込めたお札を投げ付け、見事命中させる。
霊夢「ったく、こんだけ多い妖怪を相手にしたのは初めてよ」
一匹一匹は雑魚だ。でも束になって掛かってくると少し厄介。
一息つく間もなく暴走者は襲い掛かる。
しかし、霊夢はその暴走者全てを息を荒げる事なく次々と退治していく。
霊夢「…………ふっ。さあ、まだまだ掛かってらっしゃい、博麗の巫女が相手よ」
犬のように走り通り過ぎようとした暴走者を見ずにお札を投げ、命中させる。
余裕に戦う霊夢。
一方、咲夜は
咲夜「…………この里には、一歩も入れないわよ」
一瞬でナイフ何百本も投げ、全て暴走者の頭に直撃。
でも暴走者の数は何百とゆうレベルではない。
だから、その攻撃を掻い潜る者だって中には居たのだ。
しかし、咲夜はそれを許さない。
壁の上に立ちナイフを投げ続けていたが、それを避け近付こうものなら時間を飛ばしその者の背後に移動する。
そして
咲夜「______遅いわ。一秒も」
ナイフで首を
するっ、と何をされたのかも分からない表情の暴走者の顔が地面に落ちた時にはもう咲夜は壁の上に戻っていた。
そう。
そうやって近付く者は直接して殺し、離れた者にはナイフを脳に向かって投げ付ける。
咲夜「……そろそろ体も暖まったし本気でいくわよ______」
ナイフを構え、眼を鋭く光らせる。
すると咲夜の周りには七色のナイフの形をした弾幕が出現する。
そして、手に持つナイフと弾幕のナイフ。その二つを一斉に放つ。
二種のナイフは其処らに生えてる木を貫通して暴走者の頭を貫く。
だが、一匹の暴走者が咲夜の目の前に来た。
「グガァァァァアアアアアアアアア!!!」
咲夜「______」
でも、襲ってきた暴走者の動きが止まる。
そして咲夜は落ち着いた様子でナイフを心臓に刺す。
その時、血は一滴も出なかった。
咲夜「貴方だけの時間を止めた。でも、ごめんなさい」
スタ、スタ、と。暴走者に背を向けて
咲夜「時間の針は再び時を刻む」
そう発言した瞬間、暴走者は刺された心臓から大量の血を吹き出し。壁から落ちて動かなくなった。
咲夜「……これは。メイドの仕事よりキツい仕事ね」
ある程度の暴走者を倒したが、まだ此方に向かって走ってくる影は何千と居る。
その光景を見て、流石に咲夜はボソッと呟いた。
一方。人里に、あの子が到着していた。
アリス「私は里の中を守れば良いのよね」
複数の戦闘人形を自分の周りに浮かせ、操っていた。
里の道を歩きながら呟く。
アリス「魔理沙……大丈夫かしら?」
魔理沙が守ってる所から里に入った。だから魔理沙が今、何をしてるか承知してる
一応、魔理沙に「手伝おうか?」と言うと。「アリスは里の中を守ってくれ!もしかしたら、私達が通らしちゃうかもしれないからな!」
と、一生懸命に戦いながらも言っていたので。里内を守ると決めた。
しかし、こう何も無いと少し退屈だ。
アリス「………やっぱり……」
手を握り、胸の前に持ってくる。
そして魔理沙が戦ってる方向を心配そうに見つめる。
その時だ。空から声がした。
「そんなに魔理沙が心配?アリス」
アリス「_______パチュリー!?」
声のした方へ向くと、まるで宙に寝転がってるように浮いてる、寝間着のような服を着た少女を発見した。
するとその少女はふわ~、とアリスの目の前に着地する。
アリス「……珍しいわね。貴方が外に出るなんて」
パチュリー「私は出たくて出たんじゃないのよ。レミィと咲夜がどうしても、って言うから仕方なく」
アリス「そう……。で、貴方も里内を守るの?」
パチュリー「ええ……咲夜が「私達が表を守ります。ですからパチュリー様は里内を」って言ってたから。多分そうね」
