Fate/Others Order 残されし世界の記憶   作:生姜ねる

1 / 6
The end isn't seen…

 「…了解しました。それでは始めます。」

 

マシュが盾を地面に置き離れる、すると、周囲が光り、景色が変化し始める。

あの炎に包まれた場所から、段々と、青い光の筋が幾つも宙に走る不思議な空間になっていく。

 

「これは…カルデアにあった召喚実験場と同じ…」

 

召喚実験場…どのような場所なのだろうか…

英霊を召喚する実験…ということなんだろうか。

聞いてみようとも思ったが、所長はドクターと通信し状況確認をしている、

マシュも話を聞いているようなので、自分も聞く。

 

 他のマスター候補の事、現在のカルデアの状況の事。

現在レイシフトによる帰還が困難な事、多くの情報を得た。

話を纏めると、今回のレイシフトにはこの場に居る自分とマシュ、所長の三人で特異点の調査を行い、

この時代、場所が特異点となった原因を発見し、後にカルデアから改めて第二陣を送り対処するようだ。

ドクターとの通信を終了し、召喚の準備に移る。

 

カルデアから送られた聖晶石を受け取る。詳しくは分からないが、召喚に必要な魔力等を補い、また英霊の'座'や魔術的概念に干渉し、形作る為の物だそうだ。

 

「いい?貴方は聖晶石を触媒の上に置くだけでいいの、後はカルデアの

システムが自動で行ってくれるわ。」

 

 所長に促され、聖晶石を置く。どれもが同じ虹色だが、周囲の青い光を浴びて、キラキラと光り輝いている。それを少し眺めた後、触媒に歩み寄り、ゆっくりと聖晶石を置いた。

 

「…召喚が始まるわ。離れて」

 

 所長に促され、距離を取る、すると神秘的な事が起こり始める。

 聖晶石が触媒に溶け込むように消えると、触媒の上に魔法陣が浮き出て、そこからは眩い閃光が辺りへと飛び散っている。魔法陣の上にあった光の輪が広がったかと思えば、に3つの輪が浮かび上がり、1点に収縮した。

 あまりの光量に目を閉じてしまいたくなったが、その光を見つめ続ける。やがて光が収まると、その場には一人の男がいた。

 

「セイバー、ジークフリート。召喚に応じ参上した。命令を」

 

 男はとても大柄で、白髪だった、胸にはなにか紋章のようなものが光っていて、右手には剣を携えている。少し猫背になっているが、とても温厚そうで、優しい目をしていた。

 

「ジークフリート…。ニーベルンゲンの歌に謳『え…』われる英雄、聖剣バルムンクを手に『た…星』邪竜ファヴニール『じゃ…』を打倒した“竜殺し”ね…。彼が居るならなら今回の調査ももっと楽にーーー」

 

 所長がジークフリートについて解説している最中、何か、声…のようなものが聞こえた、周囲を見回しても、自分達以外には誰もいない。

 

「先輩、どうかされましたか?」

 

辺りをキョロキョロ見ていた自分が気になったのか、マシュが声を掛けてくれた、マシュには何も聞こえてないようだ。自分の気のせいだと思い、大丈夫だと伝えようとした週間、声のようものが大きくなった。

 

 『全然出ないじゃん!☆5鯖!これ確率低すぎでしょー。』

 

外からではなく、内側から声が聞こえてくるようで、脳内に直接響いてくる感覚。

 

  『うーん、コレ、あと何回やったら☆5出るの…辛いわー』

 

何を言っているのか全く分からない…これは…?

 

  『まあ…出るまでやるしかないか…仕方ない、せっかく来たすまないさんには申し訳ないけど、仕方ないか。』

 

誰だ…何を言っているん『ポチポチっと。』

 

 次の瞬間、意識が途切れた。

 

 

 




 冒頭の謎の声は…彼女です()
ちょっと強引…だけど…まあ…
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。