アリス「成る程。貴方は咲夜が守ってる所から来たのね」
パチュリー「そうよ。貴方は?」
アリス「魔理沙の所から」
パチュリー「へー…そう。しかし、後二人表を守ってるのは誰なのかしら?」
アリス「貴方、八雲紫から聞いて無いの?」
パチュリー「何を?」
アリス「多分…里内居ないから。紫が言ってた二人。霊夢と一方通行が表を守ってると思う」
パチュリー「八雲紫がそんな事言ってたの。って言うか霊夢と一方通行がねぇ」
アリス「何…貴方、一方通行と会ってたの」
パチュリー「ええ……前にね」
二人は会話した後。どちらが何処を担当して見回りするなどを話し合いで決めてそれぞれに別れた。
どちらも表で頑張って守ってくれてると知っていても、油断せず。警戒して里内を見回りしていた。
(パチュリーは、ふわふわと宙で寛ぎながら見回りをしてた)
暴走者達が人里に向かって襲い掛かってきて、数分経った。
四方で里の表を守る四人は、まあ少し余裕がありながら防衛する。
一方通行「………あァ?第一ウエーブが終わったかァ?」
真っ赤な巨大竜巻を消す。
そして、大量の肉片と血が広がる光景に視線を向け呟く。
一方通行「_________ン?」
少しの休憩時間。
一方通行はポケットに片手を突っ込みあくびをした。
そしたら突然、目の前に空間の裂け目が出来る。多分、紫の仕業だろう。
しかしそんな事はどうでも良かった。
その裂け目から渡すように投げられた小さな物体が問題なのだから。
ひょいっ、と紫はスキマから少し手を出し一方通行に向かって小さな物体を投げる。
それを一方通行は一応キャッチした。
一方通行「_______こりゃァ……」
小さな物体を握った手を自分の前に持ってきて開く。
すると手にあったのは青い口元の所までマイクが伸びたイヤホン型の通信機だった。
それを一方通行は何か意味があると考え、右耳に着ける。
魔理沙『……これが何だって言うんだぜ』
霊夢『こう…かしら。このちっこいの、着けるの結構難しいわね』
咲夜『何か少し耳に違和感があるわ』
一方通行「________そォ言う事か」
魔理沙、霊夢、咲夜『『『えっ?』』』
一方通行は渡された意味を直ぐに察した。
でも魔理沙と霊夢、咲夜は耳に着けた謎の物体から遠くに居る筈の声を聞き驚く。
霊夢『えっ……と。私の声聞こえるの?』
魔理沙『お、おう…………』
咲夜『私も聞こえるわ』
一方通行「オマエら。未知の装置に混乱してると思うがまずは俺の話を聞け。多分、紫はこの通信機を使って遠い所からでも話が出来るようにしたンじゃねェか」
霊夢『何でそんな事を……?』
咲夜『理由は簡単よ。遠い所からでも話が出来れば、状況報告や会議が出来るでしょ』
魔理沙『そうか!それは凄い便利だな!』
一方通行「っつゥ訳だ。何か異常とかが起きたら報告しやがれ、分かったなァ」
霊夢、咲夜、魔理沙『『『了解』』』『だぜ』
一方通行「………で。来たか、第二ウエーブ」
地震が起きたように地面が振動する。
多分、超大人数の暴走者が里に向かって走って来てるのだろう。だが、この第二ウエーブには。
何と空を飛べる妖怪も混ざっていた。
だから次は空と地。二つを意識して戦わなくてはいけない。
それを四人は空と地から迫り来る暴走者を見て、理解した。
一方通行「________オマエらにもアイツら同様、天国への片道切符をプレゼントしてやるよォォォ!!!」
また、表で里を守護する者達は。
暴走者達、数万と衝突した。
所々から爆発が響き渡り、地響きが起こる。
多分皆、壮絶な闘いを繰り広げてるのだろう。
しかし、この防衛戦が始まって十分。
魔理沙「…………っ…………は……っ!!」
空を飛び回り上から弾幕を降り注がせ暴走者を倒してたら自分の正面から黒い弾幕が飛んできて、それと衝突してしまった。
空中で黒い爆発煙が起き、その中から魔理沙は箒と共に追い出され里内に打ち付けられたように落ちる。
魔理沙「……………………、や、ヤバい!暴走者達が!!!!」
軽く意識を失ってたが、意識を取り戻し転がってた体の上半身を起き上がらせる。
でも、もう遅い。
騒々しい音を立てながら数多くの暴走者が里に入って来てると魔理沙は気付いた。
ヤバイ、ヤバイ、ヤバイ、ヤバイ。
自分の過ちを責めて責めて責めまくりたいがそんな時間は無い。
魔理沙「ともかく連絡を_______」
耳に着けてる通信機に手を当て話そうとした瞬間
「ゥゥゥゥゥウウウウウウウァァアアアアアアアアア!!!」
一匹の暴走者が襲い掛かってきた。
実は魔理沙はさっきの攻撃で足を痛めていた。だから立ち上がる事が出来ないのだ。
でも、それでも。諦めない。
指をピストルのように構えてその前に黄色く光る弾幕を出現させ、暴走者に向ける。
だが
魔理沙「……え?」
襲い掛かってきた暴走者の首が、まるで斜めの
首から大量の血を吹き顔を失った暴走者は膝から崩れ、ただの肉の塊と化した。
そして魔理沙は暴走者を倒したであろう宙に浮く、剣を持った人形を発見する。
「危なかったわね……、魔理沙」
魔理沙「________アリス!」
声のした方向へ向く。すると
優しく微笑みながら自分が信頼する存在。
アリスが複数の戦闘人形を操り、立っていた。
魔理沙「……グットタイミングだったぜ」
アリス「それは良かったわ」
笑いながら手を差しのべると、魔理沙はその手を掴み立ち上がる。
魔理沙「
足に痛みを感じたが、堪える。
そして、チラっとアリスの操る人形を見ると返り血を浴びていて怖かった。
まるでホラー小説に出てくる殺人人形ぐらいに。
魔理沙「あー…悪い。守りを崩しちまったぜ」
霊夢『えぇ!?何やってんのよ魔理沙!!』
咲夜『そう怒らないの霊夢。まずは魔理沙の心配をしなさい』
霊夢『心配しなくて大丈夫よ。どうせピンピンしてるわ』
一方通行『ンな事言ってる暇はねェ。オイ、魔理沙』
魔理沙「な……何だ?」
イヤホンから聞こえる音で皆が闘ってる事を理解した。
そして魔理沙は緊張しながら返事をする。
一方通行『別に俺はオマエを責めねェ。俺は最初からあのまま守りを崩されねェと思ってなかったからなァ』
魔理沙「そうか……」
一方通行『ンで。オマエはどォする。妖怪どもを力尽くで押し返すか、それとも逃げながら防衛すンのか』
魔理沙「選択しになってないぜ、それ。私の答えはたった一つ_____」
ニッ、と楽しそうに笑い
魔理沙「妖怪どもを力尽くで押し返す……だ!」
一方通行『ハッ……イイ答えだ。っつゥ事だ、霊夢、咲夜、魔理沙。また何か異変とかが起きたら連絡しろ』
霊夢『分かったわ』
咲夜『覚えとくわね』
魔理沙「おう」
結構ピンチだが、魔理沙は笑っていた。
しかしその様子を見てたこの場に居る人物、アリスが
アリス「ねえ……一人で何喋ってるの?」
ちょっと困惑してそうな表情を浮かべながら質問する。
魔理沙「ん?ああ…一人で喋ってんじゃ無いんだぜ」
トントン、と。耳に装着している通信機を指先で叩き
魔理沙「仕組みは分からないが、この機械の御掛げで遠く離れた人と話す事ができるんだ」
アリス「へぇ~…それは便利なアイテムね」
魔理沙「だろ!黙って持って帰ってやるんだぁ♪これ」
アリス「…………(盗む気なのね、魔理沙……)」
悠長に話す時間なんてものが無い時に、話してれば暴走者が物を破壊し暴れ回るだけだ。
それに気付いた二人は直ぐに目の色を変え暴走者撃退に向かう。
その後は何とも言えぬ攻防。
里の中を飛び回り魔理沙は弾幕を降り注がせる。そしてアリスは操る戦闘人形で暴走者を切り裂く。
すると地には赤い血が雨上がりの水溜まりのように所々にあった。
だが、これは里内だけの話ではない。
一方通行、霊夢、咲夜が戦ってる場所でも血が水溜まりのように其処らにあった。
その血の水溜まりを一方通行は踏みつけ、林のなかを高速で移動する。
一方通行「………!……、あァ?」
何者かを発見した一方通行は、ガガァァァァァ!!と移動速度を両足を地面に着けて落とし止まった。
見えた者は今、里に向かって来て居る暴走者よりも5倍も図体が大きい暴走者だった。
一方通行「何だァ……中ボスかァ?」
図体が大きい暴走者と7メートル離れた場所から笑いながら話す。そしたら
一方通行「あァ?」
首をバッ!!と此方に向いた。
そして、次の瞬間
もう一方通行の目の前に図体のデカい暴走者が居た。
一方通行「_________あン?」
特に驚きはしなかったが一方通行は目の前の図体のデカい暴走者を睨む。
しかし見えたのは顔ではない。
見えたのは、自分目掛けて振り下ろす拳だった。
一方通行「……コイツ」
振り下ろされた拳は一方通行の反射膜と打つかる。
そう、直ぐに反射出来なかったのだ。
とりあえず一方通行は後方へ跳躍し距離をとった
一方通行(多分、この野郎萃香と同等。いやそれ以上のパワー持ってやがる)
自分の反射を唯一、力業で貫いた萃香を頭によぎらせながら考える。
でも
一方通行「チッ」
そんな時間はなかった。
巨大な暴走者が絶叫しながらもう一度殴り掛かってくる。
一方通行はそれに答えるかのように巨大な暴走者目掛けて拳を飛ばす。
そして二つの拳が打つかる。
一方通行「________飛べ」
低い声でそう言い放つと暴走者はまるで流れ星のように空、斜め上に吹っ飛んでいった。
一方通行「チッ……」
少し、手に痛みを感じてチラッと見てみると巨大な暴走者の拳を殴った自分の拳に、擦り傷が出来ていた。
一方通行「少し面倒だったが、俺の敵じゃねェな。しかし、あの暴走者。一体だけとは限らねェ」
もしも、そう、もしも。
あの巨大な暴走者が多く居たら…………
一方通行が考えてると、ザザ!と通信機から音がする。
霊夢『一方通行!!ごめん此方も暴走者通しちゃった!』
咲夜『私も暴走者に押されて……』
一方通行「…………分かった、作戦変更だ。霊夢、咲夜。オマエらは同様外から来る暴走者を撃退だ」
霊夢、咲夜『『了解』』
一方通行「そして魔理沙と俺で里内の暴走者を叩く」
魔理沙『了解だぜ!』
そして、プツン。と通信機が切れる。
一方通行「ったく、面倒くせェなァ」
地面を踏みつけ、宙に飛び背に四つの竜巻を生成して里に向かって飛んでいく。
一方通行「…………」
直ぐに里の上に着いた。
空から里を眺めるといつもの人里の影はなく。
地が血に汚れた戦場となっていた。
一方通行は、すっと地面に着地して周りを見ると
「ギャァァシャァァァァァァ!!!」
バカな暴走者が一方通行に向かって襲い掛かってくる。
だが、その暴走者が来るや否や一方通行はその暴走者の頭を指一本で弾き、ぶっ飛ばした。
一方通行「チッ、クソったれ」
居た。また居た。"ヤツ"が。
一方通行が居る通りに巨大な暴走者を発見。
すると、その巨大な暴走者が一方通行を見ると「アアアアアアアアアアアアアアアアアッッッ!!!」っと叫び突進してきた。
一方通行はまた吹っ飛ばしてやろうとし、拳を握る。
しかし
「ふふっ……大人気ね。一方通行」
一方通行「あァ?オマエ……」
巨大な暴走者よりも先に自分の目の前に癖のある緑の髪に真紅の瞳。そして手に日傘を持っていた女性がいた。
だが、その女性は巨大な暴走者が凄いスピードで来たがたった一撃。
日傘ひと振りで撃退した。
一方通行「俺に助けなンていらねェぞ、幽香」
幽香「助けたつもりは無いわ。そうね……暇潰しに殺っただけよ」
一方通行「そォかい。オイ、暇なら手を貸せ」
幽香「いいわよ。貴方の頼みだし」
幽香は笑って日傘をさした。
一方通行「即答かよ。まァイイ…ならこの里内に居る暴れてるヤツを倒せ。だが協力者はやンなよ」
幽香「協力者?」
一方通行「あァ。どォせオマエの知り合いだ、見たら分かンだろ」
そんな台詞を吐き、一方通行は里の外へ飛んで行ってしまった。
一方通行が飛んで行った方向を幽香は見つめ
幽香「もう少しぐらい、話たかったわね……」////
頬を赤く染めて呟いていた。
が、空気の読めない暴走者が来ると日傘を閉じて暴走者をゴミをみる目で見て貫く。
もう幽香の乙女タイムは終了です。
これからの幽香は真紅の瞳を輝かせ口先を引き上げた
幽香「さて、この里に真っ赤なお花。咲かせましょう」
バケモノと化す。
もう時間が経ったのかすら分からぬ程、一方通行達は戦い続けた。
しかし魔理沙の通信機が壊れたり、咲夜は右腕を負傷し、暴走者の数が倍になったりなどなど
それはもう面倒が時間が進むたび増えてく一方だった。
そんななか皆必死に戦うが限界がくる。
咲夜『…ごめん……なさい、もう…………』
霊夢『咲夜!?_____っ!!こんのぉぉぉ!!』
一方通行「……、」
耳に着けてる通信機からピンチな声が、そして里内からは暴走者達の雄叫びが聞こえた。
初めはそんな仲間が居なかっけど、少しずつではあるが仲間の数が増えた。
しかしだからどうした。
現状は最悪。絶望的な状況だ。
そんななか一方通行は林で何もせず無表情で突っ立ってるだけだった。
一方通行「ハッ……俺には何かを守る事なンて出来ねェってかァ?」
静かに笑いながら呟く。
すると一方通行に気付いた暴走者が突進してくる
が、
一方通行「……______ふざっけンじゃねェぞォォ!!!クソったれがァァァァァァァァあああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」
怒りに満ちた声で叫び無意識で地を割り周りを吹き飛ばす。
そして、一方通行は里の上。上空に向かって飛んで行った。
移動速度は新幹線何てよりも速かった。
たがら直ぐ里の上空へ到達する。
一方通行「ォォォォォォォォオオオオオオオオオオオオオオオオオおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
必死に暴走者と戦ってる霊夢達、そして暴走者ですら動きを止め大きな声をした方へ向く。
見えたのは
一方通行が自分で封印した
何もかもを飲み込みそうな
この幻想郷を簡単に破壊する
真っ黒で、まるで悪魔のような化け物のような
二本の噴射に近い黒い翼。
霊夢「何よ………あれ……………」
暴走者達に流され里の中にいた霊夢は上空に居る一方通行を驚愕した目で見る。
違う、あれは違う。あの時見た美しい白い翼ではない。
だから霊夢は黒い翼に恐怖を覚えた。
すると
魔理沙「まあ最初見たらそんな反応だろな」
霊夢「魔理沙……」
隣に今来た友に顔を向ける。
魔理沙「ビビる事はないぜ霊夢。あの状態になった一方通行は無敵だぜ」
笑いながら上空にいる一方通行を見る。
霊夢「そう……でもあの黒い翼、何か嫌だわ。それに私が見た翼とは違う」
霊夢はまた、上空に居る一方通行に向く。
魔理沙「ん?違う?____」
霊夢の言葉に疑問を感じ質問しようとした次の瞬間。
一方通行「アアアアアアアアアあああああああああああああああああああああああああ!!!!!」
空間を揺らす程の絶叫が響き渡る。
一方通行は背中に生えた真っ黒な翼を何十、何百、と増やしそれを一気に空から叩き付ける。その時、耳に着けてた通信機が取れ黒い翼に当たり粉々に粉砕した。
そして真っ黒な翼は避ける事すら不可能な速度で暴走者達全てを貫き、暴走者全員の命を奪った。
たった一瞬。たった一撃。
そう言うしか言葉が見つからない程の出来事。
霊夢「………………」
魔理沙「あ~あ、結局一方通行一人で終わらせやがったぜ。なあ霊夢」
霊夢「そ…そうね」
冷や汗をかきながらそう返すと
紫『霊夢!魔理沙!咲夜!』
霊夢「紫!?」
通信機から紫の声がした。
紫『貴方達の状況は理解してるわ。だから、だから!今すぐ一方通行を無力化しなさい!早く!』
霊夢「急に何よ紫。それに一方通行を無力化なんて」
咲夜『説明ぐらいして欲しいわね』
魔理沙「何だ?何だ?紫と話してるのか霊夢?」
霊夢と咲夜は紫と話してるが魔理沙は通信機が壊れてしまい何を話してるのかさっぱり分からなかった。
紫『そんな時間は無いの!早く一方通行を無力化しなさい!じゃないと幻想郷が彼一人に壊されるわよ!』
霊夢「えっ………」
魔理沙「どうしたんだ?霊夢」
霊夢「今すぐ一方通行を無力化しなきゃ、幻想郷が壊されるって………」
魔理沙「はあ!?何言ってんだ霊夢!一方通行がそんな事_______」
「何か」を感じた、背筋に寒気が走った。
それは恐怖と言う一言では表せないほどの
霊夢「……!?」
魔理沙「____する訳………」
二人が、いや皆が見たのは一方通行の背中にある黒い翼が荒れ狂う姿だった。
その時、霊夢、魔理沙、咲夜は紫の言葉を理解した。
一方通行を無力化しなきゃ本当に幻想郷が壊されるって。
魔理沙「や、やるしかないぜ霊夢。紫は信用できないヤツたが今回だけは信用しなきゃ本当に………」
霊夢「待って魔理沙!!」
震えながらも魔理沙は箒に跨がろうとした。
しかし、霊夢に腕を掴まれ動きを止めた。
魔理沙「何だ霊夢?」
霊夢「一方通行の様子が………」
魔理沙「えっ?」
二人は一方通行へ視線を向けると
必死に黒い翼と抑えてる一方通行の姿を目にする。
そして一方通行は少しだけ残った意識で黒い翼を操り自分を囲むように黒い翼を操作した。
結果、出来たのは真っ黒な翼で出来た球体。
それが上空で制止している。
霊夢「どうやら私達がやるよりも一方通行が自分自信でやったみたいね」
魔理沙「しかし、何で紫は一方通行を無力化しろなんて言ったんだろうな」
霊夢「見て分からなかったの?一方通行、暴走しかけてたじゃない」
魔理沙「何!?まさか一方通行は暴走者なのか!?」
霊夢「あー……後でゆっくりバカなアンタに説明してあげるわよ」
魔理沙「ちょっ!!バカって何だよ霊夢!!」
あはははは、と笑う霊夢につられて魔理沙も笑う。
一応ではあるが騒動が解決したのだ。
その解放感からか、自然と笑みが溢れる。
そう、終わったんだ。何が正義て何が悪か分からぬままただひたすらに暴走した妖怪を倒す地獄のような事が。
と考えてた者は戦った者達のなかに何人かは居ただろう。
しかし、闇は広がる。悲劇は更なる悲劇へ。
魔理沙「全くお前とゆうやつは………、っ!!?」
霊夢「どうしたの?魔理沙」
はははははははは、と笑ってた魔理沙の表情は笑みとかけ離れた驚愕した表情へ変化していた。
魔理沙「………あは、アハハハハハハハハハハハハハハハハハハっ!!!」
霊夢「っ!?」
まるで狂ったように腹を抱えて笑う魔理沙。
霊夢「ど、どうしたの!?魔理沙!?」
魔理沙「無いぜ!!それは無いぜ!!」
霊夢「ん?」
笑い過ぎて震える指を空。斜め上に魔理沙が向ける。
そして霊夢はその差された方向へ向くと
霊夢「へ……何で_____」
目にはいった景色は黒。いや闇だ。
この里を覆いこみそうな程大きい黒いゲート。
そのゲートを霊夢は知ってる、魔理沙は知ってる。
知り合い達は皆知っている。
とっても有名だからだ。
霊夢「_______魔界のゲートが里の上空に出現してるの………?」
つー、と頬に汗が流れる。
魔理沙「な、言ったろ。それは無いって」
霊夢「…魔理沙」
魔理沙「どうやらそう簡単に終わらしてはくれないらしいぜ、この異変」
フッ、と口先を上げ笑う。
魔理沙「それに見ろよあれ」
霊夢「どれ…?」
顎で指された方へ見ると
黒く大きな魔界のゲートの中心に、まるで一輪の花が咲いたように白い翼を六枚生やし肩口がゆったりした赤いローブを着用した白銀色の髪の左上でサイドテールの神。いや唯一神の
アリス「(あの姿………やっぱり……)」
幽香「あら、懐かしいお客さんね」
昔、神綺と出会った事がある二人は昔の事を思い出しながら見ていた。
そしてその唯一神の神綺は
神綺「さあ、お行きなさい。愚かしき人間に罰を与えるために」
両腕を大きく広げて言う。
すると呼ばれたようにゲートからは妖怪や悪魔が出現する。
それを眺めてた霊夢達は次の戦いのため身構えた。
しかしもう皆体はへとへと、体力もない。それに負傷だってしている。
でも、やるしか無いんだ。だって自分達以外にやれる人が居ないのだから。
魔理沙「霊夢……やるぜ」
箒を横に突き立て覚悟を決める。
霊夢「言われなくともやるわよ。魔理沙、アンタはヤバくなったら逃げなさい。私はせめてあのゲートの真ん中に居る神様を道連れにするから」
魔理沙「その必要は無いぜ。二人であの神をやるんだ」
霊夢「魔理沙………、フッ……分かったわ足引っ張んないでよ!」
魔理沙「お前がな!霊夢!」
そしてゲートから流れ出てきた妖怪と悪魔が里に降り立つ。
「くうぅぅウウウウウウウウウウアアアアアアアアア!!!!!」
魔理沙「来たぜ!」
霊夢「分かってるわよ!!」
叫び襲い掛かって来た妖怪の後ろに、悪魔も向かって来てた。
妖怪と悪魔に襲い掛かれてるのは別に霊夢達だけの話ではない。皆。そう皆が襲い掛かれている。所々負傷してるのに体力も残りわずかしか無いのに。
里が本当の戦場と化した一方、一方通行はと言うと
自分が暴走して外に出ないように自分を封印した黒い翼で出来た黒い球体の中で意識を失った状態で無気力のように宙に浮いていた
とある夢を見ながら
どうでした?今回の話は?
ラストに意外なキャラが登場した………
と、思った人も居たのでしょうか?
それはさておき、この物語では東方の旧作とのストーリーは繋がってる事にしてあります。
しかし、霊夢と魔理沙は旧作での出来事の記憶は失っております。
けどアリスと幽香は覚えてます。だけど、あえて昔の事は言わない。的な事を二人は思っています。
本当は神綺様にはこの物語の最後の最後に出て来る予定でしたが………………
私が我慢出来ず、二章で出しちゃった☆(テヘッ☆
だって旧作の人物が揃っちゃったんだもん!
さぁてと、とりあえずふざけるのはここまでにします。
良い所でまた終わらせてしまい、投稿が遅くなってしまい。
誠に申し訳ございません。
また投稿に時間が空いてしまいますが次の話をまた待って、そして見てくれたら私はとても嬉しいです。
そう!この小説で一方通行のファンを!東方ファンを増やすのだ!!
と、言っても自分…東方はにわかですけどね(フッ‥